アメリカ式の俗人的な仕事形態は、そいつが本当に何をどこまでやっているのかを見極めるマネージメントの能力が問われる。ところがマネージメント職もまた俗人的になり得る訳で、そこに縁故とか個人的関係が入るとすぐにグッダグダになる。
「装甲騎兵ボトムズ」という作品は、恒星間の超光速航行が日常化し1つの文明種族が銀河系全域に植民しているという壮大な設定なのに、そこで行われている戦争は惑星上の地上戦で丘を取り合うとか、実に原始的でみみっちいという作品でもある。そういう意味では「スター・ウォーズ」にだいぶ近い。
二次創作の裏取りのつもりで「機動戦士ガンダム(1979年のTV版)」28話(ジャブロー編)~を再見して、自分が書こうとしていた内容が言外に語られているのを見て震えているなう。
31話(ジャブローから囮としての出撃、それを追うシャアのザンジバルとの低軌道戦闘、低軌道におけるモビルアーマー(ビグロ)の高推力ゆえの優位の描写とか、すっげぇ真面目にSFしてるじゃん。
ガンダム世界のコロニーは月軌道面のラグランジュ点に位置していて、38.5万Km離れた地球の引力(重力加速度)は0.00027gに過ぎない。ほとんど無重力。しかし低軌道では、たとえば地表上空2000Kmではまだ0.58gの引力がある。軌道逆方向に噴射すれば地球に引っ張られて落ちる。
アムロとセイラはホワイトベースに対し軌道「後方」から追撃してきたジオンの迎撃に出て、アムロは「常に上昇するように推力を使ってください」とアドバイスしている。ビグロのパイロット・トクアン大尉は、地球引力に引っ張られるリスクを侵して「下に回りこんだ」アムロの技量に感嘆している。
ブライトは軌道前方に向けホワイトベースの加速を続けて高度を上げようとしており、ザンジバル砲撃のため艦の180度回頭を要求するスレッガーの提案を却下している。
子供向けのTVまんがでやる内容じゃねぇぞ。僕がリアル高校生のときに観たときは「なんかよくわからんけどかっこいい会話」くらいしか理解してなかった。二次創作を書くためにガンダムの設定をかき集めて軌道運動を試算して数字を出して、改めて本編を見たら「そんなの最初からやってた!」
31話でビグロの推力に振り回されたアムロは、32話でザクレロ相手に下半身をGアーマーにドッキングした「モビルアーマーもどき」形態で出撃している。この辺の話にはGブルやGファイターやGアーマーなど、スポンサーに忖度した合体シーンに尺を使っているのだけれど…
玩具会社に忖度するなら好きにさせて貰うぜ、そもそも宇宙戦の高機動戦闘艇がヒト型である必然性なんて無いよね?特に低軌道なら大推力が正義じゃん?という、「ひねくれトミノ」の面目躍如。こんな作品だとは気付いていなかった…。
31・32話での宇宙艦隊戦(といってもホワイトベースは単艦だけど)の描写も、作画は古いけれど描かれている内容はミリタリー的にもサイエンス的にも真摯でシリアスだ。誰だよ「ガンダムなんてSFじゃない」とか言ったのは!真面目に内容観てないんじゃないか?!
何より恐ろしいのは、これだけくっそ真面目にミリタリー&SFの考証を詰め込んで、「ねぇ聞いてボクの考えた設定リアルでしょかっこいいでしょ」というオナニー作品になっていないこと。リアル設定は会話の端々に押し込まれ…
物語として「この先どうなるんだろう?」という縦糸が、それも複数本が捩れながら練り込まれている。ジオンと連邦という戦争の行く末、「赤い彗星シャア」とアムロの因縁、シャアに対峙するセイラの葛藤、ミライと婚約者カムラン、そして「厄介払い」で13独立中隊に押し付けられたスレッガーとミライ…
ガンダムが制作放映されたとき、富野由悠季氏は37~38歳?その才能と表現への執着の凄まじさを改めて実感しているなう(;゜Д゜)
だいたいNASAのHiMAT(初飛行1979)が悪い(´・ω・`) twitter.com/ikuto_yamashit…
みなぎる中二病、カナードにブーム式のツインテールにウイングレット。
コア・モジュールの翼面オプションを取り換えることで各種コンフィギュレーションを試す計画もあったらしい。
回転寿司のアレ、僕のTLにはけっこうな数の「昔の日本はマナーが良かった、今はダメになった」論が流れてきて、フムン・・・🤔という顔になっているなう。
僕は1970-80年代に、自分たちの世代が「いまどきの若者は」と言われたことを執念深く覚えている。そして僕は「お前ら他人のこと偉そうに言えた筋合いかよ」と暗い目をして睨み上げていた。
煙草の吸い殻や飲料の空き缶はその辺に投げ捨てるのが「当たり前」で、駅のホーム下にはいろんなゴミが散乱していた。噛み終わったガムもその辺に吐き捨てる人が多く、靴の裏にへばり付くとものすごく嫌な思いをした。
回転寿司でくだらない悪行やる連中が碌でもないクズであることに変わりはないけれど、「昔の日本にあんなクズはいなかった」というのはどうかな?と思う。
急降下射撃で自分の撃った機関砲弾を追い越して被弾墜落したのが生涯1度の撃墜戦渦というF11Fたん…(;´ω`) twitter.com/Hamon_ai/statu…
5-6年前にアメリカで突然プラスチックストローの吊るし上げが起こったのは一体何だったんだろう。使っているうちにどんどんフニャフニャになる、どんな飲み物でも漏れなくボール紙の味になる紙製ストローが流行って、そして廃れた。 twitter.com/miginco123/sta…
フィリピン戦で対艦反跳爆撃のため突入してきた99軽爆に4式戦の直援が付いていて、レーダー誘導を受けて護衛空母から迎撃に出たFM-2が4式戦と互角以上に渡り合い、軽爆をほぼ全滅させた事例があったりします…。 twitter.com/regonobitch/st…
「1980年中に初飛行を完了する」という条件で投資を受けて開発されたLear Fan 2100。初飛行は80年12月31日にギリギリ間に合うはずが一日遅れて81年1月1日になっしまい、英国運輸省の発行した書類には「初飛行日時:1980年12月32日」と書かれた。 #自分が知っている大人の事情を挙げる