伊豆の美術解剖学者(@kato_anatomy)さんの人気ツイート(新しい順)

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筋の付着部である起始・停止の関係は、付着部の骨が動きにくい方が起始、動く方が停止。イメージから入る人は添付図のような骨の順序を想起すると良いかもしれない。脊柱の椎体を起点にして、起点に近い方が起始、遠い方が停止。
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今月末発売の本のサンプルが届きました。一年半くらい前から今年9月ごろまでのツイートで紹介した内容を中心にまとめています。電子書籍版もあるとのこと。どうぞよろしくお願いします。
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解剖学を勉強し始めの頃、指の付け根の筋がなぜ内側も外側も外転筋なのかモヤモヤしていた。しばらくして手では中指、足では第二趾が運動軸になっていると知って納得したが、中指が左右どちらに動かしても外転と知ってモヤモヤした。
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私ならこうすると思って描いてみたが、私の図の方が煩雑に見えるな。入門者向けの図のスタイルというものがあるのだろう。 twitter.com/hanari0716/sta…
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美術作品の制作は、主に視覚と言語と手を使う。それぞれ脳で処理する場所が異なるので、脳内ネットワークの構築に個人差がある。いわゆるヘタな人はこのネットワークが構築できていないか、構築する前に断念している。青:視覚、緑:言語、オレンジ:手の運動と感覚。
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「形(form, shape )」から「構造(structure)」を抽出する練習方法。この方法はバメスとその弟子の流派で教えられている方法で、人体を一から再構築する際に非常に有効。
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エゴン・シーレのドローイングは、ランドマークがしっかり拾ってあって、小気味良い形態に見える。彼の作品は、美術解剖学が写実表現や、筋骨隆々に表現するだけのものではないという良いスタディケース。
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拙著『スケッチで学ぶ美術解剖学』今月末発売予定です。入門書としても副読本としても使えるような内容を選びました。どうぞよろしくお願いします。
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美術解剖学的なスケッチのプロセス例。1:軸(骨格、左右軸、正中軸など)、2:フレーム(輪郭や外形に影響する筋の起始停止間線)、3:モデリング(細部の起伏)。