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外交を支えるインフラとして、国家安全保障戦略や国家安全保障局が生まれた。後者には谷内、兼原、高見澤の各氏のようなスターが長年にわたって継続性を与えたと思う。これは変化の大きい時代に重要だったのではないか。
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安倍外交の評価は難しい。保守的な「風味」はあったものの、概ね(官・専門家サークルの)主流な考えに沿ったものだった。米、中、TPPなどバランス感覚もあった。韓国とも一度は合意を作った。集団的自衛権も前進。グローバル課題も粛々と。最も否定的に解釈されていくものは対ロシアだろうとは思う
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23日に行われたポンペオ国務長官演説の位置づけについて。安保担当大統領補佐官、FBI長官、司法長官を含めた4本セットで、「中国脅威論」の完成とみて良いと思う。他方で、政策対応は2年前の国防授権法はじめ既に始まっており、新機軸を打ち出したわけではない。/1
state.gov/communist-chin…
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正直、中国政府にしてみれば、ここまで政界、ワシントン、世論の対中観が悪くなったところで民主党政権というのが地獄なんですよ。トランプ再選でおだててなだめて、そして国際秩序がぶっ壊れるのをみるのがベター。
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WSJに抜き出されたボルトン回顧録の中国に関する抜粋を読むと、過去数年に説明してきたことが間違っていないと確信。トランプは中国との取引しか考えず、ウイグルも台湾も、戦略的競争も配慮していない。結果、中国にとっての希望は政権の他の誰でもなく、大統領その人だけだった。
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バイデン陣営のメールサーバーに中国から攻撃が増えていることをGoogleが発表。NYTサンガー氏の記事では、バイデンの中国政策が不明なことも一因と。
知りたければ情報を取りに行く。その姿勢を買いたい (違
nytimes.com/2020/06/04/us/…
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NYT論説…「一国二制度」という概念は、1984年の中英共同宣言の下、少なくとも2047年まで続くとされていた。ドイツがロカルノ条約とベルサイユ条約に公然と違反したように、今、中国の支配者は公然とその条約に違反している。.... China and the Rhineland Moment nytimes.com/2020/05/29/opi…
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音声はこれ。
艦長が音声を流出させた、情報の時代に不適切、愚かなどと述べて罵声を浴びている。自分自身が録音されたこちらもあり、更迭
soundcloud.com/paul-szoldra/a…
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空母ルーズベルト艦長を首にした海軍長官代行、首になる。
モドレィ長官代行は艦長をこき下ろす演説を行い、その最中には乗組員から強いヤジが飛んでおり、そのは様子もコメント欄の共有で確認できる twitter.com/jackdetsch/sta…
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神戸大学国際保険学講座の中澤教授によるまとめ。
最後の頁の死者数が重い。先週いくつかの打ち合わせで話したが、下限の900万は第一次大戦、上限の5250万は第二次大戦の死者数となる。私たちは戦後をみることになる。
少しでも食い止めるために、行動変容。それに尽きる。
minato.sip21c.org/COVID-19-J.pdf