動物界にも「親のコネ」が広く存在していた nazology.net/archives/101994 米UCLAらの研究で、富や資源の相続が動物界にも広く浸透していることが判明しました。キタリスは餌の貯蓄を、クマノミは安全な住処を子にそっくり譲渡するとのこと。それにより、メンバー間に不平等が生じているようです。
人工培養脳にテニスゲームを教えたら5分で理解し遊び始めた! nazology.net/archives/102025 英ロンドン大は培養されたヒトの脳にテニスゲームを遊ばせることに成功。研究者は「電極でゲームに接続された脳オルガノイドはマトリックスのような仮想世界に住んでいる」と話します。
ついに「小惑星リュウグウ」のサンプルを詳細分析した論文が発表される nazology.net/archives/102006 一年前はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウのサンプルの詳しい分析結果が2つの論文で発表されました。現在は詳しい組成分析に留まりますが、ここから太陽系の成り立ちが明らかになるかもしれません。
史上もっとも残酷なヴァイキングの拷問法「血のワシ」は実際に可能だった nazology.net/archives/102021 背中から体を裂き肋骨を切除して肺を取り出すという拷問の記録がサガなどに記されています。実践していたか疑う声も多いこの拷問法をシカゴ大は解剖学的な検知から実践可能だったと示す論文を発表。
卵に完璧に保存された「恐竜ベビー」の化石を発見! nazology.net/archives/102094 中国南部で、卵内に全骨格が残された「恐竜胚」の化石が見つかりました。英エディンバラ大の研究により、約7000万年前のオヴィラプトロサウルスと判明。うずくまる姿勢は、孵化前の鶏の胚と同じとのことです。
ボトックス注射でうつ病や不安症のリスクを減らすと判明! nazology.net/archives/102107 米カリフォルニア大によれば、ボトックス注射を行った4万人の経過データを分析したところ、額や首など特定の部位に注射された人々で、うつ病や不安症に陥るリスクが大幅に減っていたことが示されました
全長2.6mの巨大ヤスデの化石を発見、「史上最大の無脊椎動物」と認定 nazology.net/archives/102106 英北部の海岸で、約3億年前に生息した絶滅ヤスデ「アースロプレウラ」の化石が見つかりました。幅55cm、体重50kgに達するモンスター級のデカさとのこと。巨大化の原因は一体何でしょうか?
タイトルから「マウス」を抜く科学ニュースは人気になると判明! nazology.net/archives/102136 米HSIは論文のタイトルから「マウス」を削除した場合、ニュースメディアに報道される確率が31%増加し、SNSの反応も2倍に増えると発見。 マウスを愛するナゾロジー的には「もったいない」話です。
天敵に対して集団で「ウェーブのバリア」を起こす小魚を発見 nazology.net/archives/102170 独IGB-Berlinの研究により、メキシコ固有の淡水魚サルファーモリーが、鳥への防御として、衝撃波を起こすことが判明しました。波の数が増えるほど、鳥の捕獲率や攻撃頻度は大幅に低下したとのこと。
ニュートン力学に違反したアニメを見ると「イヌは異変を感じて驚く」 nazology.net/archives/102172 独ウィーン獣医大は物理法則に違反するアニメをイヌに見せると犬たちが異変に驚き注視すると報告。こうした直感に対する違和感や疑問が私たちの知性の原点なのかもしれません。
ヒトは思った以上に「他人とのディープな会話」を望んでいる nazology.net/archives/102193 米NUは初対面の相手に対して、当たり障りのない軽い話題よりディープな会話を求める人が実際は多い事実を報告。明日過ごす親密な相手が見つからなかった人はディープな会話を避け過ぎたのかもしれません。
腸の炎症は「マイクロプラスチック」が原因である可能性 nazology.net/archives/102183 中国・南京大の研究により、炎症性腸疾患の人の便で高濃度のマイクロプラスチックが検出されました。その濃度は健常者の1.5倍。濃度が高い人ほど症状も重かったとのこと。腸の不調はマイクロプラスチックが原因かも?
安楽死マシンの死神博士、今度は「安楽死インプラント」の計画を発表 nazology.net/archives/102257 今月初め、安楽死マシンの運用がスイスで合法化され話題となりました。その開発者が今度は、認知症のための「死のインプラント」の構想を発表。スイッチを押し忘れると、薬物が自動投与されるという。
津波発生を磁場の変動から正確に検出する新技術が登場 nazology.net/archives/102286 現在の津波予報は膨大なシミュレーション結果をもとに出されます。京都大は津波が磁場を生むという事実から磁場検出で正確な津波情報を得る新技術を開発。数分の差が命運を分ける津波に素早く正確な予報実現を目指します
トナカイがサンタに「ソリ引き」として抜擢された5つの理由 nazology.net/archives/101918 クリスマスと言えば、ソリを引くトナカイを思い浮かべますが、なぜトナカイなのでしょう?シカ科で唯一家畜化に成功したトナカイは古くから、ソリ引きとして活用されてきました。それを可能にした理由を紹介します
VRで性転換すると「同性NCPからの愛撫」を気持ちよく感じると判明! nazology.net/archives/102305 伊ローマ大によればVR技術を利用して性転換を行うと、男のなかの男のような男性も、男性NPCからの愛撫にドキドキしてしまうとのこと。特に男性の方が女性より影響大きく心まで女の子になるようです。
水を与えず、高塩分で育てる「拷問果樹園」の実態 nazology.net/archives/100579 カリフォルニア大のウォルフスキル実験果樹園では、干ばつに耐えうる植物を生み出すために過酷な実験が行われています。実験を突破した植物には、ストレスによって後遺症が残ったそう。改良は今後も続ける必要があるようです
一時的な温暖化が13世紀末の「小氷期」に関わっていた nazology.net/archives/102258 13世紀末からおよそ600年間、地球は過去1万年間でもっとも寒い小氷期に入っていました。この原因は不明でしたがマサチューセッツ大の研究者はこの原因が直前に続いた温暖化の影響だったと報告しています。
制服は学生の行動や出席率になんの良い影響も与えなかった nazology.net/archives/102248 米オハイオ州立大は制服を着ることによる学生への生活面でのメリットはないと報告。さらに、なぜか私服の学校の生徒のほうが、母校への帰属意識が高かったそう。ファッションという自己表現も青春には必要なのかも。
「バナナ血液病」がアジアで急拡大 nazology.net/archives/101925 バナナが出血したように腐敗する感染症が広がりを見せています。この病は現在治療法がなく早急な対策が求められています。安くて美味しいスーパーのバナナは基本全部同じ品種のため、解決できなければ今後バナナが買えなくなる恐れも。
葉っぱで「温室」を作って、防寒する不思議な花 発見者は日本人 nazology.net/archives/101518 ミヤマニガウリは秋になると、葉が花を包み込み寒さから実を守ります。なんと温室の内部は、外気温より4度以上もも暖かくなるとのこと。この現象は2008年に、現在92歳の日本人男性によって発見されたものです
複雑で不安定な家庭環境が子どもの「物事を段取りよくこなす能力」の発達を妨げる nazology.net/archives/101983 カナダの研究は実行機能の発達を妨げる要因として不安定な家庭環境の影響が大きいと報告。離婚や再婚、引っ越し、母親の抑うつ症状などは子どもの発育に影響するようです。
カラスはお気に入りの道具を「保管」すると判明\ nazology.net/archives/102365 英USTの研究により、カレドニアガラスは道具に価値を与え、有用なものは手元に保管することが分かりました。フック有りと無しの小枝では、圧倒的にフック有りを選ぶ傾向にあったとのことです。
社会不安な人ほど「実はキョロキョロしない」ことが明らかに nazology.net/archives/102403 英ボーンマス大の研究により、社会不安のスコアが高い学生は、他人を見つめる時間が短く、さらにキョロキョロしないことが分かりました。これは「儀礼的無関心」の可能性が高いとのことです。
全長約18メートル、新種魚竜の化石を発見! nazology.net/archives/102558 米クレアモント・マッケナ大らの研究で、約2億4600万年前の新種魚竜が記載されました。頭蓋骨だけで190cmあり、体重は50トンと推定。種の巨大化の速度が早く、わずか300万年でこのサイズに達したとのことです。