哲学者コウ・メダユー(@koume_philo)さんの人気ツイート(新しい順)

ここで重要なのは、小梅氏が”いくつお菓子を買ったか“が示されていないことである。つまり、4個で100円のお菓子は、「8個なら200円なのか?」という問題である。そう、「4個で100円」は、それ以外の場合について言及していない。クリプキ的「クワス算」により、小梅氏は破産してしまったのだ。傑作。 twitter.com/dayukoume/stat…
コミュニケーション的行為などを通じて、我々は「他者との相互理解」を深めるべきと考えられている。だが、我々は他者を「真に理解すること」が出来るのだろうか。話しても「意味がわからない」側面が、他者にはあるのかもしれない。小梅氏にとって、他者は、「根源的な理解不能性」を有しているのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
小梅氏のシュルレアリスム的な手法を自ら解説した一作。我々は小梅氏の作品を「深い」ものとして解釈する。しかしながら小梅氏の作品は、無意識の領野で”何も考えずに”、次々と生み出されるものに過ぎないのかもしれない。時に恣意的になる「コウメ太夫研究」の研究者たちに警鐘を鳴らす重要な作品。 twitter.com/dayukoume/stat…
「鶴の恩返し」などの異類婚姻譚の話は様々であるが、その一つに「蛤(はまぐり)女房」という話がある。助けた蛤が、美女としてやってくる、といった内容だ。異類婚姻譚では、異類が人間に化けた姿が美しく描かれる事が多い。それを踏まえた小梅氏は、世の中の美男美女の正体をホッキ貝だと考えるのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
ここでの「白塗り」を小梅氏だと考えると、小梅氏が死んでも「まいチク」は残り続ける、という意味に解せそうだが、下の句に疑問が残る。「この世とあの世もいってかえって」と、小梅氏が生と死を繰り返していることが示されているのだ。一体どういうことか。 twitter.com/dayukoume/stat…
めぼしい梅干しが無いということは、梅干しが平準化されていることが示されている。工業的な「大量生産」によって商品が次々と生産される現代社会では、商品の差異は無い方がよいものとなる。小梅氏は、商品品質の平準化がめぼしいものを失わせてしまうとして、梅干しの個性が失われたことを嘆くのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
本日投稿したnoteがなんと、コウメ太夫氏本人にリツイートを頂きました。 ありがとうございます。 twitter.com/koume_philo/st…
ノートを書いてみました。拙い文章ではありますが、よろしくお願いします。 「コウメ太夫はなぜつまらないのか?」  —コウメ太夫とシュルレアリスム試論ー|哲学者コウ・メダユー #note note.com/koume_philo/n/…
かなりユニークな仮説です。 コウメ太夫は国家を揺るがす重大な事実を握っている|代理 @Dairijjjj #note note.com/apt_b2/n/n91bc…
道具は、一定の程度であれば、「便利なもの」という範疇に過ぎないが、それが過度に社会において採用され始めると、道具に対しての我々人間の隷属がはじまるのだとイリイチは指摘した。イリイチの思想に影響を受けた小梅氏は、現代社会においてスマホと人間の主客転倒が生じていることを指摘するのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
現在世界人口が約78億人と言われているので、およそ最下位に近いが、何故こうなってしまったのか。そう、「世界中の誰よりも」という言葉は、実際は「私の知っている誰よりも」という意味なのである。我々は、自身の「知」の枠組みから逃れられず、常に「既知」の枠組みから事象を判断してしまうのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
どうして「お月さま」を駐車場に見立てたのか。小梅氏の目は、「現在の月」ではなく、「未来の月」に向けられているのかもしれない。我々人類は、自然を次々と征服し生活圏を拡げてきた。NASAによる月面着陸は、その一端だ。小梅氏は、将来的に「お月様」が、駐車場と化してしまうことを危惧するのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
アーレントの『人間の条件』を踏まえると、「活動」とは、人間のコミュニケーション行為のことに他ならない。人間の条件の一つである「活動」が困難になるコロナ禍。小梅氏は、「活動」が見え難くなっている現代の情勢を踏まえ、これからの「活動」を考えるのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
ある思想、或いはある価値観を「徹底」することは出来るのだろうか。例えば、倫理学的な価値規範を考えてみよ。功利主義や義務論など、「徹底」すると、その考え方自体に無理が生じうる価値観は多々ある。小梅氏は、ある価値規範を「徹底」することの困難と、そこに生じうる問題を指摘したのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
田舎の町は、バウマンの用語を使えば、ソリッド・モダニティ、つまり固定的、保守的な傾向が強いことがあるだろう。ソリッドな体制は、リキッドな動きに対し、時に暴力性を発揮してしまう。田舎の町のひとは、対外的な脅威(=小梅氏)に対し、暴力を振るうことで、ソリッド・モダニティを堅守するのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
フロムは『自由からの逃走』を著し、民衆が責任を負うべき「自由」を獲得した結果、人々がその「自由」から逃走し、全体主義に傾倒してしまったことを示した。逆説的だが、「自由」は「責任」を生じさせる。小梅氏は、「自由」が、責任により人々を束縛している現実を逆説的に描いてみせたのだ。傑作。 twitter.com/dayukoume/stat…
小梅氏は男なのか、女なのか。男/女の二元論の超越、男⇆女を往来する小梅氏のスキゾ的性格は、ジェンダーを固定的に考える旧来のジェンダー観と真っ向から対立する。小梅氏が、「男なのか、女なのか」という問題に明確な答えが出せないことは、流動的なジェンダーという複雑な問題の一端を示すのだ。
「誕生日」が「生誕祭」となる…これは、現代においてはアイドル文化やオタク文化などで見られるが、対象が「推し」といった形で崇拝の対象となっているケースが殆どであろう。では、小梅氏は一体誰に崇拝されているのか。そう、“チクシスト”たちだ。我々チクシストは、小梅氏の生誕を祝うのだ。傑作。 twitter.com/dayukoume/stat…
本日(4/1)、『コウメ太夫と学ぶ 哲学・現代思想用語入門』を畜生社さんから出版することとなりました。 哲学の重要な50の用語だけでなく、非常に複雑な「現代」を考えるための現代思想の重要キーワード50を「まいにちチクショー」を一例にあげながら解説している一冊です。 ぜひお買い求めください。
現代、我々は私的なやりとりをSNSでおこなうが、果たしてそのプライバシーはどの程度尊重されているのか。オーウェルの『1984』は、ビッグ・ブラザーによる監視社会の恐怖を描いていた。「見ないでくれ!」という小梅氏の切実な願いは、現代において叶わないものとなっているのかもしれない。 twitter.com/dayukoume/stat…
「自由」とは如何なるものか。サルトルは「人間は自由の刑に処されている…人間は自分のなすこと一切について責任がある」としている。そう、「自由」には常に責任が伴うのだ。「自由」の意味を履き違えた若者は、ひなあられとなってしまい、ひなあられになることの責任を考えず、死んでしまったのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
またしても「沈黙」である。先日ピカートの『沈黙の世界』を引用していた小梅氏だが、今作では「チクショー!」以外何も語っていない。小梅氏は、「語り得ぬものについては、沈黙しなければならない」ような、ウィトゲンシュタイン的な視座から、形而上学についての「沈黙」を始めたのかもしれない。 twitter.com/dayukoume/stat…
エリアーデが言うように、「宗教的人間にとって空間は均質ではない」のである。日本人的な空間論でいえば、空間は「ウチ」と「ソト」に分けられる。しかし、小梅氏の空間論はより広い視座から空間を把持する。小梅氏の空間原理は、宇宙をベースにしたものであり、空間は宇宙との関係で把握されるのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
ここには永遠性の問題がある。我々は、「永遠存在」としての「友達」になることが出来るのだろうか。小梅氏は、我々は決して「永遠存在」となることは出来ないと断定する。友人関係が8分で終了したことを嘆く小梅氏は、我々はイデア的存在者ではないとし、友人関係が有限であることを強調するのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
「死んだふり」という仮死状態への移行…秩序の超越としての仮死を行う小梅氏。更にそこでクマによる獣姦及び死姦が行われる。秩序の撹乱として、「タブー」を破ることによって、我々は秩序を再構成する。小梅氏とクマの性行は、秩序の攪乱と再形成という、ダイナミズムの実践なのだ。傑作。 twitter.com/dayukoume/stat…