郡司芽久(キリン研究者)(@AnatomyGiraffe)さんの人気ツイート(リツイート順)

北米のヤマアラシのトゲの表面には、鱗状の”返し”がついていて、一旦刺さったら抜けにくい構造になっているのだけど、なんとこの構造は、皮膚に差し込むのに必要な力も少なくする効果があるらしい。この表面構造がない場合に比べて、刺すのに必要な力は半分に、引き抜くのに必要な力は約6倍に。凄い。
私にとって「解像度が上がる」の原体験は物理で、ドップラー効果の理屈を知った時、世界の輪郭がそれまでよりもずっとくっきりしたような感覚を味わいました。「自分が知らないだけで、世界はこんな風に記述できるのか」という感動の原点です。
"動物の尊厳"について考えている。 最近の動物園では、「飼育下においてもより良い状態で居られる(well-being)ように最大限の配慮をする」という意識が高まってきています。しかしそれは終わりのない取り組みで、明確な正解もないものだと感じます。1/9
そういえば今日は、草食動物を「やさしい動物」と称するのは少し違和感があるなあ〜〜〜と思った日でした。 肉を食べる生き物ではないからって、人間を襲わない安心安全な生き物というわけではないし、普段”襲われる側”の草食動物だからこその怖さ・必死さもあるのです。
「浮く鯨と沈む鯨」は月刊海洋2008年7月号の鯨骨生物群集特集に掲載されています。他の記事も含めて、大変面白かったです!知らないことたくさんあって勉強になった。
どうなってるの?!と思ったら、こういうことになっているらしい。根元の小さな骨が、棘の付け根の窪みにハマるとロックされる。生物の身体に備わるロック機構大好き人間なので、こういう動画をみるとテンションあがってしまう・・・!実際に触ってみたいな〜 delportdupreez.co.za/diving/fishwat… twitter.com/ikas9uidcalama…
東京ズーネットさんの「アフリカゾウのうんこを洗ってみたら」にある『ゾウたちは食べるだけではなく、耕し、タネをまき、自分たちのくらす環境を育てていると言えるでしょう』に近いものを感じる名文。 こんな素敵な文章が書けるようになりたい。 tokyo-zoo.net/topic/topics_d… twitter.com/AnatomyGiraffe…
南アフリカに行って一番驚いたことは、野良猫やカラスぐらいの感じで野生のハイラックスがいること。ハイラックスはネズミのような見た目ですが、ゾウに近い動物です。よく見ると、小さな指にはゾウのような蹄がついています。 晴れた日に窓辺でハイラックスが昼寝してるなんて、最高の家だなぁ。
ちょっと過ぎてしまいましたが、1/7はサンタバーバラ動物園で飼育されていた"首折れキリン"、ジェミナの命日でした。この状態で21才まで生きたの本当にすごい。ほぼ同じ症例が1902年に報告されているのもすごい。 ジェミナ、安らかに。 (ジェミナの写真はサンタバーバラ動物園HPより)
自分が発信者でも受信者でも、「今ピンときてなくても別にいーか、いつか何かのきっかけに役にたつかもしれないし。まだその時ではないのでしょう」と少しだけおおらかになれるので、前述の児童館の職員さんには年々感謝の気持ちが増していきます。今はなき、「こどもの城」の職員さんです。
1万点を超えるカモシカ頭骨標本を作っている人(科博の川田さん)のエッセイ。 sotokoto-online.jp/diversity/515
拙著「キリン解剖記」の児童書版が12/13に発売されます! 全ての漢字にふりがなを振って、新たに用語解説を加えました。「キリン」と「研究者」について紹介するコラムと、動物園関係者との対談が新たに加わりました。これまで以上に多くの方に読んで頂ければ嬉しいです。 amazon.co.jp/dp/4816371133
再浮上・再漂着などが起こらずに分解が進み、そしていつか海底の映像を見られたらいいなぁと思っています。 というわけで、ここ一週間ほど、ランチタイムや寝る前のまったり時間を使って調べ学習をして、新たな知識を色々得られて良い経験になりました。知らないことを知るのは楽しいことです。 12/12
写真貼ったらリンクがわかりにくくなってしまいましたが、商品の詳細はこちらです→ google.co.jp/amp/s/nlab.itm…
今回番組で紹介した「献体システム」は、私1人がやっているわけではなく、博物館や大学の研究者、動物園関係者、運送業者さんなど、様々な方が関わって維持されているものです。生きている時だけでなく、亡くなってしまったあとも、大切に想い、尽力する人々がいることを知っていただけると嬉しいです
エスコバルが亡くなった1993年には4頭だったカバが、2009年には22頭、2016年には35頭、2018年には推定40〜60頭ほどって、まじで順調に増えてるな…
「自然に返したい」と言う気持ちはもちろん理解できますけど、特に大型動物の場合は、自然に返すのってそんなに簡単じゃないんですよねぇ。
定期的に読み返したくなる論文「動物の武器の進化(The Evolution of Animal Weapons)」 図を見てるだけで、少しだけハッピーな気持ちになれる。
費用に関しては、過去の事例は海岸に漂着して近くに埋めたものなので、川から曳航して埋設地に移動する必要があった今回の事例にそのまま当てはめることはできません。ただ、あの規模の船を片道10時間近く動かすとなると、地上で重機を使って作業するよりコストがかかるのではないかと思います。10/12
それにしても「サカバンバスピスの冒険を見守っていきたい」は素敵な締めですね。 そして、もしもDr.Elgaが模型制作も担当していたのならば、Dr.Elgaのファンになってしまうな〜 今まで考えたことのない視点に目を向けられて、勉強になりました!
科博のストランディングデータベースを見ると、埋設は一頭2〜400万、海洋投棄は一頭4〜500万かかるようです。船で曳航する距離によって金額は変動するのだろうと思います。もう少し詳細が知りたい場合、こちらを参照してください↓3/12 twitter.com/anatomygiraffe…
明日6/21は夏至!一年で一番日が長い日に、地球で一番首が長い動物のことを考えてみよう、ということで、明日は #世界キリンの日 です。 今年は「キリンの首が進化の過程で徐々に長くなってきたのならば、どうして中間的な長さの首をもつ化石種が見つからないの?」という疑問への回答を作りました。
「ワルイコあつまれ」、明日の朝10:15〜です。夜10時からも再放送があるので、ぜひお楽しみください🦒🦒 twitter.com/AnatomyGiraffe…
はらぺこあおむしの作者のエリック・カールさんが亡くなったそうです。 Twitterでの最後の画像は、母の日に投稿されたカバの親子。最後まで幸せな気持ちを頂き、ありがとうございました。「はらぺこあおむし」は、幼少時代の私に生き物・自然の魅力を教えてくれました。 ご冥福をお祈りいたします。 twitter.com/ericcarle/stat…
ちなみにポケモンの系統樹は、サイエンス・ユーモア雑誌「Annals of Improbable Research」に掲載されたことがあります。この雑誌の創刊を記念して創立されたのが、みなさんご存知のイグ・ノーベル賞です! 最終著者のお名前が〜😆 researchgate.net/publication/28…