富岡すばる(@Lily_to_Rose)さんの人気ツイート(新しい順)

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マドンナの「Like a Prayer」が発表から34年。 アルバムには“エイズに関する事実”と題された紙が同封され、エイズは性別や人種、年齢、性的指向に関係なく罹ることや、病とともに生きている人には暴力と偏見ではなく思いやりと援助を、と記されていた。 1989年当時、これがどれだけの意味を持ったか。
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「自分は差別されたことがない」と語る性的マイノリティの人に対しては、辛い思いをしなくて良かったと思う一方で、それによって「差別はない」と語る人に対しては、自身のマイノリティ要素を守れるだけのマジョリティ要素が他にあった可能性も考えないでLGBTの総意とか語らないでほしいと思っちゃう。
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わかりやすい「女性らしさ」を体現してない女性とトランス女性の存在を絡めて嘲笑する人を最近よく見るけど、その矛先はいとも簡単にトランス女性以外へも向くのではないか。 トランスジェンダーへの偏見に疑問を呈することと、シスジェンダーの女性への抑圧に反対することは同時にできると思ってる。
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レディー・ガガがキャリア初期に実は男性なのではないかという噂を流され、それによって公の場やインタビューなどで性別・性器についてあれこれ訊かれる羽目になり、最終的に「どうしてペニスの有無を発表して自分の時間を無駄にしなければいけないんだ」というコメントを発してたことを思い出してる。
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社会的にマイノリティとされる人たちがその社会の構造でぶちあたる問題点について訴えた時、まず彼らの犯罪や迷惑行為の危険性を言及されてしまうのって同性愛差別に限った話ではなく、女性差別、人種差別、そしてトランス差別など、あらゆる差別問題で見られる現象だなとTwitterを見てると思う。
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長いことゲイとして生きてると、同性愛を犯罪や迷惑行為と絡めて語られることが少なくないなと感じる。 そして、それに対して不快感を示すのは「同性愛者を犯罪者と同列に語るな」という意味であって、「同性愛者の犯罪には目をつぶろう」という意味ではないのだが、そこも勘違いされやすい気がする。
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“日本はどうしてこんなにもマイノリティへの理解がなかなか進まないのだろう(中略)セクシャルマイノリティーしかり、女性が男性社会で権力を持ち発言しようものならマイノリティーオピニオンだ、と” かつてそう発信した浜崎あゆみ。 そんな彼女の言葉たちについて書きました。 cinra.net/article/202302…
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マドンナのこの言葉、定期的に心が必要とする。 「私を疑った人、否定した人、ひどい目にあわせた全ての人、私に向かって“できない”とか“やる訳がない”とか“やってはならない”と言った人に言いたいです。あなたの抵抗が私を強くし、もっと努力させ、今、このような闘志あふれる人間にしてくれました」
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この作品、戦う女性をセクシーなキャラクターとして描いてないのも良かったし、彼女を取りまく偏見や悲しい背景を描きつつも不幸や孤独を背負わせてないとか、彼女の上司で恩人でもある男性との関係性は対等なものになってて家父長制のように描いてないとか、今の時代だからこそ観たいアクション映画。 twitter.com/Lily_to_Rose/s…
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「パーフェクト・ドライバー」を観た。 主人公は運び屋の女なんだけど、運び屋が女だとわかった瞬間に態度を変える男が開始早々に登場するの。 それに対して女が無表情のまま超絶カーアクションをぶっぱなす、という冒頭の展開で一気に心を捕まれた。 これはDIVA映画っすよ。
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「my name's WOMEN」の歌詞で“私達着飾っただけの人形じゃないから”とあゆが怒りを表明していたのは2004年のこと。 そして2023年、彼女は再びこう歌う。 “飾りじゃないって何回言わせるの”
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あゆの新曲、辛辣でいい。
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宇宙人探しに人生を捧げた男性のドキュメンタリーを鑑賞。 未知の存在を探す作業は孤独だが、彼は少年の頃から孤独に慣れっこで、必ず運命の出会いがあると信じて探し続ける。 結局は資金が尽きて断念するも、地球上で運命の出会いを果たす。 その相手は人間の男だった…というまさかのゲイロマンス。
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ミーガンのインタビュー記事、長いけど最後まで一気に読んでしまった。 傷害事件の被害者である女性が世間から「落ち度」を指摘されたり、周囲を守るために事実が言えずにいたことを「嘘をついてる」と糾弾されたりして、まるで加害者であるかのように扱われたことへの独白。 rollingstonejapan.com/articles/detai…
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スター歌手がスタッフの性加害経験を事前に調べるというニュースは現代的な話ではあるけど(あくまで関係者談なので事実かどうかは不明)、ジャネット・ジャクソンは90年代からすでに男性パートナーからの暴力を歌やパフォーマンスで形にしており、そういう意味では一貫してる。
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歌手が自身のツアースタッフの性加害経験の有無を調べるのって正義感からというより、後でそれが発覚した場合にスタッフや演出の変更等によって損害が発生しかねないからという側面も大きいと思うんだよ。 それに対してネガティブな反応を示す人って、自分が責められてるような感覚でいるんだろうか。
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ジャネット・ジャクソンがツアースタッフ全員の性加害経験の有無を調べてるらしいという記事。 ヤフーニュースの方には「面倒くさい」といったコメントがついてたが、なんで無関係のお前が面倒くさがるんだよって感じ。 こういう発想の人って自分に心当たりがあるんだろうな。 yorozoonews.jp/article/148077…
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例えば、自分の体型や年齢は棚に上げて女性を「デブ」「ババア」と呼ぶ男性を今まで結構目にしてきた。 ただ、彼らは別に自分自身を「美しい」「若い」と思ってるわけでも自信や自己肯定感に満ち溢れてるわけでもなく、単に己も人からジャッジされ得るという認識が抜け落ちてるだけなんだろうな、と。
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気に入らないフェミニストを「可愛くない」と断定するとか、LGBTを「気持ち悪い」と嘲笑するとか、社会的マイノリティについて語る際にその当事者に対して「見映えが良くない」というジャッジをする人っているけど、そういう人は自身の容姿や印象についてはどういう評価をくだすんだろうかと気になる。
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有名人がバッグの中身を公開するVogueのコーナーにシャロン・ストーンが出た際、一発目にさらっとコンドームを取り出してて驚いたんだが、彼女が90年代にHIV/エイズ研究を支援し、コンドームに関する発言をしたせいで仕事を干されてた事実を知ると込み上げてくるものがある。 youtu.be/Ozb3ITmKptY
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杉田水脈が自身のLGBT及び民族差別発言について「傷ついた方々に謝罪し、表現を取り消す」と表明したらしいが、差別したかどうかには言及せず「傷つけたこと」にだけ謝ることに何の意味があるの? 俺は別に傷ついてなんかいなくて、ただ、あんたみたいな人間が政治の場にいるってことが怖いんだけど。
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「僕の巡査」を観た。 性的マイノリティの苦難って女性の自己犠牲が付随して描かれることが少なくない。 この映画も男性カップルの悲劇とその運命に翻弄される女性の孤独を描く。 最後、女性のおかげで男性カップルは救いを見つけるが、じゃあ女性は何によって救われるのかという疑問が消せなかった。
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レディー・ガガはかつて自身のドキュメンタリーの中で、観衆の前でミスが起きたら誰のミスだろうとそれは私の過失であり、私の名前になると言ってた。 だからこそ衣装の裏地といった細かい点でも違和感があればダメ出しをしてたのが印象的で。 自分の名前でモノを生むってこういうことなのかと思った。
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父が生活費を払わずに消えたため母は必死に働いてきたんだが、専業主婦の期間が長かったり非正規雇用だったりしたので年金の額は決して高くない。 今は息子である僕の収入があるので生活できてるものの、母のような立場の人間は子どもを頼るか生活保護を受けるしか選択肢がないのかと思うと怖くなる。
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母の年金額がさらにまた減らされるらしい。 今は僕の収入でどうにかなってるのですぐに困ることは別にないんだけど、親がそういう状況に置かれてるということと自分もいつか老いるということを考えると、どうにもこうにも気分が晴れない。 まるで「国のお荷物にならないでくれ」と言われてるみたいで。