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救急車で搬送された時にうまく話せなくても「カバンの中のあれ見てちょうだい」と言えば済みます。
実際、救急車で病院に来られた患者さんの診察券を見せていただいて普段のかかりつけ医を知り、その先生に病状を問い合わせたりする機会もあり、診察券そのものの存在もかなり有用だったりします。
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これまでの人生で出会った、逆立ちしても絶対に敵わない超人たちに共通することが一つあって、それは「頑張っているように見えないこと」だった。
常に余力があり、悠々と生活している。
だから、そういう人の「暇です」を真に受けることはない。「暇」の定義も普通とは全く違うことが多い。
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人生の大切な時に何の前触れもなく病気に襲われた患者さんの涙を何度も見てきたから、自分や自分の身近な人を含め「誰もが今日にでも当事者になりうる」という事実を、確かな現実感をともなって認識している。
病気を揶揄したり、軽く捉えたりすることに強い忌避感があるのは、それが理由だと思う。
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腫瘍内科医の勝俣先生(@Katsumata_Nori)の取材記事が掲載されています。
「2020年がんの最新事情」として、誤解されがちな7つの項目を簡潔に紹介してくださっています。
がん治療に関しては「昔のイメージのまま」という方が多いのですが、今はずいぶん違ってきています。
news.yahoo.co.jp/articles/e920d…
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「学びたい」という気持ちは、まず何かを学ばないと生まれない。ひとまず何かを学ぶことで、自分の興味や関心の居場所を知る、パズルの中で欠けたピースの存在を知る、という形で次なる学びへの動機が生まれる。
ゆえに最初の「学び」の機会は大切。いい機会に恵まれた人ほど、ますます成長していく。
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完全に私見だが、人間関係において、相手の気持ちを「がんばって読もうとする人」と「全く読もうとはしない人」がいるように思っていて、前者の人は、相手のふとした発言、表情、メールの文面等からひたすら背後に隠れた感情を読み取ろうとする。
で、それは無意識なので気づかないうちに疲れている。
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時事メディカル連載
先日ツイートした「通院セット」を作っておくと便利、というお話を記事にしました。
このセットに、かかりつけ医の診察券や、過去の検査結果を入れておくとなぜお得なのか、ということについても解説しています。
ぜひご参照くださいませ。
medical.jiji.com/topics/1879
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分かりやすいニュース。
『(ワクチンを)一種の特効薬だと考えてしまいがち』
『感染者追跡や流行の注視、生活様式の変化といった、すでに効果を確立してきた対策に取って代わるものではありません』
『とてもワクワクする希望が持てる話ですが、健康危機管理対策が疎かにならないようにしましょう』 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
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自分が誰かを指導したり助言したりする立場になってから決めているのが、「頼まれてもないのに他人の人生に口を挟まないこと」なのですが、その理由は、「他人の人生に口を挟む人」の駆動力が善意とか親切心とか正義とかであるがゆえに、やり始めると止められなくなるから、です。
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医療現場で仕事をしていると「メリットとデメリットを天秤にかける」という習慣が染み付き、私生活で判断に迷った時もこの「天秤」を使うようになる。
もちろん天秤にかけても答えがクリアに出ないことは多いが、大切なのは「メリットとデメリットを意識的に言語化すること」の方にあると思っている。
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『一部のSNSなどで「ステージ4なのにおかしい」「売名行為」「詐病ではないか」と批判する投稿が執拗に続いている』
こういう誤解は本当に多いです。
がんの種類が違うとステージの分け方も全く違い、治療法も全く違います。同じがんで同じステージであっても、その中には様々な病状があります。 twitter.com/SatoruO/status…
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同じがんにかかった友達から、
「私は〇〇という治療を受けている。あなたも試してみてはどうか?」
と言われ、当惑してしまう人もいます。
たとえ同じ病気でも、その病状や必要な治療は患者さんによって本当にさまざまです。
比較したり参考にしたりすると、かえって不安が増すこともあります。
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Eテレの子供向け番組が秀逸だと思うのが、「これを見ればこんなことができるようになります!」的な「分かりやすくて即時的な教育効果」を強調することなく、見ている子供の頭の中で「文字への興味」とか「科学への関心」がじんわり高まっていく仕組みになっていること。
とても丁寧な仕事だと思う。
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何かに夢中になってしまって他のことに手がつかず、やるべき仕事が進まない、というのは悩ましいことではあるのだが、「我を忘れられる」のは自分の幸福度を高める一つの能力だと思うし、最高に幸せなことだと思う。
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大学生の時に歴史を勉強しようと思い立ち、本を色々読んだものの全然覚えられず悩んでいたら、父から「覚えなくていい。学ぶことの目的は覚えることじゃない。"学んだ時に何を考えたか" が大切だ」と言われた。当時は全くピンと来ず、知識として定着しないと意味ないじゃないかと反発心もあった。
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大人になってアウトプットの機会が増えると、やっとその意味が分かり始めた。誰かに何かのメリットをプレゼンするとか、我が子に何かを教えるといった場面での頭の動きの滑らかさ、使う言葉の豊かさ、思考の奥行きのようなものに「これまでどれだけ色々なことを考えてきたか」は現れる。
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学校での学びは「試験で高得点を目指して知識を暗記する」という行為に矮小化されがちであるが(むろんその価値も否定はしないが)、本来学びの効果というのは、人生の遥か先の未来で、目に見えにくい形でもたらされるものなのだろうと朧げながら思う。依然「朧げながら」の域を出ないのではあるが。
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大須賀先生(@SatoruO)の「怪しいがん治療」に関する記事。
これ本当に大切なんです。
心と体が弱っている時は、判断力が信じられないほど落ちます。
「元気な時から知っているかどうか」
自分と家族を守るために最も大切なことです。
news.yahoo.co.jp/byline/osukasa…
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時事メディカル連載
スマホの医療ツールをまとめました。
子どもの症状や病名から情報検索したり予防接種スケジュールを調べるのが便利なアプリ「教えてドクター!」や、持病やアレルギー、使用中の薬などの情報を登録しておくiPhoneの「メディカルID」などを紹介しました。
medical.jiji.com/topics/1880
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些細なことを根に持っていてお恥ずかしいのですけど、小学校の教師にみんなの前でお尻を思い切り叩かれたことは、その強烈な羞恥心もセットでいまだに覚えていて、だからたとえ小さなものでも「暴力」というのはほぼ一生、心に残るものだと思っています。
手を上げたが最後、誰かに消えない傷を残す。
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『市販のかぜ薬について、使用者の65%が「ウイルスを倒す効果がある」と誤解している』
『市販薬は喉の痛みや鼻水、発熱などを抑える成分を配合しているが、ウイルスを倒す効果はない』
CMなどを見ると、風邪の特効薬だと感じる人がいても不思議ではないかも知れませんね。
medical.jiji.com/news/37559
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「やられたら倍返し」は確かに痛快だけど、「やられたら同じ土俵で喧嘩しない」というのも大事だと思う。
「やり返し」によって生産的な議論が始まるならいいが、悪意のある非難や中傷に対し、同じ土俵まで下りていって「やり返し」ても結局ダメージを負うのは自分だけ、ということもある。
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自分の症状を医師に伝える際、「今どんな風に困っているか」をうまく伝えたい、と思う方が多いのですが、症状の推移や変化を伝えることも大切です。「いつから、どのくらいの時間(期間)をかけて、どのように変化してきたか」です。
いわば「静止画」だけでなく「動画」を見せる、というイメージです。
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「見栄は張るな。生きづらくなるぞ」
これはある恩師に言われた言葉だけど、確かに有能な人は見栄を張らず、決して自分を大きく見せたり偉ぶったりしない。それは謙虚だからというより、「見栄を張ることのデメリット」を賢く理解しているからかもしれないなと思う。