ウィシュマ・サンダマリさんに関わる医療関係・処遇関係の書類等を遺族代理人が求めるも、「行政文書開示請求するように」と言われ、その通り開示請求をしたところ、15万6760円の「開示実施手数料」の請求とともに、送られてきた1万5000以上の書類はほぼ黒塗り。ビデオに続き、どこまで愚弄するのか。
知ってほしい事件。ムスリム女性と3歳の娘さんは、「外人」と詰め寄る男性に通報され、警察官は「おまえ本当に日本語しゃべれねえのか」と女性に発言。さらに、娘さん一人を4人の警察官が聴取。「外人生きている価値ない」など差別言動の男性に、警察は女性の住所などを伝達。 d4p.world/news/12070/
2001年、突然収容されたアフガニスタンの難民申請者が、解放後に顔を出して会見に臨むと、法務省からは、本人たちの銀行口座の残高など、本来の難民該当性とは何ら関係のない個人情報を公開されるなどの嫌がらせがあった。過去記事ですが、児玉晃一弁護士のインタビュー。 d4p.world/news/2905/
取材をせず、テレビを観て記事を書くのであれば、せめて引用部分は正確に書いて下さい。私は「赤木さんの奥さん」という言い方は一切していません。雅子さんのお名前をお伝えしていたはずです。 news.yahoo.co.jp/articles/2e54c…
今朝のサンデーモーニングで、名古屋入管で亡くなったウィシュマさんについての「最終報告」とビデオ開示についてお話をしました。ウィシュマさんが亡くなるまでの2週分の映像を2時間に切り縮め、ご遺族から弁護人を切り離して見せるのではなく、適切な開示と、第三者調査を。 youtube.com/watch?v=GpDsDv…
アウシュビッツでの収容を生き延び、35年間アウシュビッツ・ミュージアムの館長を務めたカジミエシュ・スモレンさんが残した言葉を、改めて思い返す。彼は今を生きる若い世代にこう、語りかけていたそう。「君たちに戦争責任はない。でも、それを繰り返さない責任はある」。 d4p.world/news/6349/
今朝のサンデーモーニングをご覧下さった皆さま、ありがとうございました。番組内で発言の機会がありませんでしたが、張本さんの発言を「蔑視と”受け取られかねない”」ものと表現されたこと、それを女性のキャスターの方が伝える形をとったことは、再発防止にはつながりえないものだと私は考えます。
明日の朝はTBS、サンデーモーニングにお邪魔します。伝えたいことがたくさんある。
DaiGo氏の動画を見てから、この記事を読み返した。自身の「内なる優生思想」に気づいたとき、それが蔓延している社会そのものを変えようとするのか、あくまでも「自分より弱い」と決めつけた相手を排除することで優位性を示していこうとするのか。その選択の重みを考える。 d4p.world/news/2775/
野党議員からのヒアリングで入管側は、ウィシュマさんのビデオを切り縮め、代理人の同席を認めなかった理由として、「特別の人道上の対応としてご遺族にご覧いただく」「現段階においても保安上の問題などがあることから、ご遺族外への開示は相当ではない」と。法務所自ら、代理人制度を否定するのか。
今日、ご遺族は2時間に切り縮めたビデオのうち、半分強を見たところで外に出てきました。妹さんはショックのあまり嘔吐してしまったりしたそう。代理人の同席は認められず、それでも無理してビデオを見たのは、「この機会を逃したら、今後ビデオを見せないと言われるのでは」という心配があったから。
DaiGo氏の動画、「辛口」云々の問題にすり替えないでほしい。生産性で命の価値をはかる、優生思想に直結する発言。「たかが言葉」と見過ごしていくことが、やがて巨大な暴力につながっていくのだと、アウシュビッツでガイドの方が教えてくれたことがある。それを今、思い返している。
入管は表面的に「反省してます」と言いながら、ウィシュマさんが映る2週間分のビデオを2時間に切り縮め遺族のみに見せるという。姉が苦しみ亡くなる映像を見ること自体、あまりに精神的負荷が大きい。代理人弁護士の同席を認めない状況で見せること自体暴力。反省なんてしていないことがよく分かる。
入管の収容施設では2007年以降、17人が亡くなり、うち5人は自殺とされている。ご遺族代理人の指宿昭一弁護士は、「長期収容による身体的、精神的苦痛を与えて、本人の意思を変えさせようようとすることは拷問。その拷問をしていることを入管は認めている」と強く語る。 #d4p d4p.world/news/12018/
ウィシュマさんについての「最終報告書」は、真相解明とは程遠いものでした。昨日のご遺族の会見には、赤木雅子さんの姿がありました。「赤木ファイルはたくさんの声が集まって開示されたと思います。ウィシュマさんのビデオも、メディアや多くの人の力が必要」と語ります。 d4p.world/news/12018/
ウィシュマさんの死の真相解明とビデオ開示を求める署名は13日に提出です。2週間分の映像を入管の都合で2時間に縮めたものは「真相」ではありません。「人道上の配慮で開示するので」という謎の理由で、代理人弁護士の同席を認めないのは適切な「開示」ではありません。 change.org/p/justiceforwi…
入管関係者(左)がウィシュマさんのご遺族に最終報告書を渡しに来た。「5ヵ月経って死因も分からないなんて、母に何と伝えたらいいんでしょう」と妹さんたちは声を震わせた。ビデオは2週間分のうち2時間分だけ遺族に見せるが、「人道上の配慮での開示のため」代理人の同席は認めない、と。なぜなのか。
明日は8月9日。祈りを込めて。
これまで「女性は子どもを生む機械」等、差別発言が公職、政治家から繰り返され、多くが「誤解を与えたなら撤回」と有耶無耶にされてきた。つまり、女性差別などない、もしくは取るに足らない問題だという誤ったメッセージが、声の大きな人たちから発せられてきた。その積み重ねが、身体的暴力になる。
韓国の「江南通り魔事件」でも、犯人は「女性を狙った」と発言。その時、多くの女性たちが「わたしは偶然、生き残った」と声をあげた。切実な言葉だった。今でも「女性差別は日本にはない」という声を耳にするけれど、事件が起きて気づくのでは遅い。 #幸せそうという理由で私たちを殺すな
入管側はこれで「問題があったことを認めた、処分もしただろう」と幕引きを図りたいのかもしれないけれど、施設内の医療体制の不備という小手先の問題ではありません。無司法・無期限の収容体制が「国際法違反だ」「拷問にあたる」と再三指摘されても無視をし続けている、体制の根本の問題なのだから。
「完全に事務方のミスだ」という「釈明」が、悲しい。 首相の原稿、のりでめくれず 広島式典の読み飛ばし tokyo-np.co.jp/article/122492
広島で被爆したサーロー節子さんは、「Prayer(祈り)よりも、Action(行動)を」と強調する。「あなたの健康や平和を祈っています、だけで終わらず、実際の行動を」。核兵器のない世界をどう、実現するか。今を生きる私たちへの壮大な問い、未来に持ち越してはならない宿題。 d4p.world/news/6084/
一人の命を奪っておきながら、免職、停職、減給でさえもなく、法律上の処罰ではない「訓告」と「厳重注意」だけなのか。「訓告」って、賭けマージャン問題が発覚した黒川弘務氏が受けたものと同じですよね。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
山口県宇部市、床波海岸。戦時中だった1942年2月、長生炭鉱の海底坑道が崩れ、労働者183人が犠牲となった。うち136人が朝鮮の人々だった。海岸から"ピーヤ"と呼ばれる炭鉱の排気・排水筒が見える。ご遺体は今も海底に置き去りのまま。中日新聞での連載です。 chunichi.co.jp/article/305045