相手やシチュエーションにあわせ三色のパーカーを取り替えている。この回はパーカー回と呼んでいいと思うが、重要なのは着席した際のパーカー風情。首まわりが保護されたビジュアルの心許なさに留意しつつ、平野紫耀は己を保護するような姿勢をとっている。これは詐欺師としての緊張感でもあるが(→) twitter.com/aidatoji/statu…
クロサギ時評。 第4話は集中するために、まず音声オフにして画面だけを見つめた。 台詞や物語や展開をシャットアウトすると、これまで見えていなかった平野紫耀の身体性が見えてきた。 現時点で、音声付の再生はしていない。 まっさらに平野パフォーマンスを凝視した結果を、少しご報告しよう。
魔法にかかりつづけましょう🪄 魔法つかい紫耀タイム、今夜も。 twitter.com/aidatoji/statu…
連続ドラマは、主人公が初登場する場面が重要(木村拓哉にインタビューしたとき、彼もそう言ってた)。アヴァンタイトルを抜きにすれば、「クロサギ」初回の最初で平野紫耀は、黒島結菜に指パッチンするでしょ。 あれは視聴者に魔法をかけたんだよ。だから、彼はこの作品の中で何をしてもいいと思う。
ダンスもパワーやスピードだけがすべてではない。 山の稜線のように美しい動きとかもあるじゃないですか。うっとりするようなスロウな身のこなし。 そういう組み合わせ方に独自のセンスがあって、心地よい違和感として存在してる。これが、わたしにとっての平野紫耀の演技。意識的なものだと思います。 twitter.com/aidatoji/statu…
歌もダンスも演技もトークも全部、緩急だと思います。 そもそも音楽って、すべてが音の壁で塗り固められているものではなく、幾つもの沈黙や静けさが織り込まれているから、グッとくる。 平野紫耀が創り出す緩急=間合いはものすごく音楽的。「すべての芸術は音楽をめざす」という名言を思い出します。 twitter.com/kaze76939869/s…
考えてみたら、あのあんバタはなんだったんだ??? 拉致したヤツに、あんバタ??? ほんとは山本耕史に食べさせたかった??? どんな関係だよ!!! 脚本なのか演出なのか平野紫耀タイムなのか……… やはり、クロサギ、フツーじゃねぇ。
またしても数字に唖然。 国民的人気ですね紫耀タイム。 相田冬二賞2022の発表は例年どおり大晦日です。 よかったらtwitter見に来てください。 ノミネートされた方々についてはひとりずつ語りおろしますので。 いや、はや、でも、緊張しますわ。
芝居の動体視力が発達してるんだと思います。平野は。 共演相手が発するオーラとか、場のムードとか、そういう目に見えないものが、彼にははっきり見えてるんだろうな。 イチローかよ。
1話は【衝撃】。 3話は【充実】。 でしたが、平野紫耀初体験の自分にとっては2話の【奔放】が、いまのところベスト。 俳優のエンジンが濡れてるんですよ。 最高! 犬はよろこび庭かけまわる感じ。 あ、クロサキは猫派か。 猫との芝居もいいですよね。
思えばわたしたちは、随分といろんな先入観に支配されてきた。たとえば復讐ドラマはこうあるべきだとか。極論、画面に映ってるひとが面白ければそれでいい。 平野紫耀は芝居を愉しんでる。自分が愉しめばみんなも愉しいという確信がある。現に三浦友和、船越英一郎、山本耕史らは実に愉しそうなのだ。 twitter.com/aidatoji/statu…
なんにせよ「クロサギ」は、楽しいドラマだし朗らかなドラマだ。主人公の過去がいくら陰惨だからといってドラマが陰惨になる必要はないという真実を、あっけらかんと証明した。平野紫耀を観ていれば、わたしたちは楽しくなるし朗らかになる。それでいい。物語ではなく彼に、ハラハラドキドキするのだ。
追記。 これは脚本と演出の勝利でもあるが、序盤の「馬鹿にしてるでしょ?」の年下しぐさが良きアミューズになって、メインディッシュである山本耕史とのコラボレーションが際立った。年下しぐさは、漫画顔と同じく、俳優・平野紫耀の重要な武器だ。母性本能をくすぐられてはいけない。気をつけろ。 twitter.com/aidatoji/statu…
「やだね」は、これまでの主人公とは似て非なる顔つきで、珍しくジャストフィットの芝居。変化球で勝負してきたピッチャーがいきなりの豪速球。エレクトリックギターからアコギにスイッチしたようでもある。この緩急が娯楽になることも熟知しているのだろう。おそろしい子!(ガラスの仮面)平野紫耀。 twitter.com/aidatoji/statu…
平野紫耀は、1、2話とはまるで違うアプローチで(同一人物をしっかり体現しながら)山本耕史仕様の芝居をあてる。山本はさぞかしうれしいだろう。この潜り込みが平野。三浦友和との対峙も、このことで立体化する。建築家のように精密に作品全体を見てることが伝わる。沈着冷静に明るく演じる。離れ技。 twitter.com/aidatoji/statu…
山本耕史は、凄まない。だから、平野紫耀も、かわさない。この渋い演者同士のリレーションシップは、よくある(過剰で恥ずかしい)演技合戦を退け、ふたりだけの空間を練り上げる。驚くべきことに山本と平野はこのスペース(宇宙)において完全に同格。当たり前に認め合っている。闘わないで共にいる。 twitter.com/aidatoji/statu…
たとえば冒頭、殴られた後の黒島結菜との芝居では、かなり声のトーンを下げた。主人公を内省的な存在にすることで、この回のラストに上手くバトンを渡す。抜群のコントロール力は、山本耕史と相対した数回にグラデーションを施した。山本に対してはズラしをやらない。が、真っ向勝負という訳ではない。 twitter.com/aidatoji/statu…
クロサギ時評。 1、2話が野球における外野手の守り(ダイビングキャッチなど)だったとすれば、内野手の機敏な守備を見せる3話は派手な(意表を突く)演技表現はあまりない。ドラマそのものが劇的に進行していくので、むしろ芝居を抑制している。だが結果、平野紫耀の技術力の高さが浮き彫りになった。 twitter.com/aidatoji/statu…
相田冬二賞2022 【新設】 最優秀ファッショナブル賞候補 平野紫耀 「クロサギ」
相田冬二賞2022 最優秀buddy賞候補 平野紫耀三浦友和 「クロサギ」
相田冬二賞2022 最優秀【フォース】賞候補 平野紫耀 「クロサギ」
相田冬二賞2022 最優秀男優賞候補 平野紫耀 「クロサギ」
たとえば横浜流星の芝居って、交響曲みたいな感じで、すごく深みがあって酔わせてくれるの。いいんだよね。深煎りの珈琲みたいで。 平野紫耀は、転調が当たり前のポップソング。米津玄師のキックバックみたいなスリル。愉快、痛快。珍味、酒がとまんない。 どっちもいい。 ふたり、仲いいらしいね。
演技的運動神経がめちゃくちゃいいのよ。 ひとりサッカーのフォーメーションみたいな。 でもスタイリッシュにはしないで、音楽で言うリズムの裏打ちみたいなことしてる。 高度。 でも気持ちいいっていうね。 ファンタジスタやね。 逸材。 twitter.com/aidatoji/statu…
平野紫耀の演技ってジャストフィットじゃないのよ。 くるぞくるぞと思わせといて、どっかズラしてる。 相当に勘のいいひとだとは思うけど、頭脳を駆使した構築型の印象があります。 大きな意味でのリアクション芸でもあり、漫画みたいな顔を入れてくるのも精密なテクなのでは。 天然とも天才とも違う。