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物質的に豊かだったからこそ、パソコンとか弁当とか売って資金源にできたとも言えるだろうけど……ほならね、同じくらい豊かな別の国はどうなんですかって話じゃないですか。
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『タテの国』は現在の俺たちが想像しうるタテ読みマンガの100点満点中30000点みたいな〝超絶大正解〟なので、田中先生には儲けて欲しい。先生から「『タテの国』のおかげで鎌倉に豪邸が買えました!」という報告がないと、若いクリエーターたちがタテ読みマンガに挑戦しなくなっちゃう…。
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こちらのインタビューでも答えましたが、マンガ原作者という立場から見た画像生成AIは、作曲家から見たMIDIのようなものです。「AIがあればマンガ家はいらない」というのは「パソコンで演奏できれば人間のオーケストラはいらない」というくらい、バカげた発想だと思います。
nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/23…
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AIを「クリエイターの敵」だと見做すのは誤りです。インターネット上には対立煽りをする愉快犯がいるせいで、AIへの悪印象を強められているだけです。本来のAIは、クリエイターの敵であるどころか「本当に表現したかったもの」を表現できるようにしてくれる存在です。
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「はい、私が〝いじめられっ子ロボ〟の企画開発をしました。やはり一番苦労したのはスペックの自動調節機能ですね。容姿・学力・運動神経のすべてで〝クラスで最下位〟になる必要がある。反面、子供たちが〝イジメて楽しい〟と感じられる程度には高性能でなければなりません…」
#ツイッタSF
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もちろん唐揚げといっても、銀座の老舗で出てくるような小綺麗なやつではストロングゼロには合いません。コンビニのホットケースに並んでいる、何時間前に揚げられたのか分からないような唐揚げ。酸化の始まった油でギトギトのやつ。そういう唐揚げをストロングゼロで流し込むと最高なんですよね…。
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「自分の作品が商業誌で受け入れられないのは、出版社の商業主義のせいだ」と信じれば、気持ちは楽になるかもね。
創作活動は自己満足であると同時に、商業誌でやるなら「お客さんである読者の満足」でなければならない。編集者や出版社を満足させようと考える時点で、目の付け所を間違えてるよ。
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そうか…
大規模言語モデルをローカルでも動かせるようになれば、社外秘の極秘経営計画から事務処理のフローまであらゆる社内テキストを食わせまくって「会社のことなら何でも知っている総務のおばちゃん社員」のAI版を作れるのか…
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かつてのダイエーはホークスが優勝するたびに記念セールをやってくれていた。WBCで優勝したんだから日本も消費税ゼロセールとかやってみてはいかがだろうか?
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今、政治に近い場所でAIの規制を考えている人たちが、そこまでのビジョンを持っているのか、正直ちょっと不安ではある。商業で勝負できる物語を作れるだけの想像力がある人なら、ほんの20時間くらいAIを触るだけで「どれほど素晴らしい未来を実現できるか」を、明確にイメージできるはずなのだけど。
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正直、ファンタジー小説の冒頭部分を「主人公がジャガイモを食べるシーン」から始めたくなる願望はある。
「ジャガイモだと!?こ、この世界にはジャガイモがあるのか!?」
「何を驚いているんだ?」
「この世界ではずっと昔からあるだろう?おっと、そのパンプキンパイとトマトサラダを取ってくれ」
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アルファベットでは、ミーティングもマジック・ザ・ギャザリング「MTG」になってしまう。一方、「会議」と「万智牌」「風雲會」では混乱しようがない。
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それから、幅広い年齢層の「男のあり方」を描いている点も『ゴールデンカムイ』の美点の一つだ。オソマやチカパシのような子供・少年/杉本たちのような青年/鶴見たちのような大人/そして土方や長倉、都丹庵士のような老年。
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1792年、イギリスの外交官ジョージ・マカートニーが国王ジョージ3世の贈り物を中国の宮廷に届けました。送られた荷物は600個あまりで、この荷物を港から北京に運ぶために、労働者3,000人、荷車90台、荷かご40台、馬200頭が必要だったといいます。現代なら、トラック1~2台とその運転手で済むでしょう。
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ポリコレの概念は、ポジティブ・チェック(※加点式)で使えば創作の表現の幅を広げる素晴らしいものです。反面、ネガティブ・チェック(※減点式)で使うと表現を委縮させます。
『ゴールデンカムイ』をポジティブ・チェックで見た場合、「男性のジェンダー」と「少数民族」という二本柱で+百億点。
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ドスパラの店員さん、みんな揃って「そこまで知識があるなら自作なさっては?」と勧めてくるの笑っちゃうんだよな。自作PC沼に突き落としたほうが儲かるという判断なのか、それとも店員さんもオタクなので同じ沼の住人を増やしたいだけなのか…
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〝トロッコ問題〟を解いた結果、私は画像生成AIを使っている。「悪い結果」と「もっと悪い結果」とを比較して、マシなほうを選ぶという功利主義に従っている。たとえ法的に問題なくとも、今までの私たちの慣習からいって、画像生成AIには道義的な気持ち悪さを覚える。それでも、もはや無視はできない。
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そして自らの飼い犬を「バカ犬」と呼ぶ飼い主の8~9割は、内心では(でも、だからこそ可愛い)と考えています。ホモ・サピエンスという猿の面倒くささが分かりますね。
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科学と宗教の分化の最後の一撃になったのは、19世紀後半、『種の起源』の出版がもたらした進化論争でした。この時代の歴史の分かりやすい入門書として、松永俊男『ダーウィンの時代』がオススメです。
(画像出典)
unp.or.jp/ISBN/ISBN4-815…
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楚人に映画をひさぐ者あり。有色人種に白人が声を当てたアニメを褒めて曰わく「役者の人種なんてどうでもいいじゃん」。また、黒人が人魚を演じた作品を貶して曰わく「イメージが崩れる」。
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炎上ネタはすべてスルーして動物園の投稿ばかり「いいね」を押し続けたら、おすすめツイートに可愛い動物の投稿しか流れて来なくなりました。これってライフハックになりませんか?
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生成AIは画像の〝特徴〟を、いわば概念として学習している。この点では人間の学習に近い。でも、この説明はあまりにも抽象度が高くて、直感的に理解しづらい。「AIの中には画像データが保存されていて、それを切り貼りしている」というイメージを持ってしまう人がいるのも無理のないことだと思う。