🍀いちは🍀(@BookloverMD)さんの人気ツイート(いいね順)

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医師の処方ミスを見つけるのも薬剤師の大切な仕事で、患者さんに見えないところで患者さんを救っていることが多々ある。 薬剤師という職業ができたのは、国王が毒殺を怖れ、医師の処方した薬を別の者にチェックさせたのが始まりとも言われている。 薬剤師不要という誤解が早く解けますように。 twitter.com/takada1977/sta…
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人からされて嫌なことは人にするな。 これはそのとおりだと思うが、こればかり強調しすぎると、「自分はされても平気だから人にしても良い」と勘違いされるかもしれない。 一番大切なのは「嫌と言われたらやめる」、そして「嫌がられていることに気づく」ではなかろうか。
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モンスターの数は、都会のほうが多い。 ところが、田舎、それも病院が地域に一つしかないような僻地だと、モンスターに対して「出入り禁止」ができない。 行く病院はそこしかないから。都会なら「よそに行け」ができる。 モンスターがやりたい放題できる僻地勤務は、本当につらい。 twitter.com/BookloverMD/st…
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「自分の機嫌は自分でとれ」はかなりハイレベルで、誰もができることではない。 ワンランク下げた「不機嫌を隠せ」さえ決して簡単ではない。 だから、とりあえず「八つ当たりはするな」。 つまり、自分の機嫌がとれなくても良いから不機嫌は隠せ。たとえ隠せなくても八つ当たりはするな、絶対。
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介護する家族が、要介護者自身のことを「イヤだな」と思い始めたら、それは愛しつつ手放すときがきたサイン。 尊敬するベテラン内科医の言葉。
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これ、Twitterで精神科医がすごいすごいとザワついているので、ほんとにそんなにすごいのかと半信半疑で買ってみたんだけど、なんというか……、まだ数ページしか読んでない段階だが、ほんとにそんなにすごい。 amzn.to/3UNuki2
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「ありがとう」を言う言わないの話題に入るなら知っておいてほしいのが、ひたすら「ありがとう」を言うだけで、言われる機会がほとんどない・皆無という人がいるということ。 だからなんだ、と言われたらそれまでなんだけど、「だからなんだ」というその空気が俺なら辛いだろうなと思う。
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後日、孫にこの話をしたところ、 「あーっ……」 と後悔なのか反省なのか、続く言葉を失っていた。 農薬への長期間の暴露は、パーキンソン病のリスク因子と考えられている。 彼女は現在90歳を超え、精神科医である孫は祖母の訴えを聞き流さぬよう気をつけるようになった。
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存在感のない、というか、やる気のない社員で、数少ない同期入社の中でたぶん一人だけ名前を覚えてもらえなかった俺だけど、坂本社長には恩義を感じている。 坂本社長、ありがとうございました。|いちは(精神科医) #note note.com/booklover_md/n…
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コロナワクチンを有料にして、「通知を受け取って2ヶ月は無料」にすれば、接種率はかなり高まると思う。
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彼のこれまでの言動は、彼に興味がなくてもネット情報として入ってきていて、その都度まったく共感できなかったし、正直うさん臭いと思っていた。 こういうインフルエンサーは他にもたくさんいるので、彼らのズバッとした切り口や正論をいちいち真に受けないほうがいい。
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身内、特に高齢者の不調の訴えを「歳のせい」と聞き流しがちという医療者は、決して俺だけではないと思う。 病院外だと、医療者としての思考や感性が鈍る気がする。それは時に一般の人より鈍感になるほどに……。それが「オフ」というものかもしれない。 オフのリスク。
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彼のぶんまで、なんて言うとおこがましいけれど、それでも俺は、彼の存在を知ってからの20年以上、夏になると彼を思い出す。 冥福を祈るというようなものとは違うが、自分の命が偶然の積み重ねで生き延びてきたものであり、俺の生きる現在は彼が生きたかった未来であることに、思いを馳せる。
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もしかすると、羽田空港ですれ違ったかもしれない。少なくとも、同じ時間帯で、俺と彼は羽田空港にいたのではないか。 この季節になると、毎年必ず思い出す。 互いに見ず知らずの彼と俺は、同じような年齢で、初めての一人旅で、初めての飛行機に、1985年8月12日に乗った。
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テレビ各局よ、安倍さんが撃たれる映像を何度も流すな。 子どもたちも見てしまった。パッと消したら、 「見た〜い!」 と言われた。まだ幼く、ドラマや映画との区別は曖昧だろう。 「これは人が本当に殺されるところだよ、わいわい見るもんじゃない」 かろうじて、それだけ言った。
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妻と互いを褒め合った。 相互理解が進み仲が深まるかと期待したが……、 あれ? まったくそんなことない。 褒められるのは嬉しいんだけど、二人とも「え? そこ?」みたいなことが多い。 それで方法を変え、互いに「褒めてほしいこと」を伝えあった。 これはとても良かった。続
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蘇生法の講義で「まず周囲の安全確認」というのは、もちろん教わる。それも、一番最初に。基本だから。 でも、できない。 というより、その後に習う蘇生法の手技に注意を奪われ、とっさに尋ねられても安全確認が出てこない。 平時でさえこうなる。 まして緊急時ならどうか。
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実際、空っぽの水筒について考えると、俺自身がすごくつらくなってしまう。きっと多くの人が同じはずだ。 それくらい、ストーリーの持つ影響力は大きい。 医療の現場で、教科書の内容より先輩の成功失敗談のほうが記憶に残りやすいのは、それらがストーリーであり、いくらか感情に訴えるからだろう。
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ある日、かかりつけ内科を受診したら、いつもの若い主治医が不在で、院長が代診してくれた。 診察室に入る姿を見た院長は、こう言った。 「パーキンソンかもしれませんよ」 パーキンソンの薬を内服したところ、身体は動く、声も出る。
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自分の機嫌は自分でとる。 これには自制心が必要。 自制心は消耗品だから、補充される以上の自制心を慢性的に求められる厳しい環境にいる人に、「自分の機嫌は自分でとれ」と言うのは酷かもしれない。 「自分の機嫌は自分でとれ」を、正義の鉄槌として振り回さないようにしたい。
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精神科の入院患者さんには、調子が回復してくると、失ったぶんを取り戻そうと焦るあまり、あれしたい、これしたいと希望する人が多い。 「焦らないほうがいいですよ」と声をかけるのもいいが、「いままでは、そうやってうまくいきましたか? それとも……」と振り返ってもらうのもいい方法。
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当院看護師の友人は、我が子に毎年インフルエンザ予防接種を受けさせていたが、結局インフルエンザにかかることはあるし、だったら打たなくて良いかなと飛ばした年に、不幸にも子どもがインフルエンザ脳症になってしまって後遺症が残り、いまでもずっと後悔しているらしい。 twitter.com/Drhimajin/stat…
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我が家には4人の子どもがいる。 自分の子、かつ家の中でさえ、「あれ? 三女ちゃんはどこ?(トイレ)」「長男くんは!?(机の下)」と見失いヒヤッとすることがある。 まして他人の子。常に完全把握するのは無理。 だから名簿で確認するなどのシステムが絶対に必要。 www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
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「死にたい」という人を助けることに意味があるのか。たとえ病院で一時的に保護したところでどうなるというのか。 少し古い本だが、その答えがここにあるように思った。 挫折の心理学 amzn.to/3mDeBC7
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これ身近の実話なんだけど、反ワクチンの医師がPubMedを「権力にコントロールされてる」と否定し、「知識ある人はみんな言ってる」というご自身のソースはグーグル検索とYouTubeとニコ動だったんですよ……。