郡司芽久(キリン研究者)(@AnatomyGiraffe)さんの人気ツイート(リツイート順)

サメの歯には、「鋭くて切れ味が良いけどすぐ摩耗して性能が落ちるもの」と、「それほど鋭くないけど、摩耗しにくく性能が落ちづらいもの」があるらしい。面白いなぁ〜 royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rs…
北米のヤマアラシのトゲの表面には、細菌の増殖を抑える効果をもつ遊離脂肪酸がついているため、トゲに刺されてできた傷が細菌感染を起こすことはとても少ないらしい。トゲの表面に抗生物質が塗ってある感じ。ヤマアラシ凄いな。 (先日解剖する機会があって、現在空前のヤマアラシブーム中)
センザンコウについて勉強する機会があったので、忘れないうちに種同定マップ作りました。
ダチョウがこんな風にこんな音を出すなんて全く知らなかった… 気管の付け根にある鳴管で音を出す他の鳥とは違い、喉(食道??)に空気をためて吐き出すことで排気音を出しているそうで、一定の音しか出せないそうです。ふ、ふしぎー
大学で動物解剖学の講義を担当しているのですが、講義の準備をしていたら「内臓を模したキャラクターが軽快な音楽にのせて自分の機能を説明した歌を歌う」というコンテンツを見つけた。食道というテーマで1曲作ってるのまじですごい。youtube.com/channel/UC7EFW…
参考資料 大越(2008)「浮く鯨と沈む鯨ーその分解過程から推定される異なった鯨骨生物群集の成立プロセス」jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL…
たぶん、大切なのは、志望者を増やすことではなく、「理系に進みたいけど、何らかの事情で諦めざるをえない子」を減らすことなんだろうと思います。
本日6月21日は、世界キリンの日です!今年は、「何の役に立ってるの?」と言われがちなキリンの角について解説を作ってみました。キリンの角は、シカやウシの角とは全然違うんですよ。 哺乳類で見られる5種類の角、それぞれの特徴を説明してます。私はキリンの角が一番好きです。#WorldGiraffeDay
いずれにしても、大型クジラの漂着は市町村にとっては災害のようなものです。今回、曳航も引き上げも運び出しもスムーズで、作業の配信をみただけでも、関係者たちが多大な労力を払っただろうことが想像できました。11/12
これはおそらく、野生動物でも一定の頻度で生じる奇形だけれども、率が低いために見つかったことがなかった(or見つかってたけど報告されてこなかった)のだと思います。症例報告の有無は小さな話ではありますが、たくさん見比べて初めてわかることは結構あります。
多分こういうのが解像度の違い twitter.com/AnatomyGiraffe…
東京国立博物館で開催中の国宝展に、日本に初めてやってきた生きたキリン「ファンジ」の剥製が出ているので必ず見に行こうと思っているのですが、中々時間が取れない… 今回の公開に合わせて、がっつりと補修が入り、以前よりキレイになってのお披露目です。来日から115年、約100年ぶりの東博帰還🦒
ということで、様々な観点から危険な行為だと思うので、絶対に真似しないで欲しいです。(「真似しよう!」と思ってできる行為ではないようにも思いますが)(8/8)
キリンをモチーフにした服はたくさんあるけど、一番攻めてるのは、ポールスミスのこのニットだと思う。
南アフリカの水族館では、ウミガメの解説の横にビニール袋の水槽があった。なるほどなぁ。
気にかけていない限り、街中で動物の遺骸が目に止まることなんて滅多にないので、「動物の死体なんて放っておいたらすぐ自然に返って無くなるでしょ」という感覚になってしまうのかもなぁ。中々遺骸を見かけないのは、自治体や博物館の方々などが発見次第迅速に回収し、処理しているからなのです。
「自分のことを認めて好きになろう!」とか言われても、「それが出来るならそもそもさあ…」ってなる人って多いと思うのだけど、心臓や肺って「自分であって自分でない」感じで、素直に「すごい」と思える。そう思える器官が増えてくると、「まぁ自分も捨てたもんじゃないかも」と思える気がします。
↓のツイートの通り、過去にも海洋投棄したマッコウクジラを定点観察し、鯨骨生物群集の形成に関する研究が行われていますが、前述の大越(2008)の中で「そこに成立した生物群集は自然界のマッコウクジラのそれとは異なる可能性のあることを考慮しておく必要があろう」と但し書きがされています。5/12 twitter.com/anatomygiraffe…
過去の例ではマッコウクジラを沖合に曳航して沈めるのに一頭500万ほどかかっています。海岸に埋設するのも沖合に沈めるのも、どちらも膨大な労力とお金がかかります。労力についてはこちらの記事が参考になるかと思います→spf.org/opri/newslette… twitter.com/garasuhibar/st…
「ざんねんな生き物図鑑」の類は、裾野を広げるという意味では悪くないと思っていますが、それと同時に、もっとリスペクトした切り口があってもいいよね。「上司にしたい動物図鑑」とか。「昆虫すごいぜ」はリスペクトが強くて好き。
5/4に放送された #アニマルドック の制作に協力する中で一番驚いたのは、ディレクターさんに「間違った内容を放送したくないので、直前まで修正して確認をお願いしてもいいですか?」と言われたこと。こういうテレビマンもいるのかと、失礼ながら凄くびっくりしてしまった。
ここら辺誤解している方が随分いそうなんですけど、サカバンバスピスだろうとティラノサウルスだろうとキリンだろうと模型に著作権は存在していて、丸ごとそのまんまコピーしたらダメです。キリンのイラスト描いて売るのはOKでも、シュライヒのキリン模型のコピー品を売るのはダメなのと同じかと! twitter.com/tyos_clock/sta…
このお返事の素晴らしい所は、「生き物は臭いがするもの」「臭いも大切」と言うだけではなく、「キリンとシマウマの匂いは違う」「オスジカ特有の匂いを嗅ぐと秋を感じる」など、思わず読み手に「嗅いでみたい!」と思わせる所ですね。福守園長のお人柄が表れた、本当に素敵な回答です。
そしてつい先日、↑の調査記録をまとめた論文が出版されました。jstage.jst.go.jp/article/bnmnsz… 日本語でアクセスフリーの論文なので、興味がある方はぜひご覧ください🦒
そもそも、15mのクジラの解剖→埋葬→掘り起こし→骨格標本化ってのは、めちゃくちゃ大変な作業で、エゴがなければできないです。なので、「エゴだ」というのはその通りですが、それを批判される言われはないよねと思います。