伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(新しい順)

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斜め上から見た肩周辺。
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Michelangelo “Day” 1526-31
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彫刻でしばしば表現される脇腹の膨隆部は、ドイツ語系の解剖学書では「側腹隆起(Weichenwulst)」と表記される。この部分は、3つの腹斜筋の筋腹が重なり、走り込んだ運動選手などで膨隆する。
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「構造」は観察で得た情報を理解し、整理する事で表現出来るようになる。自己流で観察しても腕前が伸びないのは、多くの人が一歩踏み込んだ見方に気付かないためだ。右図はBennighoffより。
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自然な姿勢の腕は、屈筋群と伸筋群で筋量の多い方を向いている。肘関節は屈曲、前腕は中間位、手首は尺屈、指は屈曲。
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指の骨格のスケッチ。
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五本の指が集まる点は一点しかない。イタリアの人が使うジェスチャー。
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腹壁の挙動の落書き
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モデルなしで描くには、骨格のコアと外形に影響する筋の知識が必要になる。
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ウエストの高さはしばしば引き延ばされて誇張表現される。生体での胸郭下縁と骨盤上縁の高さは、男性で指3〜4本分程度、女性で4〜5本分程度。
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骨格を素早く捉えるための人為的なガイド。赤:頭頂から肘(胸郭下縁)までを四分割すると、乳様突起、上腕骨上縁、肩甲骨の下角に重なる。青:肩幅を三分割すると肩甲骨の内側縁と頭蓋幅に近くなる。肩幅の三分割のさらに二等分は胸郭幅や骨盤幅に近い。
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モデルを全く使わず描く練習。その2
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モデルを全く使わずに描く方法の練習
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馬の毛流のツイートを見かけたので、以前も紹介した人の毛流を紹介する。リシェが描いた1920年の図だが、狼男など、被毛の長いクリーチャーに使用できる情報に思う。
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『エレンベルガーの動物解剖学』すでに書店に並び始めているようです。この本には動物好きな専門家たちの知識が詰まっています。知識によって見る目が養われると、実物を観察した時に形が拾えるようになります。闇雲に模写を繰り返すよりも、まずは知識で目を養う方が上達の近道だったりします。
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『エレンベルガーの動物解剖学』実物が届きました。発売は1/31。動物を表現するあらゆるアーティストにとって良いリファレンスとなりますように。
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エゴン・シーレのセルフポートレート。シーレは骨格のランドマークをきちんと押さえている。デフォルメというのは、デフォルメする対象を知っていないと出来ない。
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久しぶりにiPadで石膏デッサン。この先は不定期更新予定。
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写真や絵から立体情報を得る練習。慣れてくると描写の際に物体の表面に沿った線が拾えるようになる。
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ポール・トピナールによる鼻の形態分類に骨と軟骨を推測して加筆。こうして可視化してみると、鼻軟骨はバリエーションが豊か。赤:頭蓋の輪郭、青:鼻軟骨、黄色:結合組織。