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中国がロシアからウランを買って、核弾頭の増産に回しているという話がブルームバーグ発で騒がれている
China Nuclear Trade With Russia Risks Tipping Military Balance - Bloomberg bloomberg.com/news/articles/…
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国際政治系の情報収集術が話題なのかもしれませんが、専門家でもない限り、新聞と雑誌などをきちんと読むことで良いとは思います。英語ではFTに加えて、NYTとワシントンポストはあまり高額ではなく、WSJは毎日デジタルとかから読めます。あとThe Economistは学割だと安いはず。(続く)
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よくぞこのインタビュー取った。
トランプ氏への“決別”宣言 アメリカ保守派重鎮が語る | NHK www3.nhk.or.jp/news/special/i…
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これまで台湾内政で研究をしていない方々の有識者コメントがあふれていますが、まずは小笠原先生のこのインタビューをお読みください。選挙前ですが、全くこの通りです。そして先生の当落予測は今回もほぼ的中しています
台湾人はなぜ地方選で親中政党を支持するのか toyokeizai.net/articles/-/628…
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イラン情勢に関して日本ではあまりに報道が少ないと思っていましたが長文の良い記事が出ました。
ワシントンの専門家にも話を聞いていますが、結論は似ています。ヒジャブの話だけではないのです。
ヒジャブを脱いだ女性たち「今こそ変革を」 命懸けてでも止めぬ叫び asahi.com/articles/ASQCF…
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ロイター電などでサリバン大統領補佐官が中国との対立望まず、と出てますがこれは完全にニュアンスを誤って伝えています。英語での彼の発言は衝突と対決を望まず、と訳すべきで、政治対立の解消目指しての宥和的姿勢はありません。
こういう誤解の連鎖が民主党とか米国外交の理解を妨げています
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誤解があってはいけないのですが、中国の意図も能力も十分に米国では理解されており、それへの準備も加速しています。それと、目の前の政治的な発言の意味は違う、というだけです。
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党大会のアメリカにおける受け止めについては、日本時間では明日の夜に、以下のイベントもあります。
csis.org/events/unpacki…
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昔から思っているのですが、日本は中国の話になると結構細かく分析するのですが、米国については表面をなぞったメディア記事の影響が強く、政策形成をきちんと分析したものが全く見向きされません。一体どうしてこうなったのか。。。(なお日本政府内でも米国分析は他国に比べれば体制が弱いです)
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なぜか日本では米国以上に、米国が台湾危機近いと行っているという言説が広がっています。
ブリンケン国務長官の発言は習の政治報告への若干過剰な反応と理解されており、ギルデイ海軍作戦部長はレトリック的なもの(即応態勢をとと得るという文脈で)とこちら(DC)では整理されています。。。
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過去の台湾海峡危機については以下を参照ください。たぶん、2が手軽で、便利です。
1『共存の模索』勁草書房、2015年
2「米中関係と危機:政治的意思による安定とその脆弱性」東大社研・保城広至編『国境を越える危機・外交と制度による対応―アジア太平洋と中東』東京大学出版会、2020年。
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繰り返しですが、台湾との関係強化は粛々と、静かな環境で行うべきであり、今回のような象徴的な、それも本来は一議員として選出されているに過ぎない下院議長の訪問は逆効果です。
米中それぞれが政治的にロックされ、そして台湾も拒むという選択肢はなかった。海峡には今晩から明日、大嵐が来ます。
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また、米中が対話できる雰囲気ではない中で、危機管理に必要なチャンネルはさらに細くなる。
様々なデメリットを上回るメリットは何なのか。正直、それを誰も説得的には説明できないのが、今回のペロシ訪台です。
私は日本、米国のメディアに、かなり明確に、自分の立場を伝えています。すると、
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ペロシの機体を撃墜するなんてことは起きません。中国が意図的に戦争に発展させることはまずない。
軍事的威嚇は、かなり起きるでしょうし、サイバー空間もそう。貿易ではすでに中国の台湾への措置が発表されています。
問題は、こうしたPLAの活動量増加がどれほど続き、偶発的なことにつながるか
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長めのインタビューをこのタイミングで朝日新聞オンラインに掲載頂きました。
ペロシ氏の台湾訪問が持つ意味は 米中、対話の道はしばらく厳しい?:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASQ82…
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私も滑舌は悪くなりましたが、なんとかなります。テレビでも解説できるし、英語も下手なりに話しているし、最近はもっと口の動かし方が難しい言葉も習っています(先生には問題ない、と言われました)。
長いツイートになりました。ここまでにします。
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この病気にかかったものとして、同じ仲間に言いたいことは、けど僕たち自身はなるべく気にせず、明るく生きましょう、ということです。
僕は奥さんに買ってもらった顔面ローラーを使いながら、(まだ顔はこわばりがちなので)きっと他の人より気持ちいいはず、と思って日々笑って生きています。
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この長い連ツイをした理由はたった二つです。
まず、もし、もしいきなり顔面が動かないという症状が出た場合は真っ先に病院に行ってください。初動が本当に大切です。
周囲の人は当人のショックが計り知れないことを分かってください。一見すると他者が分からない、そのギャップも苦しいんです。
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私の亡父はとても深刻な指定難病と長年闘いました。15年以上経った今は、交通事故のようなこの病気になったことも、父の辛さに比べれば、と思うところもあります。母に言われたとおり、人生、色々なことが起きます。
それでも当人のショックが癒えるには数年かかるものです。
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顔が動かない、というのは他者には分からないほどのショックです。見た目もありますが、食べるのもしんどいし、目が閉じられないとシャンプーもしみるし、寝るときも乾きます(眼帯します)。
ですが、それでも神経は再生はすることが救い、と思うしかない。
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顔面神経麻痺の発症は10万人に20,30人というデータをみました。少ないように見えますが、何の前触れもなくウイルスで生じます。
予防法は特にないですが、私も肉体的、精神的な疲労のピークで生じました。自分の体力を過信していたのでしょう。
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そこまで支障は無いので、いつもミニタオルを持つようにはしています。さして美味くないラーメン屋とか中華でも油が多いときとか唾液と涙が出て、作っているおっさんが感動してくれています。
失った神経の再生過程でバグが起きると時々起こる症状、とは聞いています。
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とはいえ、自分的には7,8割しか動かせないし、顔はやっぱり非対称になった気がしました。それでも、麻痺の最中は寝るときも食べるときも、顔がマスクのように動かないので、それに比べるとマシでした。
後遺症もでました。ワニの涙というらしいですが、唾液が多めにでると左から涙が出ます
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ステロイドの大量服用は、それが終わったくらいから、「何じゃこりゃ」というくらいの気持ち悪さに襲われました。その頃には実家に戻っていたので、寝込んでいました。
東大には顔面神経麻痺の専門外来もありましたが、基本は経過観察だけでした。半年くらいかけて、左半分は9割戻ったそうです
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たしか脳の異常が無いかなどのテストもされましたが、すぐに耳鼻咽喉科に回されました(顔面神経麻痺はそっちです)。そして大量のステロイド剤と胃薬を渡されました。保険効いているのに、1万円近く払った記憶があります。
後に分かりましたが、どれほど早くこの初期治療ができるかが重要です。