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これはまあ先に結論をいうと、おそ松さんのあの(美化されてない方の)キャラデザインがとても「クール」でシンプルで、レゴやマインクラフトのブロック一個分にも等しいからだと思う。
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「没個性」というのが、そもそのおそ松くんの個性であった訳で、ここにあえて6人分の個性を追加した「おそ松さん」は、公式にやっているとはいえ、既に完成しているものを組み替えてアレンジする、極めて二次創作的な作りをしている作品だと思う。
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でもファンティアも追随してあっさり辞める、という事は、AI
生成物の取引で得られる儲けより、AIによる超リアルな児童ポルノや実在人物のディープフェイクという特級呪物が常に紛れ込んでくる危険性の方を大きく見た、という事だろうな
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ここで言うクールってのは一般的な意味とは違って、マクルーハンって人の唱えたメディア論に出てくる用語で、クールなメディアというのは「情報量が少なく、自分でアレンジする余地が多い」媒体を指し、ホットなメディアというのは「情報量が多く、自分でアレンジする余地が少ない」媒体の事を指します
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Pixivがこの有様で、仕事を充分抱えているベテランは「次」の場所が見つかるまで自分の資産を隠したままでいられるが、
駆け出しで仕事が欲しい人ほど作品を隠す訳にもいかず、それゆえAI学習被害に遭いやすく、しかも仕事先からは「AI使って無いでしょうね?」と念を押される地獄が今、顕現してる
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おそ松くんの元々のキャラデザは、非常に濃くて個性的なキャラクターが多い赤塚作品の中でも屈指のプレーンさを誇り、見ているだけで何か人間味が染み出てくるバカボンパパやイヤミと違って、「普通の少年である」事以外に何にも伝わってくるものがない、究極的に味も素っ気もないデザインだと思う。
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エヴァQ感想,面白かったと言ってる人より「つまんなかった、つまんなかったよ!!」って怒ってる人の方がよっぽど熱心で詳しくて論理的なのが、エヴァのいつもの、風物詩。
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前にもnijijournyで、意図せずカードキャプターさくらが出た、という報告があったが、これではっきりしたのは
nijijournyは、絶対に商業利用には耐えられないし、ちゃんとした企業に使われることもない
という事。どう見ても既存のキャラにしか見えない絵を頻繁に出してくるのは超リスキー twitter.com/takechi0209/st…
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そもそもがオムニバスのギャグ作品だったので、色んな解釈改変アレンジを何でも受けいれて何でもアリとする土壌があったというのも大きい。つまり「おそ松さん」第一話はその作品そのものの楽しさと同時に、作り手が「おそ松くんの世界を二次創作する楽しさ」をも おおっぴらに提示していたという。
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画像生成AIにまつわる諸問題で、何かとラッダイト運動、自動車に駆逐された馬車や御者を持ち出す人が多いのですが、
この問題がかつてと大きく違うのは「自動車を動かす燃料が、馬車と御者」という所です。
手書きの絵師がいなくなると、生成AIの性能の進化が止まる、という根本が分かっていない。
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予想されていた事ではあるが、AIはAI生成画像を学習する事で偏りが顕著になり、不可逆的にモデルが崩壊する、と。
持続可能性が無いものに、一体何の未来を託そうと言うのだろうか。 twitter.com/gigazine/statu…
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非常に為になるツイート。ここにさらに付け加えるならば、神絵師は画面を作る際に「落ちる影」「差し込む光」の重要ポイントから描き始めて、それから描き込みをするけど、そうでもない人には、まず何も考えず描き込み始め、それから重要ポイントを後で考えて、結果グダグダになるという悲しみがある twitter.com/sadaji_art/sta…
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久しぶりにお絵かき講座。連載中の「おやすみシェヘラザード」yawaspi.com/oyasumi/index.… … もよろしく~
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おそらくネタ元になっているのは、攻殻機動隊、イノセンス、インセプション、マトリックス、ゼイリブ、ブレードランナー等など。このラインナップだけ見ると、どんな現実崩壊系サスペンスが繰り広げられるかとおもうが、ここから仕上がったのが、暴太郎戦隊ドンブラザーズだと言う狂気。
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昨日なんか気づいたのは、「ヒカルの碁」のヒカルって最近よくあるチート系最強主人公の走りだな、という事。しかしあの漫画のすごいのは、最強の自分にはあえなく敗北していくが、勝負にたいしてどこまでも真摯である棋士達の姿に、主人公の方が感化され、自ら最強のチート能力を手放すという後の展開
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宮さんとかが色々とやり尽くした結果「善も悪もない…」という境地に達したのはそりゃもう大した事だけど、若いもんがその上澄みだけ拾って真似してどーする。悪を描くにはまず自分の中のヤバい部分にダイブして拾い上げてこなくっちゃ。宮さんも高畑監督もそりゃもうホントにヤバかったんだからして。
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未来のミライは、くんちゃんがミライちゃんを妹として受け入れられるようになるまでを描く、ごく小さな物語だけど、問題はくんちゃんにその精神的成長、もしくは改心を促すために、クリスマスキャロルという、物語史上最強の「強制改心機構」の中にくんちゃんをブチ込むのがヤバイと思う。