伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(新しい順)

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下を向く(C:頚椎、T:胸椎)。
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上を向く
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内藤貞夫『動物を描こう』(玄光社)に動物解剖学のコラムを書かせていただきました(黄色い縁取りのページ)。動物スケッチの入門書とのことで、動物の美術解剖学に触れるきっかけになっていただけたら幸いです。
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内股の筋配置
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素描の上手い・下手は様式(スタイルや好み)に左右されるので、一般化が難しい。陰影の付け方が基準ならば、ライティングや構図の綺麗な写真の輪郭をトレースし、陰影を模写すると良い。やる気があれば誰でも「肉眼」の水準まで描写できる。
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美術解剖学の本を模写して学ぶ人が多いようだが、この本を使用されている方(おそらく美術解剖学に詳しい方でしょう)は、模写よりもトレースをお勧めする。図のサイズが統一されているので部分図が連結できたり、筋走行やボリュームが解剖体でチェックしてもかなり正確に描写されている。
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脇腹に見えるギザギザとした筋のラインは、何番目の肋骨かを判断する指標として使いやすい。
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大殿筋の下部を押さえ込んでいる白っぽい線維は「坐部端綱(Sitzhalfter)」。お尻の横方向の溝(殿溝)を作る。ドイツ系の解剖学書や模型に見られ、外形に影響する構造の一つだが、美術解剖学の本では見かけない。
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三角筋は骨から外すと三角形。筋線維が違い違いに配列していて、鍛えた人では色の境目のあたり溝が出やすい。溝の方向は上後方から下前方に回り込むように走行する。『美術解剖学とは何か(仮)』に掲載予定の図を改変。
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引用されているプロポーション図は数値に基づく平均体型で、こちらの方が当時(19世期末〜20世紀初頭)の美術作品に使用されていた標準体型に近いです。美術解剖学のプロポーションには、事実に基づく自然美と美的調整を加えた理想美があり、時代に応じて両者の間をウロウロしています。 twitter.com/datenaoto2012/…
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爪先立ちのふくらはぎ。
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普通にしている時と、息を吸い込んだ時。
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肩を下ろす。すくめる。
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犬歯より後ろのギザギザした噛み合わせ(左)と、左右の犬歯間にある前歯のプロポーション(右)。
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エドゥアルド・ランテリのエコルシェ。ロダンの『青銅時代』タイプの像。エコルシェは、屈曲や伸展、内側面や外側面、腋窩や顎下などが一度に観察できるポーズをとっていることが多い。エコルシェで学習する場合は、できるだけ多くの部分が観察できる模型を選ぶと使いやすい。
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フランスの彫刻家ジョージス・ジャコー(1794-1874)が19世紀初頭に製作したエコルシェ。深層筋や骨が表現された珍しいタイプ。
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この張力モデル、骨盤と大腿骨に対する、大腿骨頭靱帯と中殿筋関係に見えます。 twitter.com/ST_phys_bot/st…
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アジア系(左)とヨーロッパ系(右)の横顔の違い。アジア系は頬骨が前方に突出しているので、頬から眉毛に指を当てるとまぶたが指に接近する傾向がある。ヨーロッパ系はオトガイ隆起が発達するので、顎先から鼻先に指を当てると唇が後退している傾向がある。
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自分の描いたイラストがなんかズレてるなと思った時に使う見方。ポーズや方向にもよるが概ね使える。青:簡易骨格。緑:骨の突出部間を結んだ線。赤:縦横軸とプロポーション。黒:輪郭の補正。