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いま書いている小説につき、誰がどこでどれだけの嘘をついているか一覧表を作っている。こんがらがった。君らは嘘をつかないで生きて行ければいいなとは思わないのか、と痛切に思っている。
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今月25日発売の「小説 野性時代」にて、デビュー二十周年と直木賞受賞を記念して、特集を組んで頂きました。宮内悠介さんと、お互いの新刊を軸にした対談をしています。また、『ボトルネック』や『満願』などを本にして下さった編集者である新井久幸さんが、思い出を綴って下さいました。
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『オール讀物』に「ねむけ」という短編を書いて、推理を楽しんで頂ければと思っていたので、誰か看破した方がいらっしゃるかなと思って「ねむけ」で検索した。ねむい方々が検出された。ううむと思って「オール ねむけ」で検索した。オール(徹夜)したのでねむい方々が検出された。
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私は主に、下記の出版社と順番にお仕事をしています。
集英社 〈図書委員〉など
文春 『インシテミル』など
東京創元社 〈小市民〉、『折れた竜骨』『王とサーカス』など
KADOKAWA 〈古典部〉、『黒牢城』
新潮社 『満願』『儚い羊たちの祝宴』など
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兵士たちが抱き合って戦争の終わりを祝っていないか期待してテレビをつける21世紀
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と、投稿したい……。 twitter.com/kaku_yomu/stat…
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来年はKADOKAWAさんから『有岡城事件』、集英社さんから『栞と毒の季節』の、長編二編の刊行を予定しています。題名は仮題です。そのほか、短編もいろいろ書ければと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
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確認のため自著を読んでいたらぽろぽろと涙がこぼれたので馬鹿なこんなことは今までなかったと思いながら別件の契約書を確認し始めたところぽろぽろと涙がこぼれたのでなるほどと思って目薬を差した。
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wikipediaは便利だし楽しくはあるけれど、信頼性は「飲み屋で隣の席の人が言ってた」レベルである。飲み屋の隣の席の人が世界的権威で学問的検証に耐えうる話をしていた可能性もあるけれど、ただの思い込みとか時代遅れの説とか、作り話である可能性も相当に高い。仕事には使えないと思った方がいい。
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「2022本格ミステリ・ベスト10」(原書房)において、拙著『黒牢城』(KADOKAWA)が第一位となりました。ありがとうございます。「よもや」の思いでいっぱいです。
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スマートフォンでメッセージを「書く」という表記でいいのかと迷い、やはりそれは「入力する」「記入する」であって「書く」ではないのでは……と考え、ところでその考えに従うといま私がPCでやっている作業も小説を「書く」とは言えなくなると気づいたので、この迷いは箱に入れて川に流すことにした。
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おんがくこうろん、いい番組だった……。歴史として知っていることはあっても、それが自分の中で音楽という文化と有機的に結びついていなかった。外部からの知識が火花になって世界が広がるのは、いつだってたまらなく楽しい。
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『本と鍵の季節』が集英社文庫に入りました。「ナツイチ」フェアの一環として、収録短編の「913」を声優の小野賢章さんに朗読して頂きました。前半は下記URLから、後半は「ナツイチ」対象帯(画像参照)にある二次元バーコードからアクセスできます。どうぞよろしくです。
bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/yoma…
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コミカライズ『氷菓』の特別配信を読んだ。おお……誕生日にビアスを読んで萩原朔太郎を引用する寝ぐせ折木だ……。
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「コミカライズ、えげつないオリジナルシーンを入れて来たな……どうしてここまで……」→(原作を確認する)→「そう書いてたわ」
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思えば、私がミステリに触れた本当の最初は、小学生の頃に遊んだファミコンソフト「西村京太郎ミステリー ブルートレイン殺人事件」と「山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件」だったかもしれません。
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第22回本格ミステリ大賞の小説部門に、『黒牢城』(KADOKAWA)がノミネートされました。
また、評論・研究部門には『米澤屋書店』(文藝春秋)がノミネートされました。
選んでくださった方々にお礼申し上げます。
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私「打ち合わせまであと6分……3分でカップラーメンを作って……いける!」
カップラーメン「こだわり仕上げ 熱湯5分」
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反響に驚いています。今年の刊行情報も角川書店さんとのお仕事の見通しも年末のミステリランキング各誌に書いたので、お知らせ済みだと思っていました……。雑誌での告知とネット上の告知は別物だとわかっていたつもりですが、完全にはわかっていなかったのかもしれません。
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30枚で書くつもりだった原稿が、このまま進めると280枚になることがわかった。
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『Iの悲劇』が文春文庫で文庫化されました。無人の集落再生を任とする「甦り課」、その奮闘と苦闘は報われるのか。人がそこに住むとは、どういうことなのか。なんと篠田節子先生が解説を寄せてくださいました。ユーモラスなミステリ連作短編集、お楽しみ頂けますように。
books.bunshun.jp/ud/book/num/97…
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仕事納めが終わりましたので、正月を待つばかりですね。へへ……この日を期して、読みたい本はいろいろ選んであるんですよ。仕事始めの4日までは、のんびり楽しむことにいたします。
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はっはっは、どこへ行こうというのかね(乗るバスを間違えた)(どこ行くんだこれ)。