ジャニーズには大抵色気があるのだが、「クロサギ」の平野には色気が漂わない。山Pなんて滴ってたし、中島健人もやっぱりイロっぽいじゃん。木村拓哉的なフェミニンもないし。かといって風間くんとか生田斗真ら演技巧者の系列とも異なる。亀梨くんみたいスタイリッシュさでもない。何なんだ平野紫耀。 twitter.com/aidatoji/statu…
おそらく演技の基盤が、普通の役者と別なところにあって、だから三浦友和と相対しても喰われることがない。友和も手加減なしで愉しんでるのがわかる。山本耕史とも互角に渡りあうだろう。何なんだ平野紫耀。アメーバ的でもあるし、グミっぽさもある。そこが生い立ち暗い詐欺師と絶妙にブレンドしてる。 twitter.com/aidatoji/statu…
基本的にお笑いの人が余技として見せてる芝居で、何なんだあの余裕は。冴えわたるのは(カムフラージュされた)日常描写で、普通の暮らしへの憧れをカジュアルに誤魔化す際のチャームはハンパない。ジムも母性本能くすぐる俳優だが、絶対に芝居を二枚目にしない。平野の表現エッセンスには余白がある。 twitter.com/aidatoji/statu…
山下智久とは全くタイプが違う。ジャニーズの中でも異形。スタア性はほぼ封じられていて、演技アプローチはバイプレイヤー的、さらに言えば芸人が起用された時の凄みをちらつかせる。ジャックナイフのように。瞬間的に想起したのはジム・キャリー。あんな俳優は日本にはいないが平野紫耀はまさにそう。 twitter.com/aidatoji/statu…
昼間やりとりした彼女との約束。それはいま放映中の「クロサギ」を観ることだった。 第1話だけ観た。 わたしは平野紫耀に一切の先入観がない。なので直裁に語るが、かなり変わった役者で、そこが面白い。声も芝居もファニーで、二枚目じゃない。役柄的にメリハリはあるが、ダークネスもかなり浅漬け。
正直に言えばいいのに。 グループをすてないで。 わたしをすてないで。 グループにいるあなたが好きなの。 だからグループにいて。 お願い。 そういう嘆願書を書くべきでしょ。 本人に向けて。 事務所を糾弾するのではなく。 それができないのはなぜ。 自分の胸に手をあてて考えみなよ。
おれが事務所の人間なら「年内、いや、せめて、あと一か月は我慢してくれないか」と交渉するよ。全国の経営者のみなさんだって、そう言うだろう。 だけど、クリスマスケーキの予約よりも、本人たちの意志が大事なんだ、という誠実な対処をしたってことだよ。 これ、ビジネス的には相当なダメージよ。 twitter.com/aidatoji/statu…
セブンイレブンに行ってみな。 あのポスター見てみなよ。 もし事務所が主導権握ってるならこのタイミングで発表なんてしない。 本人たちの意志でしょうよ。 どう考えても。 ビジネスではなく本人たちの意志を尊重したのだということがわかるよ。 全国のセブンイレブンがそれを証明している。
たとえば「おれ、今度、会社辞めることにしたわ。いろいろやりたいこともあるし。一度しかない人生だからさ」と言ってきた息子に対して、「なに、あなた、会社でいじめられてるわけ? わたしが社長に掛け合ってこようか? それとも社長を辞めさせようか?」と言う母親がいたら、ヤバいよ。
結局、自分の思い通りにならないことが気に入らないだけ。 守る、とか、立ち上がる、とか、全部、詭弁。 推しのことすら思い遣っていないことは、明白。 なんか、そういう暴動が、これまで、なにかを善くしたこと、ありますか???
自分の推しを「弱者」にしたいひとの多さに、あらためて、呆れる。 あなたの推しは、そんなに「弱い」大人なの?
自分の推しを守るために立ち上がるひとびとが、推しも含めてありとあらゆるものを破壊していることに、いい加減気づいてほしい。
たとえば、大倉忠義さんのtwitterを見てると、関ジャニ∞のグッズにはメンバー自身がちゃんと関与していることがわかって安心する。 もちろんファンのためが大前提だけど、関ジャニ∞が関ジャニ∞をたいせつにしていることが伝わるのはとても健全だし、twitterの健やかな使い方だと思う。 手厚いよね。
瀬々敬久監督と平野隆プロデューサーに、久しぶりにインタビュー。 やっぱり、このふたりのコンビネーション、大好き。 二宮和也さん、中島健人さんについてもたくさん話してくださいましたよ。 『ラーゲリより愛を込めて』劇場用パンフレットに掲載されます。
中島健人論 「振り返れば咲いている。」
6年前の中島健人論。 twitter.com/aidatoji/statu…
『ラーゲリより愛を込めて』の中島健人、初登場の瞬間は震えるぜ。これまでの、どの中島健人にも似ていない。 そして、発見させられた。 にんげんは単独で、世界の多様性を体現することができる。 中島健人は、とこにもいない、ただひとりの存在を表現している。 twitter.com/aidatoji/statu…
わたしの基準では、劇場公開されていないネットフリックス作品は、映画には相当しない。 なので、中島健人の映画作品は、『ニセコイ』以来となる。 『ラーゲリより愛を込めて』まで4年ものあいだ、映画界が彼を召喚できていなかったことをただひたすら悔やむばかり。あんなに、銀幕が似合う男なのに!
二宮和也は二宮和也である。
相田冬二賞 唯一の【殿堂入り】 二宮和也は あらゆる賞から 対象外となります が 『ラーゲリより愛を込めて』の 彼については 再来月に小論をリリースします
相田冬二賞2022 最優秀男優賞候補 中島健人 『ラーゲリより愛を込めて』
相田冬二による 『◯◯と二宮と』評は 来週10.21金曜日に発売される 雑誌「週刊金曜日」に掲載。 実に5年ぶりの二宮和也論になります。 twitter.com/aidatoji/statu…
相田冬二的最優秀アルバム2022 二宮和也 『◯◯と二宮と』
映画『夜、鳥たちが啼く』の山田裕貴のインタビュー脱稿。 ワイルドで実直。 カジュアルで正直。 飾らない言葉が真を打つ。 勝手な思いこみかもしれないが、男同士として話できた感がある。こころといのちのやりとりの余韻と余白。 役についても演技についても叫ばない唸りがある。 だから信頼できる。
自分の推しを引き合いに出して 誰かを冒涜することは、 その誰かの冒涜のみならず、自分の推しの冒涜になり、同じ推しのファン全体に対する冒涜になる。 これは年齢問わず、文化活動にかかわる観客=社会人が、最低限守らなければいけないルールであり常識です。 どうか文化にかかわっている自覚を。