皮肉が動かせるのは人の口角までで、結局のところ社会を動かすのは実直な信念を伴った言葉と行動なのだということを、私たちは歴史に残さねばならない。
「コンドーム持ってたらエロ目的(のヤバいやつ)」みたいなニュアンスの揶揄は小中学校の教室でよく見かけたものでしたが、おとなになってもそれをまだやり続けてしまう理由がなんなのか、批判的に考える必要があると思います。 twitter.com/hirox246/statu…
ひろゆき(やこの手の揶揄に乗っかる人間)が当時「陰陽」のどちらであったかは知りませんが、「自分を苦しめていた規範を再生産する」振る舞いを大人になってからしてしまうことは、結果として誰も救わない=自分も楽にはならないということを、まだ引き返せる場所にいる人には気がついてほしいですね。
思春期特有のこの手の揶揄はいわゆる「陽キャ(人気者、コミュ力高めetc)」の専売特許的なもので、その背景には(有害な)男らしさの誇示があったはずです。そしてその男らしさ規範に苦しめられていた「陰キャ」も当然いて、フェミニズムを含む反差別の実践はそんな陰キャを救うものでもあると思います。
思春期に、真面目であることや「コミュ力」がないことを理由に人気者側(=社会の空気)から蔑まれていた/いることは、確実にあなたの心を蝕んでいます。しかし間違っているのは、今も昔もあなたではなく相手です。あなたは変わらず真面目であっていいし、静かな人でいい。胸を張って生きましょう。
明らかに国がおかしなことになっていて、いわゆる「戦前」なのだということをこのようにして突きつけられてしまうと、正直なところ本なんか売っている場合ではないわけですが、そんな状況だからこそ歴史=生の塊である本を売り、作り、読まねばならないのだとも思います。 twitter.com/book_lighthous…
“ゲイに生まれて嫌だなと思う瞬間は、自分が発した言葉で大切な人をこの世からいないことにしてしまう瞬間だ。あえて過激な言葉で表現すると、自分の恋人を自分の手で殺す瞬間だ。同棲しているのに一人暮らしだと嘘をつく時、彼のことをただの友達だと説明する時、 lighthouse24.thebase.in/items/71266060
仮に民主党政権でそれらが失われたのだとしても、その期間以外の自民党政権下でもっと多くのもっと大切なものが失われていると、私は感じています。というか「誇り、自信、活力」は「自民党にとっての」ですよね。「私たち市民の」それらは現在進行形で損なわれています。 news.yahoo.co.jp/articles/b523a…
スポーツに政治を持ち込んでいるのは常に「政治のほう」であり、だからこそ私たちはそれを批判する(そして「スポーツに政治を持ち込むな」と批判される)。スポーツ観戦を純粋に楽しめないのは政治(や私たち市民が無自覚に)持ち込むナショナリズム=日本スゴイのせいである。
私たちがすべきことは「限られたパイの奪い合い」ではなく「パイの総量を増やすこと」であり、このような世代間(およびあらゆる)対立/分断感情をもとにした行動を促すことは、結果としてだれの得にもなりません。 twitter.com/nanatakamatsu/…
若者を苦しめているのは高齢者ではなく、社会全体のパイの少なさ=貧困です。つまり高齢者も苦しんでいるし、どの世代も苦しんでいます。もう一度言いますが、この動画によって作られた対立/分断は、結果としてだれも幸せにしません。若者(とされる人間)のひとりとして、強く批判します。
1000円の手持ちしかない人は「文庫本1冊」か「ラーメン1杯」のどちらかしか選べず、前者が勝てば後者が負け、後者が勝てば前者が負けることになります(当たり前体操)。しかし手持ちが2000円になればどちらも選べ、どちらもハッピーです。これが3000円になれば花束も買えます。
差別(の構造/がある環境)を利用した冗談に遭遇したときにとるべき行動は ①差別であることを直球で指摘する それが難しい状況にあるならば、 ②場の空気に同調しない(=笑わない)ことで、その冗談が面白くないことを理解させる 大きくわけるとこの2つになるかと思います。
うるっっっっっっっっせええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(インボイス登録しない人だけのコミュニティを作って、ゴリゴリに経済回して生存してやろうぜみなのもの〜) twitter.com/YahooNewsTopic…
本屋として正直に申し上げますが、閉店する本屋の名前が違うだけで書いてあることは同じような記事をもう何年もずっと読まされてきていますし、いまだに本屋衰退の原因を「電子書籍やネットの普及」に求めているのもいい加減にしてほしいです。 twitter.com/jun_ito_info/s…
仮に本が勝って映画が負けたとしましょう。映画業界は衰退し、そこで働く人は収入が減ります。当然映画業界人の中にも本を読む人はいるわけですから、その分本を買うことが減り、結果として本屋の収入も減ります。つまり、大事なのは「パイの総量を増やすこと」です。
そして、パイの総量を増やすのは主に政治の役割です。個々人の努力でどうにかならないことや、その努力を活かせる環境を作ることが政治の仕事。言うなれば政治家はグラウンド整備の仕事を担う存在であり、穴だらけの地面を作ったり、逆に特定の場所だけ綺麗に整えたりしてはならないのです。
根本にある原因は政治=社会状況の悪化であり、そこを改善しなければいくら本や本屋の魅力を高めたり伝えたりしても抜本的な解決にはなりません。それではほかの娯楽や必需品との「パイの奪い合い」にしかならず、本が勝てばそのほかのものが負けるだけです。
本を買いたくても買えない(=お金がない)、読みたくても読めない(=時間がない)、そういう人がたくさんいることを本屋は身をもって知っています。本屋自身がそうだからです。にもかかわらず本屋衰退の原因を「私たち」のせいにされるのは、納得がいきません。
ゆえに、本屋である前にひとりの主権者である私たちがすべきことは、まずは政治=社会=環境を変えることであり、そのためには私たち本屋の意識を変えなくてはいけません。私たちはすでに頑張っています。これ以上「自己責任論」に蝕まれないでください。
仮に私たちに「悪いところ/改善すべきところ」があるとするならば、それはひとえに「政治=社会に関心を持たずに自分たちの世界にだけ引きこもっていたこと」と言えるでしょう。ということで、今からでも遅くないのでやれることをやっていきましょう。明日選挙がある地域の人は必ず行くこと。
そして、この「私たち」の中には「読者」も含まれています。本屋の衰退が嘆かれるとき、本屋を愛する者もまた自らを責めている。自分にもっと力(例えばお金)があれば、あの本屋を救えたかもしれないのに。そんな自己責任、自罰はもうやめましょう。やる気のない政治家以外、誰も得しません。
私の主張はあなたのその「反論」を批判しているものなので、なぜこのツリーにその「反論」をしてきたのかが理解できません。しかし、あなたもまた「自己責任論で苦しめられている人」のひとりです。みんなで楽になりましょうね。 twitter.com/k_j_551/status…
当店のトイレはジェンダーどころか色々とフリーですが、今まで一度も事件が起こったこともその気配もありません。なぜならお店のポリシーとして「セーファースペース」を掲げている場所に加害意識を持った人はやってこないからです。つまり問題なのはジェンダーレスではなく「場所(の空気)」です。 twitter.com/reinanananisor…
この「場所」はそのまま「社会」へと敷衍可能なものですので、性犯罪をなくすために必要なのは、社会全体に反差別や反ヘイト、つまりセーファースペースの意識を根付かせることです。トランスジェンダーを筆頭とした「ジェンダーレストイレを必要とする」人たちを拒絶することでは、決してありません。