人間というのは、どんなに外見が端正で美しくとも、内側には様々な不浄をはらみ、まるで一塊の糞に色付けをしたようなもの。仮初に絹や綾を着せたようなものである。 見目麗しい女性が腐って朽ち果てていく様子。
さっきカフェでおっちゃんに机に置いてた春画関連書籍がバレて「恋人は?デートする?」とメアド交換要求されたが、色恋に興味がないし、教えないと伝えたら「春画見てるのに興味ないの?笑」と笑われた。「自分の性の内面と学びたいことはリンクしていないので。」と言ったがちゃんと伝わったかな。
地獄をなんだと思ってるんですか
もう引退してしまった春画の研究者の方に、「春画はもともと明るいところで眺めるというより、ぼんやりとした行灯の光のなかで眺めていたから、木版の彫りが立体的に見えたり、より艶めいて見えた」と言われ、やってみると、なるほどこりゃ心の内に秘めた火が点されますね。
たまにコラムの依頼で使用画像の条件に「性表現NG」が提示されるのですが、わたしを誰だと思ってるんですか。
歌川国貞が描いた『色日記』における様々な女陰。これらは何も国貞独自の描くときのルールではなく、長い江戸期の艶本カルチャーのなかで、絵師と読者間における暗黙のルールのような中で描き分けをしてきたもの。修正義務のなかった江戸期だからこそ発達した性器の表現なのです。
すごい!!潮吹きの春画初めて見た! 嬉しい!!笑 潮吹きの表現は江戸期からあったんだ!
陰門見八化異之図(ぼぼみはっけいのず) 近江八景をもじり、立ててみたり上から見てみたり、後ろから見てみたりと様々な角度の陰門を各土地に見立てている。 女性器のふっくらとした見た目やカーブを使い、性器がアートと化している。
天保10年刊行の春本の陰毛と髪の生え際のアップ。1ミリ以下の細さで彫っていく。 これが木版なんだから当時の彫り師がどれほど高度な技術を持っていたか分かりますね。彫り師すごい。
江戸期の月水に関する書物を可能な限り読み漁って来たのですが、「生理痛はない」「生理中のほうが元気」「便所で経血を排出できた」ことが読み取れる史料を一冊も見たことがありません。 よろしければ教えて下さい。 twitter.com/michiko_no8/st…
河鍋暁斎の下絵もすごいっすよ。
「惚れた相手を夢に見るようじゃまだ本気の恋ではない。実の恋に触れたら眠れなくなるのだから。」 と良いこと書いてるが挿絵が強すぎて打ち消されてる。
おちんで書かれた「京」の字。
女性が寝てるとこに裸で夜這いに来て、ブチ切れられて枕でぶたれて屁が止まらない修羅場。
「おちんが上手く描けない〜」って人は、「のしこし山」と書けば誰でも上手におちんを描けることを学ぶ日曜日の夜。
『武蔵野』佐多芳郎 筆
江戸期の治療困難レベルの包茎図。 (『彩色奇患之図』(天保9年)「医聖華岡青洲の偉業」111頁)
こちらは浄瑠璃の名作「仮名手本 忠臣蔵(かなでほん ちゅうしんぐら)」を当世風に見立て艶本化したものです。猫大好き国芳の押印は猫がちゅうしてますね。徹底しています笑
浮気性の旦那のおちんに「此ぬし」と書いています。もし旦那が他の女と交わろうとしたら、このおちんは私の物よ、と他の女たちに知らしめることができるから。 旦那は「これはすごい知恵だの」と感心。「あんたのような浮気者は安心して外に出せないからね」と浮気封じをする光景です。
逢うたその日の心になって、 逢わぬその日も暮らしたい
妻と離れて暮らす夫が、愛する妻を想って人形師に制作を依頼したラブドールに魂が宿り、人形が夫を次第に衰弱させていく江戸前期の物語を紹介します。 1687年刊行の『色道大鼓』という浮世草子に載っています。
キンタマを傘にしてる可愛い子いた。
春本を見て顔を真っ赤にする皮が半分剥けの男の子。 「そんなんじゃ これから女に惚れられたときに困るよ!わたしにいい考えがある!」と言って、お尻と女陰に目をつけてベロベロバ〜〜!!!! 少年「うわ〜!口から蜜が流れている〜〜!!!」(一物がムクリ)
夫の勃たなくなったおちんを握りしめて泣く妻。春画でこの様な悲壮な光景は珍しいと思い書入れを読んでみた。 夫は腎水(精液)を使い果たし、虚弱になってしまい「あなたがこうなったのは私がセックスを好きすぎるから、これ以上すると死ぬと思ったけど止められず」と妻が嘆いている 大英博物館所蔵
春画を見て「可愛い」って思うの、変じゃないよね。