鷹見一幸(@takamikazuyuki)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「薬剤師なんて、薬を袋に入れるだけで誰でもできる」という言葉がTLに流れてきたが、 『○○なんて、あんな仕事、△△するだけで、誰でもできる』  という構文を使う人間を色々見てきたが、その中で、敬意を抱ける間は、ただ一人としていなかった。人間の底が見える言葉だと思う
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前職で「警察が取り締まらないから、我々が警察に成り代わって取り締まるんだ」みたいなことを、胸を張っておっしゃる方を何度も扱ってきた。「法に基づかない有形力の行使は犯罪ですので、あなたは犯罪者です」と言うと、ほとんどの人は逆ギレした。正義の根拠は個人の中にあるわけではない。
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アイルランドの伝承には 若い女性の姿の妖精「リャナン・シー」 猫の姿の妖精「ケット・シー」  スコットランドの伝承には 子牛ほどの大きさの犬の妖精「クー・シー」  千葉県の伝承には 奇声を発する運動能力に長けた梨の妖精「フナッ・シー」  が、それぞれ登場する。
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ドラッグストアの店員を怒鳴るクレーマーなどに関して「彼らは不安なのだから仕方ない」「不安を解消させない国が悪い」みたいな論調で矛先を変な方向に向けたがる人もいるが、基本的なことを言っておくと 『理由と免罪符は別物』理由をいくら並べ立てても、それで許されることにはならない。
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前職で「弁護士」の方々と、様々な場所と状況でお話と対応をしてきた経験から言うと。 「友人の弁護士を連れてくるからな」という時は、怖くない。 「お金を出して、ちゃんとした弁護士を雇います」という時が怖い。
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キャラクターの人名のネタに使っている古いイギリスの紳士録を見ていたら「アーカン・モーネル」という名前の人物が出てきた。19世紀の実務家の官僚らしいが、きっと徹夜続きだったんだと思う。
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知り合いに、夫が海外に単身赴任になって時間ができたので、農業をやってみようと思いたち、実家である飲食店の廃棄物を堆肥にするための、生ゴミ処理機を何台かまとめて買ったら「あそこの家の旦那さん、最近姿が見えないし、生ゴミ処理機を何台も買ったみたいよ」と近所の噂になった人がいる。
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ウクライナの難民の方が日本に持ち込むペットの狂犬病検疫のシステムについて「冷酷」「愛がない」「ひどい制度だ」「日本は最低」などのコメントを見るにつけ、ゾンビゲームの冒頭で、ペットの犬を店内に入れるためにバリケードを壊して破滅をもたらす婆さんは、リアルなのだと感じ入る。
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「SCP財団を勘違いした人」の話がTLに流れているが、そういう人は昔からいて、上方落語には、仕事一筋で娯楽を知らなかった幸助と言う男が浄瑠璃の演目を実話と思い込み、京都まで仲裁に行く「胴乱の幸助」という演目がある。若い頃からフィクションに触れておくのが大事というのは昔も今も変わらない
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万引きを疑われて呼び止められたら、店の事務室に連れて行かれる前に、その場で110番して、警察官を呼び、警察官立会いの下で、バッグの中身などを検査してもらうと良い。窃盗の事実はなく、すべて相手の錯誤によるものであると警察官の立会で証明できる。信用に関わることなので。
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財務省は、もうすぐ 「一度も使っていないスプリンクラーや備え付けの消火器は無駄だから廃止、経費節減。みんなで気をつけて火災を起こさなければ良いだけの話だ」 みたいなことを言い出すと思う。
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「設定マニア」な人が、筆が進まない理由は、物語を構成するキャラの動きや事件のすべてに「なぜそう動くのか、なぜそうなるのか」を考えないと、気が済まないからだと思う。その「なんでそうなるのか」を書かずにスルーできずに、文章にねじ込もうとするため進まないのだ。自分がそうだからよくわかる
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江戸っ子の「てやんでぃ、べらぼうめ」の、べらぼう、とは、糊を作る時に煮た米を潰す「へら棒」のことで(米を潰す)ことから「穀潰し(無駄飯喰らい)」を意味するが、こういう比喩を入れ、意味がわからずに怪訝な顔をする相手を「そんなことも分からねえ野暮の極み」とさらに罵る二段構造らしい。
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古いアイディアメモを読み返していたら、その中に 『ヤクザと兼業の神職が、対立する組織の事務所を襲撃するときに「カチコミカチコミ申す」と言いながらドアを蹴り倒す』  というのがあった。何を考えていたのだろう五年前の自分。
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TLに「修学旅行と木刀」についての話題が流れてきた。その話と直接の関係はないが「旅行先で刀を買う」というのは、江戸時代からよくある話で、江戸時代の町民は、一本だけならば刀の携帯が許されており、旅行の際は「道中差」と呼ばれる脇差しを一本護身用に持つのが普通だった。(続く
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以前、民間企業の管理職だった、という方とお話したときに、指揮命令系統の概念に関しては、概ね理解していたが、補給兵站に関する概念が抜け落ちている事に気がついた。日本のほとんどの民間企業では、従業員の食事や被服、住居は従業員の裁量なので、それを考える必要がないのだ。
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不退去罪は、その施設(住居)の管理者が「立ち去ってください」と三回警告しても立ち去らなければ、成立します。この時「何月何日、何時何分、一回目の警告を行います。帰ってください」と告げて、時間を記録しておくと、後々役に立ちます。 twitter.com/ammami8/status…
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黒色火薬の作り方をNHKが報じた。というので気になって調べてみたが、材料だけで、燃焼に関する重要な「比率」「混合」「コーニング」などについては報じていないらしい。材料を入手できても混合比率や混合方法などのノウハウが無いと、爆発に至る燃焼速度は得られない。
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「あなたのパソコンがウィルスに侵されている」という存在しない不安を創り出して、人を陥れ、それを回避したければ金を払え。というのは、立派な詐欺だが。「これはマナー違反です」という存在しない不安を創り出して、回避したければ私を講師に雇え。というのも似たようなものだと思う。
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昔に「無償でパンとサーカスを与えられ、政治的無関心に堕した市民によってローマ帝国は滅亡した」みたいなことを書いている本を読んだことがあるが、パンとサーカスを配れる甲斐性があるだけ当時のローマはマシだと思う昨今
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江戸時代、クジラ一頭を獲ると、肉などの収益で七つの浦(集落)が潤うと言われていた。この業態をネタにしたマンガが「空挺ドラゴンズ」だと思うが、大怪獣も新鮮なうちに処理すれば、食えるのではないだろうか。頸動脈と尻尾に切り込を入れて、高圧ポンプで水を送り込み血抜きする「究極の血抜き」
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我が家は私と長男がauで、妻と次男がdokomoという体制を取っている。どちらかがダメになっても通信手段を確保するためだが、これを言うと「無駄の極み」とバカにしてくる人間が結構いた。auの窓口の人には「信じられない」と笑われたが、なにかが起こる可能性がゼロではない以上、それは起こるものだ。
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財務省の「豪雪地帯に住む人間は、雪の降らない場所に移住すればいい」という考え方は 「建設業で食えなくなったらパソコン覚えりゃいい」という言葉に通じるものがあるような気がする。他人の暮らしや人生を、軽く見て、それが正しいと思いこむ傲慢さを隠そうともしない。
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昔、TRPGをやった時、GMが 「君たちが村に入ると、墓場の方から、ゾンビたちのうめき声と、低い歌声が聞こえてきました」  と説明したので、思わず小声で 「ぼーくらはみんな死んでいる~死んでいるけど動くんだ~」  と歌ったら、雰囲気を壊すなとGMに怒られたことを、突発的に思い出した。
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青森県の田舎館駅近くに色違いの稲を植えて描かれる巨大な「田んぼアート」を見るたびに、広大な畑に、トマトとジャガイモを植えてその微妙な葉の色で絵を描く「ナス科の地上絵」というのをどこかでやってくれないだろうかと思う。