郡司芽久(キリン研究者)(@AnatomyGiraffe)さんの人気ツイート(リツイート順)

1) 高いところまで引っ張りあげられて落下したら、人間が怪我をする可能性が十分にある。 2) キリンの歯や顎にかなりの負担がかかっている。折れたら治すことは難しい。 3) 動物園の施設内で動物を過剰に刺激すると、想定外の暴れ方をして、ヒト・キリンともに怪我をする危険性がある。(4/8)
科博に勤めていた頃の同僚@rojohaku が、博物館標本の新たな利用法を模索するクラウドファンディングを立ち上げました。 リターンはなんと、科博に収蔵されている頭骨の3Dレプリカ!キリンの頭骨は、私が選んだ一推しのキリン「ハルヤくん」のものです!手乗りキリン可愛い! camp-fire.jp/projects/view/…
オリジナル動画はこちらのようです→fb.watch/846yHMuB5V/ Batzilla the Batという保護団体が撮影した動画だそうです。団体名で検索すると、何かをほおばるコウモリの写真がたくさん出てくる!
以前、学会当日の朝にスズメの死体を見つけたので、標本用に拾って、そのまま学会に行ったら、「ついさっき川田さんもモグラの死体拾ってやってきたよ」と受付で言われたことがあります。もはや習性。 そんな博物館関係者の日常を覗ける本・標本バカは9/30発売だそうです。 amazon.co.jp/dp/489308934X/
動画を見て、「可愛い!すごい!」で終わらず、「これはカメラの向こうにいる飼い主のダンスを真似しているだけなのか?それとも本当に音楽に合わせてリズムを取っているのか?」と疑問をもち、飼い主に連絡を取って実験して、リズム同調能力があることを確かめ、論文を書く。研究者の鏡のような話!
という内容をお伝えしたところ、「使用について再検討することにしました」との連絡がありました。”再検討”とは便利な言葉で、結局使ったのか使わなかったのかは把握していないのですが、良くないことを「良くない」と伝えることは、研究者の仕事の1つなのかな、と思うきっかけになりました。(6/8)
東京ズーネットさんの「アフリカゾウのウンコを洗ってみた」という記事が大変に面白い。写真はゾウのウンチからスイカが芽吹く様子。 tokyo-zoo.net/topic/topics_d…
調香師の母に話したら、「トリュフピッグは全てメスで、トリュフの匂いとオスのホルモンの匂いが似ていることを利用しているので、男性の通り名としてはどうなんだろうか?」と言われ、「色んな視点があるなあ」と思いました。
反芻を行うウシやシカに比べて、ウマの歯はとにかく長い。反芻獣が「咀嚼+反芻」で草を細かくするのに対し、ウマの仲間は咀嚼だけで草をすりつぶすので、高歯冠の長い歯によって歯が磨耗してなくなることを防いでいるのです。ごつい下顎の中に歯が埋まっている様子、いつ見てもすごい。
最近キリン舎を建て替えた動物園の方が「"図面が読めない動物園スタッフ"と"動物を知らない建築会社の方々"の間で意思疎通を取るのが本当に難しかった…」と仰っていたからです。需要としては多くはないでしょうが、建築面から沢山のキリンの為になる仕事もできるんじゃないかなーと思いました(2/3)
数年前、「アナタは包容力が強いクマさんタイプ」みたいな性格診断の動物監修をお手伝いした時、研究者5人位で「動物の包容力って何だろ…抱きしめる力(power)ですかね?なら体の大きさの割に抱きしめ力が強いのはコアリクイかな…」という感じでやたらマニアックな性格診断が完成したの思い出した。 twitter.com/anatomygiraffe…
さて、今回、陸上への埋設と海洋投棄の二つの選択肢が挙げられていました。そして埋設を「ヒトの手による不自然な行動」、海洋投棄を「より自然界の流れにそった行動」と考える方々が一定にいると感じました。6/12
先日動物園でオカピを眺めていたら、隣にいた大学生が、友達に「キリンになり損ねたコイツは、なんで生きてるの?」と尋ねていた。なんだその質問は?!と聞き耳を立てていたら、「いや、コイツはキリンのノリで生きてるの?それともウマ系のノリなの?」と続いて、それは中々良い質問かもと思うなど。
9/28に、拙著「キリンのひづめ、ヒトの指:比べてわかる生き物の進化」が発売されます! 体の構造から迫る、動物たちの生き様や進化のお話です。キャッチコピーは、「こ〜んなに違って、みんないい!!」。楽しく読んでいただければ嬉しいです🦒 amazon.co.jp/dp/4140819170
知らなくても疑問を呈して良いと思います。普通に生きていたら知る機会がない知識はあらゆる分野にたくさんあるので、その都度新たに知って、考えて、その上でまた疑問や意見を言っていいんですよ。よくないのは、知らないまま・知ろうともしないままで他者を批判・攻撃することです。
プラハ動物園の「岩陰の隙間からこっそり覗く展示」、とても素敵だった。
多摩動物公園(キリンの出産件数日本一の動物園)の飼育員さんから、「うちでは、出産予定日の一ヶ月前から、夜間は母親を産室に隔離して、寝藁を糞尿で踏み固めてもらってる。そうすることで、赤ちゃんが滑らなくなる」と聞いたことがありますが、その重要性がよくわかる動画。 twitter.com/wonderofscienc…
確かに今回報告されたキリンは脚が異常に短いですが、このキリンたちはまだ成熟しきっていない子どもです。それを「背が平均の半分のミニキリン」と呼ぶのはNGだと思います。 背が平均の半分しかない「ミニキリン」発見、脚が異常に短いと専門家(ロイター) #Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/0270d…
カモシカの頭骨標本を1万点以上作り続けるのは正気の沙汰ではないし、私は絶対に真似できないんだけれど、そういうある種の狂気と使命感をもった人にしか構築できないコレクションってのは間違いなくある。ただ漫然と過ごしているだけでは、集めることも未来に引き継いでいくこともできないのです。
私の研究はいつも「死」から始まるので、それを"お笑い"に昇華するのはダメだと思っていて、実は今回の依頼も一度お断りしているのですが、「丁寧に作るので」という熱心で真摯なお誘いを受け、出演することを決めました。大事な所は真面目なまま、カジュアルな番組に仕上げて頂いて心から感謝です。
ちなみに、私も特番を見た時に「よく笑わずにできるな…?!」と思っていたんですが、実際撮影になったら、ガチガチに緊張して笑う余裕ありませんでした😅 なお、キリングッズは私物です🦒 twitter.com/AnatomyGiraffe…
つまりマッコウクジラの場合は、死後長期間海表面を浮遊し、少しずつ分解され、ポロポロと海底に骨を落としながら漂流していく可能性が高いのではないかということです。大越(2008)では、「頭蓋骨と脊椎骨が同所的に存在する可能性は低いと思われる」と書かれています。4/12
実験でわかったこと ・歯の形によって切れ味に大きな差がある。カグラザメ(前ツイートの下2つ)に比べて、イタチザメ・メジロザメ(前ツイートの上3つ)は三倍の深さまで切れる! ・何度も実験すると、イタチザメ・メジロザメでは切れ味が落ちたが、カグラザメはあまり変わらず
筆頭著者の川田さんも私も、この剥製に関する論文や書籍はかなり調べている方だと思うのですが、それでも全く知らなかったことが、子供向け雑誌にズラズラ書かれていることの衝撃たるや… 本研究を通じて最も痛感したことは、論文の最後の一段落に凝縮されています。
恥ずかしくて周囲の人に言えなかったのに、論文として世界に公開しているんだから、学者ですよねぇ。今回本を書くにあたって、最初に編集さんに言ったことは「Dagg先生のご著書のような黄色い本にしたいです」だったなぁ。