良い文章! 自分自身としては、さらにここから「『他の個体よりも首の長い個体は、より高いところの葉を食べることができ、生存に有利だった(ので首が長い個体ばかりになった)』というのも、"正しい答え"ではなくて、いくつかある仮説の一つなんです」というところまで伝えたい🦒 twitter.com/channelyurufuw…
標本用の大型冷凍庫に入る時は、①なるべく厚着をする、②外部と連絡が取れるようにスマホをもつ、③誰もいない時間帯は避ける、という3点を最低限気を付けていて、その上でかつて先生に言われた「万が一の時には冷凍庫内の冷却ユニットを壊せ」ということをいつも心に留めているんですが(1/2)
【国際学会でドイツ人と出会った時の恒例のやりとり】 私「turtleのドイツ語知ってるよ。Schildkröten[シルトクレーテン]でしょ」 ドイツ人「おー!日本語では何て言うの?」 私「カメ」 ドイツ人「?!終わり?!短すぎん?!」 twitter.com/kinoboriyagi/s…
明日6/21は、世界キリンの日です!一年で一番日が長い夏至の日に、地球上で一番首が長い生き物について思いを馳せて見ましょう🦒 毎年この日に合わせてキリンの雑学を公開していて、今年のテーマは標本史です。戦前の日本を彩ってくれたキリンたちの歴史の物語をお楽しみください! #WorldGiraffeDay
子供の頃、野生動物を対象にした獣医師になりたかったんですけど、高校時代に「そういう人は、例えどれだけ可哀想に感じても『救わない』選択肢をもっていないといけない」と気がつき、「まずはもっと生き物の事をよく知りたい」と目指す道を若干軌道修正した。宮島の鹿の件を見ていてふと思い出した。
ここら辺誤解している方が随分いそうなんですけど、サカバンバスピスだろうとティラノサウルスだろうとキリンだろうと模型に著作権は存在していて、丸ごとそのまんまコピーしたらダメです。キリンのイラスト描いて売るのはOKでも、シュライヒのキリン模型のコピー品を売るのはダメなのと同じかと! twitter.com/tyos_clock/sta…
今回の件で「著作権」「商標権」「意匠権」の違いについて初めてちゃんと認識しました。 サカバンバスピスの模型に著作権はあるので模型の完コピや写真の使用(自分で撮っていても)はNGだけれども、そのデザインや名前を使用できるかは商標登録・意匠登録されているか次第、ということなのかな? twitter.com/anatomygiraffe…
調べて見たところ、Dr.Elga自身で復元模型も作成していたようです! 彼女のプサムモレピスの復元模型。これはファンになってしまう… wikiwand.com/et/Elga_Mark-K… twitter.com/anatomygiraffe…
Dr.Elgaの論文見てた→ researchgate.net/profile/Elga-M… もし彼女の家族に「彼女が関わった古代魚の模型が、多くの人をハッピーにしたよ!」と伝わることがあったら、とても素敵だなぁ。
それにしても「サカバンバスピスの冒険を見守っていきたい」は素敵な締めですね。 そして、もしもDr.Elgaが模型制作も担当していたのならば、Dr.Elgaのファンになってしまうな〜 今まで考えたことのない視点に目を向けられて、勉強になりました!
模型に著作権はあると思っていたので、↑の返答に特段驚きはないのですが、造形の特徴(たとえば「グレーと白の細長い楕円+◉▼◉」)が著作権侵害にあたるかはまた別の話ですよね。
標本史研究のような流れだ…標本に関わった方々を追跡するのは、意外なほどに難しいんだよなあ。 Dr.Elgaが復元も模型制作も担当していたら著作権は子孫にあるでしょうが、Dr.Elgaが模型制作をアーティストに依頼していた場合、著作権はアーティストに帰属するはずなので、追跡はさらに困難になりそう twitter.com/usgmen/status/…
「サカバンバスピスの模型は、復元とはいえ創作要素が強い」っていう方々が結構いらっしゃって、おそらく他の復元図を見てそう思ったんだろうと思うのですが、元の化石はこんな感じです(「Evolution and Development of Fishes」より)
物作りに携わる方々がサカバンバスピス模型の著作権を気にするのは素晴らしいと思うのですが、監修などにも関わる立場としては、様々な知見や過去の復元に基づいて丁寧に作られたであろう模型を「実物からかけ離れたオリジナリティ溢れるとんでも模型」のように思われると胸がきゅっとしてしまう…
この問題は、極論すると「軟体部付きのアンモナイトの商用イラストは、同様の復元を行なった最初のモデルの著作権を侵害するのか」という話のような気がするのですよね。アンモナイトの軟体部は化石で見つかっていないため、タコやイカに近い生き物であるという知見に基づく創作物なので。 twitter.com/anatomygiraffe…
サカバンバスピスもかわいいけど、同じ無顎類ならば、化石本体(2枚目)の可愛さも込みでポリブランキアスピスを推したい。ちなみに開いているのは口ではなく呼吸孔で、採食時に使ういわゆる「口」は腹側部にあるそうです。 (画像はどちらもPhilippe Janvier の「Early Vertebrates」より)
Philippe Janvierの「Early Vertebrate」に掲載されている復元図はこれ。”より正確な復元図”のように出回っている「頭の部分の甲冑が剥き出しになっているイラスト」より、例の模型に近いように思います。
話題のサカバンバスピスの模型に著作権はあるか問題、とても気になります。私の感覚だと「模型には著作権はある(模型の写真を勝手に商用利用したらNG)」が「復元デザインに著作権はない(デザインをモチーフにした二次利用はOK)」なのではないかと思うのですが、有識者のお考えを伺いたいところ。 twitter.com/yorukami421/st…
ちなみにこれ、論文内の図とかではなく、空きスペースに突如として現れる図なんです。本当になにこれ???だれが何の目的で描いたものなの? twitter.com/AnatomyGiraffe…
「明治時代にキリンの剥製つくるなんてこの人しかいないでしょ」の"この人"こと坂本喜一氏は、日本を代表する剥製師で、ハチ公の剥製を作った方でもあります。坂本氏の剥製は、出来がいいのはもちろん、生きていたその個体への愛を感じるのが良い。 twitter.com/anatomygiraffe…
論文内に出てくるちょっと脇道の話は、こちらで解説しています。ここまでたどりつけたの、個人的に激アツでした。 twitter.com/anatomygiraffe…
ちなみに「少年世界という昔の雑誌に剥製の製作過程が紹介されている」と教えてくれたのは、別件の調べ学習をしていた第二著者の小森さんで、なんと当時小学6年生!日菜子さんと論文を書く過程で、私の調べ物スキルもだいぶ向上した気がします。本当に楽しく刺激的な時間でした🦒あと国会図書館最高!
7/22の東洋大の公開講座では、この論文+アルファのお話をする予定です。気になった方はぜひご参加ください!オンラインも対面もあります🦒 twitter.com/anatomygiraffe…
筆頭著者の川田さんも私も、この剥製に関する論文や書籍はかなり調べている方だと思うのですが、それでも全く知らなかったことが、子供向け雑誌にズラズラ書かれていることの衝撃たるや… 本研究を通じて最も痛感したことは、論文の最後の一段落に凝縮されています。
そしてつい先日、↑の調査記録をまとめた論文が出版されました。jstage.jst.go.jp/article/bnmnsz… 日本語でアクセスフリーの論文なので、興味がある方はぜひご覧ください🦒