鷹見一幸(@takamikazuyuki)さんの人気ツイート(いいね順)

26
「メルヘン」と「ファンタジー」の違いは、佐藤さとる氏の書いた本にあった「ありっこない、あるわけない、でも、あったらいいな」と思わせるのがメルヘンで「ありっこない、あるわけない、でも、あるかもしれない」と思わせるのがファンタジー(意訳)という分類が、私的にはいちばんしっくりくる。
27
「アニメのせいで、実写映画を作っていた人が排除された」という言説がTLを流れているが、商業作品である以上「収支」のモノサシは必ずついてくる。その昔「マル金マル貧」という本の中に  「主張が大きいと収入は小さくなる。主張と収入は反比例する」という言葉があったのを思い出した。
28
青森県の田舎館駅近くに色違いの稲を植えて描かれる巨大な「田んぼアート」を見るたびに、広大な畑に、トマトとジャガイモを植えてその微妙な葉の色で絵を描く「ナス科の地上絵」というのをどこかでやってくれないだろうかと思う。
29
「薪を燃やしてバーベキューやりたい」みたいなことを言う人がいますが、薪が燃える炎には、樹木の油分が燃える膨大なススが含まれています、その炎で食材を焼けば真っ黒になって、表面だけが焦げ中は生焼けになります。薪は炎を眺める。鍋や鉄板を熱するために使い、食材を焼くのは熾火になった炭で。
30
RT言及<小学生の頃国語の授業で「てふてふが一匹 韃靼海峡を渡って行った」という 安西冬衛の詩について「韃靼海峡というのは作者の心象風景であって、実在しない場所だ」と先生が言った。地図マニアだった私が「実在する海峡の名前です」と答えて、こっぴどく怒られた。こっちは地図帳を持ち出して
31
異世界ファンタジーに「サンドイッチ」のような、単語が成立するまでにそれなりの歴史的蓄積がある一般名詞を使われると萎える。という話は、個人のこだわり。いわば嗜好の範疇なので。「私がそう思う」と表明することには何の問題もないと思う。ただし「だから他人もそう思え」と言い出すと話は別。
32
「女子高生の制服は都市迷彩」という話題がTLを流れている。前職で人通りの多い駅前で事務所の張り込みをしたとき、雲水の托鉢姿で数時間立っていたことがある。昼間の空き巣を現場で抑えるために住宅街で作業服を着て測量の道具を担いでいた盗犯担当の刑事もいた。風景に溶け込める存在は色々ある。
33
少し昔、宇宙戦闘のゲームを考えた時、戦艦をボード上に置く二次元展開ではなく、立体的に展開できる、立方体ヘックス戦を、コンピューターでできないか、と友人に聞いたことがあった。友人曰く「技術的には可能だが、プレイする人間の思考がついていかない。盤面という二次元の呪縛は強力だ」とのこと
34
気がついたら、64歳になっていた。この歳になると、誕生日すらどうでもよくなるのかもしれない。なんというか、最近は、生き続けて小説を書き続けることが「60過ぎてもライトノベル作家って、やっていけるんだよ」という若い人への励ましになるのだと信じてテキストを打っているようなところがある
35
森林火災の現場で、間近でヘリからの放水を経験したことがあるが、落下速度という慣性を与えられた水の圧力は、ものすごい。航空機の場合は速度が乗るので更に効果的。水を撒くのではなく、水で叩き消すのだ。 twitter.com/scottiebateman…
36
料理の量が 「大盛り」 「メガ盛り」 「ギガ盛り」 と段階的に増えていくと、最後に 「メメント・モリ」(死を意識せよ) になるというのは本当だろうか。
37
「マスコミの取材」というのは、法律を凌駕する超法規的正当性がある。と主張する方が、これほど多いとは思わなかった。
38
不退去罪は、その施設(住居)の管理者が「立ち去ってください」と三回警告しても立ち去らなければ、成立します。この時「何月何日、何時何分、一回目の警告を行います。帰ってください」と告げて、時間を記録しておくと、後々役に立ちます。 twitter.com/ammami8/status…
39
百人の兵士を、小隊と分隊に分けて、それぞれに指揮官を置き、情報をまとめて報告させる。などの組織論は、理解していただけたが。例えば百人の兵士を一週間、食わせて生活させる。という話になると、とたんに雲を掴んだような話になる。考えたことがない人、にとってそれは未知の領域の話なのだろう。
40
ツィッターのトレンドに「サイコパス予備軍」というのがあるのを見て、もしかしたらどこかに「サイコパス正規軍」とか「サイコパス戦略空軍」とか「サイコパス緊急展開軍」等があるのかもしれない。などと考える日曜の午前5時
41
修学旅行生が、木刀を買おうとする。という衝動は日本人のDNAの中に「旅行時に護身用の武器を携帯する」や「旅行先で刀を買い求める」という行動習慣が刻み込まれているからなのかもしれない。
42
自分個人の単なる「好き嫌い」を「正誤」に置き換え、さらに「善悪」「合法無法」にまで拡大すして「けしからん、取り締まれ」と言い出す自己中心過大化症の人は、昔から市井に多く存在していたのだけど、SNSがそういう人々に発言の場を与えることで可視化され、軋轢が増えたのだと思う。
43
フィクションで描かれて迷惑、とまでは行かないが、困ったこと、と言えば、前職だった頃「警察手帳は「警察手帳」と表紙に書いてある」と思っている人が結構いたこと。警察手帳は、ドラマ用の小道具で、本物は、警視庁とか、○○県警察、と表示されているのだが「テレビで見たものと違う」と(苦笑
44
炊飯器に、ブロックの豚バラ肉を入れて、そこにひたひたになるくらいに、醤油をドバドバとぶち込み、チューブ入りのにんにくと生姜をこんなに入れても大丈夫か? と不安になるくらいに入れて、日本酒を足して、一回かき混ぜてから保温スィッチを押す。明日の朝には煮豚が出来ている。
45
「タタール海峡」は昔の言い方では「韃靼」、音楽にも「ダッタン人の踊り」というのがあるじゃないか。と主張したのだが、すべて「こじつけだ」。次の日「韃靼海峡」という項目がある、父の古い辞典を持っていったら、床に叩きつけられて「子供らしくしろ」と怒鳴ったあの女教師の顔は今でも覚えている
46
何かあったときに、必要なもの。として作られたり、用意されたものに対して 「○○億円掛けたのに、一度も使わない」 という言葉で論じることの愚かさは、それが津波時の避難場所だったら、と考えてみればいい。緊急工事や設備は施工業者のスケジュールにねじ込むので高価になることも考慮すべき。
47
中世レベルの異世界に、近代技術を移転させて無双。というシチュエーションを「そんなことできるわけがない」という人がいるが、基本的に木工技術しか持っていない技術レベルで、製鉄、造船、蒸気機関などの産業革命後の技術を取り込んで25年ほどで国産化した国が実際にあるのだが。ご存じないらしい。
48
確かに安西冬衛は、実際の韃靼海峡に立って、飛んでいく蝶を見たわけではない。そういう意味では心象風景に違いはない。しかし、北辺の海峡を想像し、凍てついた海を隔てた海峡を一匹の蝶が渡っていく姿で「春」を切り取ろうとしたとき、そこに実在する地名の重さが生きる。地に足がつく。と私は思う。
49
「作家は体験したことしか書けない」というヨタ話がTLに流れているが。私の場合は 「体験したことは守秘義務違反になるので書けない」 ことのほうが多そうだ。
50
RT言及< 「不謹慎、たるんどる、けしからん」 この三つの言葉を口にするヤツは相手にしなくていい。人間の姿をして、人間の言葉を話すが、理性ではなく、自分の感情がすべてに優先する、人間によく似た生き物。