1901
女の子(5歳)が両手をグーにしながら「どっちの てに はいってるか?」と言ってきたので「こっち!」と片方の手を指差したら、手を広げて「ピンポーン!わたしと あそべる けん だよ!」と折り紙をくれた。もう片方の手に隠し切れていない折り紙を握りしめて。
1902
園庭でドッヂボールをしている時に僕のいたチームが負けてしまい、男の子(5歳)が「くやしい…」と泣き出したので「わかる!先生も悔しいよ!次勝とう!がんばろ!」と励ましたら、「せんせいを かたせて あげられなかったから…くやしい…」って。何それ惚れた。
1903
男の子(6歳)が「せんせい、しょうがっこう いったら てつぼう しようね」とか「ひろい ところで サッカー できるね!」とか言ってくる度に目頭が熱くなる。何度説明しても、僕も一緒に小学校へあがると信じている。僕には抱きしめることしかできない。
1904
男の子(3歳)に「せんせい、どうぶつえん かいて」と言われたので動物を描いていたら、男の子が「うわー!せんせい へたー!」と言ってきて少し落ち込んでいると、女の子(3歳)が「だいじょうぶ。せんせい、ねずみさん じょうずよ」と励ましてくれて嬉しかった。でも、それカバだから。
1905
避難訓練の時、子どもたち(3歳)へ「地震だから先生のところに集まって!」と言っても、ピンとこないのか集まりが悪かったので、試しに「先生好きな子集まれー!」と言ったら、「はーい!」「すきー!」と言って、あっという間に集まったから、本当に君たち最高だなって思った。
1906
女の子(5歳)がお医者さんごっこをしていたら、男の子(5歳)が「かぜ ひきました」とやってきたのだけど、女の子は「おくすり ないです」と一言。男の子がシュンとして帰ろうとすると、女の子が「これで げんきに なって」とほっぺにチュウ。可愛い最高の薬。
1907
女の子(5歳)が「ねぇ せんせい、おんなのこの ひみつ おしえて あげよっか?」と言うので「なになに?」と聞いたら、「おんなのこはね、まいにち ねるときに『あしたは すきなひとと もっと なかよく なれますように』って おもってるのよ」って。貴重な情報ありがとうございます。
1908
おやつが子どもたち(5歳)の大好きな揚げパンだったので、「やだー!」という反応を期待しつつ「先生が全部食べまーす!」と言ったら、「あげる!いつも あそんで くれて ありがと!」とか「せんせいなら あげる」とか言ってくれて、目からしょっぱいものが流れそうだった。揚げパンは甘かった。
1909
女の子(5歳)が遊んでいたおもちゃを片付けずにお絵描きをしようとしていたので「片付けてからにしよっか?」と声をかけたら、「あそんで あげるから かたづけて♡」と男の子(5歳)に頼み出したので「(こらー)」と思ったけど、男の子が「やったー!」と片付け始めて、同性として悲しくなった。
1910
お昼寝の時間中、女の子(5歳)がむくっと起きてきて、連絡帳を書いていた僕の膝の上に頭を乗せて寝始めたので「こらこら、どうしたの?」と聞いたら、「むにゃむにゃ…ねてるから わかんないにゃー…むにゃむにゃ…」って。寝たふりが下手すぎるし可愛すぎる。
1911
お昼寝中、男の子(4歳)がおねしょをして泣きながら落ち込んでいたので「大丈夫!先生が小さい時なんか100回くらいおねしょしたよ!」と言ったら「えー!かっこわるーい!」と笑顔で言ってくれた。子どものおねしょなんて一時的なもの。笑い飛ばしてあげようぜ。
1912
この時期、女の子たち(5歳)の成長を感じるのはタイツを履く時です。1年前は「よいしょって やっても できない…」とか可愛いことを言っていたのに、今や腰を落としてガニ股になりグイッと履くんですよ。それを見た男の子たち、あいた口が塞がらないんです。その姿に僕は笑いが止まらない。
1913
男の子(5歳)が女の子(5歳)の似顔絵を描いていて、それが結構特徴を捉えた絵だったのだけど、描いてもらった女の子が「もっと め おおきく して!ほっぺた かわいく!あと まわりに おほしさま かいて!」と注文をつけていて、プリクラってこうやって進化したんだなって思いました。
1914
普段はお友達におもちゃを取られても怒らないし、取り返そうともしない男の子(5歳)が、一緒に遊んでいた女の子を他の男の子に連れていかれそうになった時に「ぼくが あそんでた!」と泣きながら女の子の腕を引っ張っているのを見て、男ってかっこ悪いけど、かっこいいなと思った。
1915
女の子(4歳)に「プリキュアは どういう ひとが なれるか しってる?」と聞かれたので「優しくて、心が強い人?」と答えたら、「まぁ それも あってるんだけど、プリキュアは かわいくないと なれないの。かわいくない プリキュア いないでしょ?」って。確かに。
1916
女の子たち(5歳)がお化けが出てくる絵本を見ながら「こわーい♡」とか「きゃー♡」とか言い合っていたので、ちょっと驚かせるつもりで後ろから「わっ」と言ったら「ダアアアイ!!」と叫びだして、こっちまで「ダアアアイ!!」ってなった。ダアアアイって何。
1917
女の子(5歳)が下手さが残る可愛いウィンクをしながら「○○くん、だいすき♡」と言ったら、男の子(5歳)が真顔で「どうしたの?へんな かお。かお いたいの?」って。これだから男は。
1918
センター試験の方、今までの努力が実るように応援しています!
あと、Twitter見てる場合じゃないぞ!
1919
男の子(5歳)が「ぼく おおきく なったら つよく なりたい」と言うので「いいね!悪者をやっつけてね!」と言ったら、「そんなこと できなくて いいから、○○ちゃんが なかないように してあげたい」って。それ、1番難しいんだぜ。
1920
女の子(5歳)が同じクラスの男の子に恋しているようなので、グループを分けての活動や2人ペアでの活動の時にはくっ付けてあげているんだけど、最近「また いっしょ だね…♡」「うん…♡」とリア充な会話が聞かれるので、そろそろ停滞期に突入させようと僕の心の闇が囁いてくる。
1921
成人式を迎えた皆さん、おめでとうございます。
大人からは小さく、簡単に見える段差も、皆さんには大きく、困難な壁に見えていたかもしれません。
今度は皆さんが大人です。
自分より年下の人が壁を乗り越えられるように、そっとお手伝いしてあげて下さい。
みんな、平等に子どもだったのだから。
1922
お昼寝の時間中、女の子(5歳)が眠そうに目をこすりながらもなかなか眠らないので「どうしたの?大丈夫?」と聞いたら「さいごまで おきてたら、せんせいに いっぱい トントン してもらえるから がんばる」って。可愛いにもほどがある。
1923
女の子(5歳)が「せんせいに だいじな おはなしが あるの」と言うので「何?」と聞いたら、「せんせいと いっしょに いると すっごく たのしいんだけど、なんか つかれる」って。先生、それは思ってても言わないでほしかった。
1924
女の子(5歳)が手を羽のようにバタつかせながら「せんせい、わたし あのときの おんがえしに きたんです」と言い出したので「(急に何か始まった)」と思いつつ「あの時の鶴ですか!?」とのってあげたら、「さいふを ひろって もらったんです」って。普通の人だった。
1925
着替え中、男の子(5歳)が服を脱いだらバチバチッと静電気の音がしたので「今の静電気の音すごかったね!」と声をかけたら、急にキメ顔で「おれの かみなりの ちからが かってに…おどろかせて ごめん…」って。いろんな意味で驚いたよ。