前にも書いたけど『奴隷』という単語に校正さんのチェック入った事あるしね。『ファンタジーなのでとりあえずは見逃しますが』(意訳)的な事が書かれてて、もうこんなところにまで影響出てるのか、と嘆息した覚えが有る。〉RT
コミニュケーションが苦手だから、他人と会いたくないから、ラノベ作家になるとか、シナリオライターになるとか言ってる生徒さんはいつも一定数居たけど、むしろ、フリーランスは(クライアントとの)コミュニケーション苦手だと早々に詰むような気が。
こういう事を公言する編集者が居るから、「とりあえずなんでもいいからダメ出ししておけば、原稿の質が上がる」とか何の考えも無いでふわっとしたダメ出しをする編集者が居なくならないんですよ。漫画も小説も。ダメ出しに責任を持てよと。>RT
専門学校時代にも『駄作は読みたくないので、これだけ読んでおけばいいというリストを使ってください』と生徒さんに要求された事あるけど、むしろ自分に合わない作品の方が『なぜ合わないのか』を考える上で有効だったりするのだよな〉RT
真面目な話、専門学校時代は、作家を志望する生徒の大半(体感で八割くらい)が卒業するまでに一本も原稿を書き上げられなかったし、プロになった生徒は在学中に投稿してそれが卒業前か直後に受賞してたので、『書き上げられたか否か』は一つの才能を測るマイルストーンかなと思います。 twitter.com/suikyou7/statu…
実際…… 前にもツイートしたけど、某小説書いていた時に、『奴隷』という単語について、校正さんから『これは身分差別の言葉にあたると思います』的なツッコミ受けた事ありますが。 それを禁止用語にしちゃったら、市場に出てるファンタジー作品の何割が回収絶版の憂き目にあうかわからんしねえ。
昔、『俯瞰』という言葉を作品内で使ったら『月姫』リスペクト認定された事あったなーと。 いや、月姫は好きだが、俯瞰なんて言葉使っただけで、特定作品からの影響どうのと言われても。 『普通の小説では使わない』だそうだけど、使うよ。普通に。 俯瞰、鳥瞰、小学校だか中学校だかで習ったし。 twitter.com/tobiranoizumi/…
昔、教え子のAとBがプロットの名義を入れ替えて見せてきた事が有って。Aに「これ本当に君が書いたのか?」と問うたらニヤニヤしながら「さすがですねー」とか言い出した。「お前を試したのだ」系のことをリアルで言ってくる奴は、その一言で以後、永遠に信用されなくなると理解してるのかねえ。
実際には多くの否定文は定義として機能してない。仮に二択の様なものであったならまだしも(死者ではない、なら生者になる)、たとえば鳥ではない、だけなら獣かも魚かも、あるいは機械かもしれない訳で。
つまるところ一問一答で答えていく訳でもないのなら、設定とは『何もかもを端から端まで決めておく』事ではなく、『コンセプト』という、迷ったり新規に質問が来たりした場合に、『このキャラはこういうコンセプトの作りなので、ここからこう判断できる』という、判断の芯、基準があるかないかになる。
女神「あなたはトラックに轢かれてしにました。ですが優しい私が異世界に転生させてあげましょう。あなたの望む最強の力を思い浮かべなさい、おまけにそれをつけてあげます」 少年「ガンダム!」 女神「ちょっと待って?」 少年「ダメなんですか?」 女神「いや、それは」
そういえば。 モノクロ映画なので敬遠している人多いと思いますが、『十二人の怒れる男』は会話劇として秀逸でお手本になるので、見ておいた方がいいすよ。 延々、部屋の中で話してるだけだから、逆にセリフの内容やタイミング(だけ)でどうキャラをたてるかとか、参考になる。
榊「例えばだけど、テレビアニメ1話分(実質20分)の脚本情報量って、四百字詰め原稿用紙で何枚位だと思う? もちろん、監督やスタジオによって変わるけど平均値的に」 生徒「百枚くらい?」 榊「実は二十枚とかなんよ」 生徒「....マジすか!?」 榊「漫画でも同様で、小説とはスケール感違うよ」
そういえばファンタジー世界に銃が魔法と併存し得るかどうかなんて話もあったけど、世界観の整合性よりも、銃で何がしたいかってだけだとも思う。整合性は後から確保できる。 それよりも銃が存在しない世界の、一人称小説で『争いの引き金になる』とかって表現を『敢えて選択するか否か』....
まったくその通りなのだけど、先日生徒さんが『シナリオライターになりたいが、どこも中途採用の会社ばかり(つまり実績、経験必須)』とため息ついてたから、まぁどこも余裕ないんだろうなとも。 (実績積む為の場所に行くために実績必須という地獄)〉RT
>>これは良い悪いとか勉強不足がどうのとかいう話でもなく、エンタメ作品を大量に(浴びるように)摂取できる環境にいるが故の事なのだとは思うけれど、お話を作る側の人間はその辺、少し気にするだけで物語の説得力が増すので、気に留めておくといいのかもね、と。
昔、『手塚治虫の本に漫画家は漫画読みになってはいけないと書いてあったので、漫画は一切読んで無いし好きな漫画もありません!』という漫画家志望者の人と会った事あるけど、その人の描いている作品てのがその、あの、画力から構成力から何まで、無茶苦茶だった記憶がが。 twitter.com/dozinchi2/stat…
.....えー。 たった今、娘がトラックに轢かれて異世界転生する四コマ漫画を描いていることが判明しました。 今こそ言おう。 『俺の屍を越えて行け』と。
>>その時に気づいたのだけど、沢山の物語でしばしば語られる『テーマを象徴するセリフ』『ドラマの帰結としてのセリフ』――これを我々は沢山見てきたので、内容に関係なく、水●黄門の印籠の如く『このセリフが出てくれば物語が一件落着してオチる』と思い込んじゃってるのではないかと。>>
その先輩曰く、『誰かに嫌われたりするのが嫌なら、ネットで何かを発信するな。楽しげに罪なさそうな猫動画あげてても猫に飼っていたインコをやられた人は傷つく。そしてそもそも小説なんて書くな。主人公にハッピーエンドの起承転結がついただけでも、自分の人生と違いすぎると傷つく人がいる』
(某所を見て)つまらない小説の特徴ってツイートが出回ってんの? まるで『つまらない』という事が客観的に観測できる不変の事実みたいに語ってる時点でおかしいやろと。 自分に刺さる小説、刺さらない小説があるだけで。 小説の面白さなんて相対的というか読む人次第だよ。
頻繁に言うけど―― 「程度はどうあれ最後まで完成させられる人間」と 「完成度を気にして延々と原稿があがらない人間」なら、先に「こいつと仕事をするのは無理だな」と周囲から諦められるのはどっちか、という話です。  特に、新人は。
『一旦最後まで書き上げるのが大事』という話。 ポイント1 大抵の物書きは初稿をあげた直後には、脳汁が出るというか、達成感でハイになりますが、これを知っている(経験している)か否かで、その後の創作活動における踏ん張り方が変わってきますし、執筆速度も変わります。 胡乱な話ですがw
私のような仕事として文章書いてる書き手ですら、例えば『なろう系のよくある異世界転生小説』を実際に書いてみると、結構独自のノウハウが有るのが分かる。 シナリオなんてより極端ですよ。 正直、私も甘く見ていた時期が有るが、職業として分化しているのには意味が有ると今は思い知ってます。
(某所を見て)....文章力? ラノベに文章力は要らないとかいう言説がまたでてきた? 細かい話をすると長くなるので控えますけど、なろう小説にせよ、ケータイ小説にせよ、ラノベにせよ、そして地の文が要らないから侮られがちな脚本にせよ、『媒体に最適化する』文章を書くのは技術要ると思いますよ。