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神戸大学国際保険学講座の中澤教授によるまとめ。
最後の頁の死者数が重い。先週いくつかの打ち合わせで話したが、下限の900万は第一次大戦、上限の5250万は第二次大戦の死者数となる。私たちは戦後をみることになる。
少しでも食い止めるために、行動変容。それに尽きる。
minato.sip21c.org/COVID-19-J.pdf
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空母ルーズベルト艦長を首にした海軍長官代行、首になる。
モドレィ長官代行は艦長をこき下ろす演説を行い、その最中には乗組員から強いヤジが飛んでおり、そのは様子もコメント欄の共有で確認できる twitter.com/jackdetsch/sta…
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音声はこれ。
艦長が音声を流出させた、情報の時代に不適切、愚かなどと述べて罵声を浴びている。自分自身が録音されたこちらもあり、更迭
soundcloud.com/paul-szoldra/a…
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NYT論説…「一国二制度」という概念は、1984年の中英共同宣言の下、少なくとも2047年まで続くとされていた。ドイツがロカルノ条約とベルサイユ条約に公然と違反したように、今、中国の支配者は公然とその条約に違反している。.... China and the Rhineland Moment nytimes.com/2020/05/29/opi…
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バイデン陣営のメールサーバーに中国から攻撃が増えていることをGoogleが発表。NYTサンガー氏の記事では、バイデンの中国政策が不明なことも一因と。
知りたければ情報を取りに行く。その姿勢を買いたい (違
nytimes.com/2020/06/04/us/…
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WSJに抜き出されたボルトン回顧録の中国に関する抜粋を読むと、過去数年に説明してきたことが間違っていないと確信。トランプは中国との取引しか考えず、ウイグルも台湾も、戦略的競争も配慮していない。結果、中国にとっての希望は政権の他の誰でもなく、大統領その人だけだった。
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正直、中国政府にしてみれば、ここまで政界、ワシントン、世論の対中観が悪くなったところで民主党政権というのが地獄なんですよ。トランプ再選でおだててなだめて、そして国際秩序がぶっ壊れるのをみるのがベター。
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23日に行われたポンペオ国務長官演説の位置づけについて。安保担当大統領補佐官、FBI長官、司法長官を含めた4本セットで、「中国脅威論」の完成とみて良いと思う。他方で、政策対応は2年前の国防授権法はじめ既に始まっており、新機軸を打ち出したわけではない。/1
state.gov/communist-chin…
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安倍外交の評価は難しい。保守的な「風味」はあったものの、概ね(官・専門家サークルの)主流な考えに沿ったものだった。米、中、TPPなどバランス感覚もあった。韓国とも一度は合意を作った。集団的自衛権も前進。グローバル課題も粛々と。最も否定的に解釈されていくものは対ロシアだろうとは思う
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外交を支えるインフラとして、国家安全保障戦略や国家安全保障局が生まれた。後者には谷内、兼原、高見澤の各氏のようなスターが長年にわたって継続性を与えたと思う。これは変化の大きい時代に重要だったのではないか。
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政権が変われば、今進んでいたはずの、新しい戦略、防衛大綱の議論や、諸々の規制強化、さらには自由で開かれたインド太平洋構想の議論は変わるのだろうか。
戦略環境は国内政治とは関係ないのだから、必要な方向性を維持して欲しい、と切に思う。
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同時に、安倍外交のもっていたバランス感覚、それは総理一人と言うよりは官邸や省庁の上手い力学で維持されたものだろうが、上手く残っていって欲しい。
保守の政治家だからこそバランスがとれたところもあるが、日本社会・経済を見回し、安保だけでない、自由や人権にも目配せした外交が続いて欲しい
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もう、動きが早いよ、ドイツ。
ドイツ、中国依存を転換 アジア政策で日本などと連携:日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXMZO…
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なんですか、これ。
英訳されてバイデン陣営が読むこと想定して、この政府関係者のコメント?
バイデン氏なら首相訪米は見送り トランプ氏なら早期にお祝い | 共同通信 this.kiji.is/69375648010287…
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米議事堂への侵入とアジアなどでの議会占拠は、前者が現権力者の扇動によるという一点で全く違う。民主主義の退行に顕著に観られるのは、現権力者による制度と自由の破壊。
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みんな忘れてるんですが、バイデン陣営として、昨年8月の段階で報道担当者がウイグルにおける人権侵害をジェノサイドと位置付けています。
ブリンケン氏の指名公聴会に続き、この流れに不思議はありません。 twitter.com/joshrogin/stat…
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米中、台湾で早くも攻防 米国務省が台湾の自衛支援表明:日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO…
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読み始めました。大変面白いです。いわゆる西側の「リベラル能力資本主義」と、中国のような権威主義による「政治的資本主義」のどちらにも問題を発見する知的姿勢は素晴らしいし、納得いく点が多いです。
梶谷先生の解説はわかりやすく、ウェブで無料公開されています。
msz.co.jp/book/detail/09…
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昨晩の、何も伝わらない開会式を上手く説明した一本。
一つ一つのパフォーマンスには素晴らしいものもあったけれど、全体を演出できないのはとにかく上の問題
comemo.nikkei.com/n/n54decf0a038…
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記事が正しく指摘するように、中露の思惑とは異なり、アフガン撤退は多くの同盟国のアメリカへの信頼を失墜させることにはならないが、「テロ台頭、民主主義や女性の権利への打撃」を招き中東にも衝撃をもたらす
タリバン進撃、米政権に衝撃 同盟国は失望 jp.wsj.com/articles/speed… @WSJJapanより
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カブール陥落が今後のアメリカにもつ意味について、とくに民主党系が主張する米中対立に専念できるとか、撤退は不可避とか、タリバーンもマシになったとか、そういう言説に関して、朝日新聞の記事にコメントを残しました。
asahi.com/articles/ASP8J…
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ポイントは、今回の決定によってアメリカは道義的リーダーシップを失った、アフガニスタンとタリバーンは今後もアメリカを縛り戦略的リソースと関心を食うということ。国家建設の責任放棄はアメリカのお家芸かもしれませんが、あまりにやり方がお粗末です。
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これで米中対立に専念、できるわけがない。
民主的に選ばれたアフガニスタン政府を放りだして、民主主義と専制の対立を訴える精神力には脱帽です。
なお、タリバーンがマシになった説はどこから流れているのでしょうね。(タリバーンと交渉するなという意味ではありませんが、楽観論の根拠が不明)
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ちょっと何言ってるのか、わからない
以下、引用
政府は「日本への難民申請は想定していない。大半はアフガンに戻りたがっているか、周辺国への移動を希望しているようだ」(官邸関係者)とし、日本での外国人の受け入れは念頭に置いていない状況だ asahi.com/articles/ASP8R…
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同僚の松田康博先生による、きわめて丁寧な議論。
「台湾武力統一は今後10年考えにくい」 business.nikkei.com/atcl/gen/19/00…