伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(新しい順)

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鼻の体表用語と大まかな鼻軟骨(ミケランジェロの作例に基づく)。1:鼻根、2:鼻背、3:鼻尖、4:鼻翼、5:外鼻孔、6:鼻中隔、a:鼻骨、b:鼻中隔軟骨、c:外側鼻軟骨、d:大鼻翼軟骨。
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拙著『美術解剖学とは何か』のサンプルが届きました。再来週ごろから書店に並ぶとのこと。芸術と医学、両方の現場から見た景色を書いた読み物です。どうぞよろしくお願いします。 twitter.com/kato_anatomy/s…
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耳介は、観察不足におちいりやすいパーツの一つ。1:耳輪、2:三角窩、3:対輪、4:舟状窩、5:耳甲介、6:対珠、7:珠間切痕、8:耳垂、9:耳珠、10:外耳孔。
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回外(上)と回内(下)の際の上腕二頭筋の違い。上腕二頭筋は回外させた時に最も収縮する。
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ボディビルの世界では、僧帽筋の下端と広背筋の筋腱境界部の段差(緑)のことをクリスマスツリーと呼んでいる。形状を伝えるのに便利なので授業でよく使っている。
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来週火曜日は電脳アカデミア「美術解剖学の教室」。7月分の私の担当は、人体の体表区分、プロポーション、運動方向の概説です。1ヶ月コースもありますのでご興味ある方はぜひどうぞ。dennou-academia.wixsite.com/artistic-anato…
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古代ギリシャ人は胸の正中にある胸骨を短剣に見立て、用語をあてた。赤:胸骨柄、緑:第二肋軟骨、青:胸骨体、黄色:剣状突起。
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ビーナスのえくぼ(女性骨盤の上後腸骨棘)。上後腸骨棘は皮膚と骨が緊密に付着していて体表に明瞭なくぼみを作る。古典作品から女性像にしばしば表現されている美術由来の用語の一つ。
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鳥類の美術解剖学書。オーストラリアの研究者Natalia Baloさんの博論を編集した実用書。「花鳥風月」というように鳥類は美術のモチーフの一つだが、歴史的に見ても解説書が少ない。手頃なサイズとページ数なので、出版社さんが和訳本企画として手を出しやすそう。
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今日は『ゴットフリード・バメスの美術解剖学コンプリート・ガイド』(ボーン・デジタル刊、7/31発売予定)の印刷見本と束見本をいただきました。1960年台以降に出版された多くの実技系美術解剖学書の種本となった教科書です。
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横から見たときの腹部のふくらみとくぼみ。上から3番目の大きく窪んだ箇所がへそ。
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立った時に股関節、膝蓋骨、足首の距骨がまっすぐ並ぶと自然な骨格に見える。A:X脚、B:正常、C:O脚。
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Egon Schiele “Seated nude” 1910.
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筋頭が内側と外側に並んでいる筋の筋腱境界部の段差は、外側で高くなりやすい。1:上腕二頭筋、2:上腕三頭筋、3:内側広筋と外側広筋、4:腓腹筋
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手足の骨格と簡略図。形を単純化したり、色分けする練習では、構造が可視化できるようになる。
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土曜日は電脳アカデミア「人体の教室」第二回です。ミケランジェロ派の「リビアの巫女」とルーベンスの「男の背中の素描」をもとに、背中の骨格と筋を解説していきます。受講希望者が断続的に続いているので第一回配信も閲覧可能にしました。お申し込みはリンクよりどうぞ。dennou-academia.wixsite.com/morphology
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頭蓋骨のスケッチと頭蓋を単純化した図。ピンク:脳頭蓋、水色:顔面頭蓋。
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難しい形は、単純化したり、大きな構造で捉えると整理しやすい。二枚目、赤:大骨盤、青:小骨盤。三枚目、赤:腸骨、青:恥骨、緑:坐骨、黄色:仙骨・尾骨。
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短掌筋。首から下の領域で皮膚に停止する珍しい筋。手のひらの側面にシワを作る。小指を抑えた状態で、開こうとするとよく観察できる。 twitter.com/kato_anatomy/s…
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スケッチに解剖図を描き込む練習。
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投影図を用いた断面の導き出し方。厚みや奥行きを理解する練習にもなる。
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奥行きのある角度から描写する際には、指、手のひら、手首など各領域の断面を推測すると描きやすい。
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ヒトの鎖骨のカーブは、肩をすくめた時にも首を圧迫しないようになっている。
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肩を下制した時の広背筋(右)。脇腹にある肋骨付着部の筋束がよく見えるようになる。
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拙著『美術解剖学とは何か』7/30発売予定です。7/23ごろから順次書店に並ぶとのこと。紹介文は布施英利先生@fusehidetoに書いていただきました。どうぞよろしくお願いします。transview.co.jp/book/b516172.h…