このお返事の素晴らしい所は、「生き物は臭いがするもの」「臭いも大切」と言うだけではなく、「キリンとシマウマの匂いは違う」「オスジカ特有の匂いを嗅ぐと秋を感じる」など、思わず読み手に「嗅いでみたい!」と思わせる所ですね。福守園長のお人柄が表れた、本当に素敵な回答です。
誰かに何かを伝える時にはこうありたい、と思えるお手本のような回答ですね。 自分の思う「正しさ」や「理想論」を押し付けるのではなく、読み手に「こう捉えたら、もっと人生が豊かになるかもな〜」と思わせるのが本当に本当に素敵。登場する各動物にも会いたくなっちゃう。
「動物園なんだから仕方ない」「嫌なら来るな」と言う人もいるけど、それは両者の断絶を生むだけなんですよね。臭いが嫌だなと感じた人も生き物を見るために動物園に来たわけで。そんな彼らに「”見る”以外の楽しみ方」を提案するのって本当に素敵。こういう方がいるってだけで嬉しくなっちゃうな。
私は「嫌なら〜するな」という表現がとても苦手で、「嫌じゃないからやってみて、その上で楽しめなくて残念って話なんですけど…」と思っちゃう。本当に嫌だったらもうしないし。「ここが残念だったな」という人に「そこはこうやって楽しんでみたらいかがでしょう?」と提案できる人に、私もなりたい。
平川動物公園の福守園長の「意見箱へのお返事」は、においのやつだけでなく、どれも素晴らしいなあ。わかりやすく、相手に寄り添って、動物にも人間にも愛をもっているのが伝わってくる。 ↓「動物にさわりたい、だっこしたい」という要望に対するお返事。 hirakawazoo.jp/zooblog/voice/…
サンパウロ水族館で行われた「ペンギンプールの水が真水の時と海水の時で、マゼランペンギンの行動はどう変わるのか?」を調べた研究。 なんと、水槽を真水→海水にするだけで、水中にいる時間が約25倍になったらしい。結果が端的!6行! onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.100…
研究成果は我が子のようなもので、「遠い未来にとんでもない大発見・大発明の基盤になったらそりゃ嬉しいけど、別にそんな大層なものにならなくても、他の人達に愛されて、誰かの日常を少しだけ楽しくハッピーにする一助になっていたら、それだけで生みの親として最高に幸せだなー」と思っています。
「キリンとかダチョウの膝って、人間とは逆側に折れてるよね」と思ったことがある貴方へ。 そこは膝ではなく、かかとです。 キリンの足の甲はとても長く、約80cmあります。 nhkbook-hiraku.com/n/nbafa7e669a8d
Web連載「キリンと人間、どこが違う?」 今週公開された第4回のテーマは「手足」です。 様々な動物の身体を見比べ、似ている所・違う所を知るのはとても楽しいです。この連載は、私が日々感じている楽しさの”お裾わけ”です。 浅野さんのイラストも素敵なので是非ご覧下さい! nhkbook-hiraku.com/n/nbafa7e669a8d
この話は知っている人も多いだろうし、「生き物好きには常識だしわざわざこれを書くことないよね」と思いがちなんですが、間口を広げるには「皆知ってるかも?」という話題からしっかり書くことが大事だと思っています。 世の中には「マイルドな生き物好き」が大多数であることを忘れないようにしたい twitter.com/AnatomyGiraffe…
「キリンの研究は何の役に立つんですか?」と聞かれたとき、少し前までは『新たな知識を得ることは「役に立つ」の1つの形だと思います』と答えることが多かったんですけど、最近は『どんな風に役に立つのかはまだわからないですけど、キリンの研究も私自身も需要はあるみたいです』と答えることが多い
かかとと膝の話が面白かった方は、きっとこれも楽しめると思うので、是非どうぞ! twitter.com/AnatomyGiraffe…
2年前、アーティストの方とコラボして作成したキリン用ハイヒールの写真が出てきた!👠 金沢21世紀美術館で展示していただきました〜!(今はもう見られないのかな?)
はらぺこあおむしの作者のエリック・カールさんが亡くなったそうです。 Twitterでの最後の画像は、母の日に投稿されたカバの親子。最後まで幸せな気持ちを頂き、ありがとうございました。「はらぺこあおむし」は、幼少時代の私に生き物・自然の魅力を教えてくれました。 ご冥福をお祈りいたします。 twitter.com/ericcarle/stat…
解剖学を学んでよかったなと思う事の一つは、自分の身体の中には信じられないほど精巧な器官がたくさん詰まっていて、それらが絶え間なく働くことで生きているんだ、と知れたこと。心臓も肺も腎臓も皮膚も、全てが尊い。何があっても「生きてるだけでマジですごいし」という気持ちがぶれなくなった。
「自分のことを認めて好きになろう!」とか言われても、「それが出来るならそもそもさあ…」ってなる人って多いと思うのだけど、心臓や肺って「自分であって自分でない」感じで、素直に「すごい」と思える。そう思える器官が増えてくると、「まぁ自分も捨てたもんじゃないかも」と思える気がします。
(ちょこっと宣伝)NHK出版にて「キリンと人間、どこが違う?」という月一コラムを連載中です。今年2月に掲載された第一回のテーマは「肺」です。ぜひご覧ください。 次回は6月末掲載予定です! nhkbook-hiraku.com/n/n92b88f3e4a75
クジラの解剖はキリンの解剖の数倍ハードな上、解剖頻度もめちゃくちゃ高い。田島研からは「解剖時に重いもの持てるように加圧トレーニング始めた」とか「浜辺でキビキビ動き回れるよう日常的に5キロ走ってる」とかって話が漏れ聞こえてきて、ストイックさにほんと驚く。拝読するのが楽しみです! twitter.com/ashiko/status/…
数年前、古生物学者の夫が海外に発掘に行く時、「某先生のファルコンズアイみたいなカッコいい異名がつくといいね」と送り出したんですが、帰国後尋ねたら「良い化石を沢山見つけたらトリュフピッグの異名がついた」とのこと。確かに日本語でも「目が利く」と「鼻が利く」があるけど、イメージの差がw
調香師の母に話したら、「トリュフピッグは全てメスで、トリュフの匂いとオスのホルモンの匂いが似ていることを利用しているので、男性の通り名としてはどうなんだろうか?」と言われ、「色んな視点があるなあ」と思いました。
(夫の名誉のためにいっておくと、砂漠の真ん中でキャンプしながらの発掘調査だったため、少なくとも当時はバッキバキの肉体で、「太っていたからついた通り名」というわけではありません🐖)
あと、本人は割と誇らしげ&嬉しそうだったので、「良かったねえ」となりました笑
この風車、発想が素晴らしいので、いろんな動物で欲しい
明日6/21は夏至!一年で一番日が長い日に、地球で一番首が長い動物のことを考えてみよう、ということで、明日は #世界キリンの日 です。 今年は「キリンの首が進化の過程で徐々に長くなってきたのならば、どうして中間的な長さの首をもつ化石種が見つからないの?」という疑問への回答を作りました。
皆さんにお尋ねしたいのですが、「時をかける少女」のこのイラスト、曲げている方の足は左右どっちだと思いますか? スレッドにアンケートを置くので、回答していただけると嬉しいです。 (画像:kadokawa.co.jp/product/200511…より)