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保育園でもよく使う手なんだけど、自分が何か別のことをしながら子どもにお支度やお片づけをしてほしい時、「さぁ!先生は今、散歩の準備をしています!リュックにタオルを入れているところです!みんなはどうでしょうか!」と自分の実況をしながら子どもの確認をすると面白いほどテキパキ進む。ぜひ。
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お散歩の準備中、男の子が「てぶくろ わすれた」と言うので「先生もない!同じだね!」と言っていると、女の子(6歳)が「◯◯くん、かしてあげる」と、その手には片方の手袋。「かたっぽ さむいじゃん」と言う男の子に「てぇ つなげば いいじゃん」と手袋のない手を差し出す女の子。ドラマかよ。
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もうすぐ弟が産まれる予定の男の子(4歳)に「お兄ちゃんになったら何してあげたい?」と聞いたら、「ママの おてつだい!」と“弟ではなくママにしてあげたいこと”を言ったので「偉いなー!じゃあ赤ちゃんには?」と聞いたら、「ママ やさしいよって おしえたい!」って。最高のお兄ちゃんだな!
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女の子(5歳)が「だいすき!」と好きな男の子に向かって何度も言うので「そんなに大好きなんだね」と声をかけたら、「『だいすき』って いうと もっと だいすきに なるの。100かい だいすきって いったら、100かい だいすきに なるんだよ」って。素敵な言葉。100回の大好き。
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園庭で女の子(5歳)が別の男性保育士と楽しそうに遊んでいたので、その後の昼食中に「○○先生と何して遊んでたの?楽しそうだったねー!」と言ったら、「もー!せんせいが いちばん すきだよ!だいじょうぶ!ねっ!」って。笑った。何で先生がヤキモチ焼いてるみたいになってるの。
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「いい子育て」と聞くと、100人中100人が「子どもにどんな良いことができるか?」と考える。でも実はこのテーマで重要なのは“家族の幸せのバランス”だけ。育つ子と育てる大人、お互いの幸せのバランスがちょうど良いのが「いい子育て」であり、この論でいくと大人はもっと自分も幸せにしていいと思う。
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女の子(5歳)が「せんせい、ママって タコみたいなんだよ」と言うので「タコ?何で?」と聞いたら、「だって おせんたくしてるのに おそうじしたり ごはんつくったり ジャンケンポンして あそんでくれるもん!てがいっぱい あるみたい」って。頑張るママの子どもらしい見え方。毎日本当にお疲れ様です。
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同僚が自分の言う通りに行動しなかったら、うでを無理やりひっぱるの?店員が自分の希望通りにしなかったら、いきなり脅すの?友人が食事を残していたら、口へ強引に詰め込むの?大人に対して不適切なことは、子どもに対しても不適切なんだよ。「子どもだからいい」なんてことは、一つもないんだよ。
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保育園って卒園式後も3月31日まで、卒園児もみんないつも通り登園してくるから嬉しい。その代わり今日だけはいつも通りの「さようなら」で、本当にさようならになるから余計寂しい。みんな明日も会えるみたいに笑顔で手を振ってくるし。でも、その良い笑顔で小学生楽しんでほしい!いってらっしゃい!
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クサく思われるかもしれませんが、本当のことだから言いたい!
子どもは、大人から貰った愛情の分しか頑張れません。
お家でパパママからいっぱい愛情を貰うと、お外でいっぱい頑張れます。
“手のかからない子”ではなく、それは“我慢強い子”です。
だからこそ、いっぱいの愛情を!
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目が合うと手を振ってくれた。
しゃがむと背中に飛びついてきた。
絵本を持つと膝に座ってきた。
かけっこはいつもフライング。
ハンカチを泥水でお洗濯。
僕が帰れないように靴を自分のリュックに隠す。
そんな君たちが卒園。
自分らしく、堂々と歩いてね。
絶対大丈夫。いってらっしゃい。
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パンツデビューした男の子(3歳)が「ぼく オムツ じゃないよ!ほらみて!」と廊下ですれ違う先生たちみんなにズボンをおろして見せてたんだけど、「せんせいも はやく パンツに なれるといいね」と言ってきたから「先生はもうパンツだよ」と言ったら、「じゃあ見せてごらん」って。何その悪魔の証明。
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子どもがフラフラと落ち着かない場合、「ジッとしなさい!」と注意するよりも「警備員さんの真似してみて〜」とリクエストすれば楽しそうにジッと立つし、女の子が肘をついてご飯を食べている場合は「プリンセス、食事のお味はいかが?」と聞けば自然と背筋が伸びる。子どもがイメージしやすいもので。
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朝、登園してきた男の子(6歳)とママが「ママはお仕事がんばってくるから、○○くんは保育園がんばってね!」「はーい!」なんてよく聞く会話をしていたのだけど、ママが行ったあと「ほいくえんは がんばらなくても たのしいから、ママに もうしわけないね」って。笑った。大人みたいな言い方。
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女の子たち(5歳)が美女と野獣ごっこのために役決めしてたんだけど、「びじょって かわいいひと なんだよ」「やった!じゃあ わたしじゃん」「え、わたしだよ」「かがみ みてみたけど やっぱり わたしだった」と全員が野獣並みの闘争心で、結局美女と美女ごっこに変えて遊んでた。その自信見習いたい。
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お部屋で遊んでいる時、女の子(5歳)が「せんせい、わたし どろぼうに なろうかな〜」と言うので、驚きながら「えー!!どうして?」と聞いたら、「だってさ〜ママいっつも『おしごと たいへん』っていってるもん。おしごと ぬすんで なくしちゃうの!」って。こんなに優しい泥棒は人類史上初だと思う。
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お部屋で遊んでいる時、男の子(5歳)が「せんせい…うんち でちゃったかも…」とコソッと言ってきたので「わかった…!一緒にトイレいこう…!」と僕もコソッと言ったら、「みんな!せんせいが うんち でちゃったから、ぼくも トイレ いってくるね!」って。おいおいおいおいおいおいおいおい。
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子どもに何かしてほしい時は「あなた」ではなく「わたし」を使った方が行動してくれる。例えば「いつまで遊んでるの?早く片付けて」は相手を対象にしたものだけど、「ご飯をテーブルに出したいから、おもちゃ片付いてると嬉しいな」は自分が対象。これを意識してから、かなりスムーズなのでぜひー!
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男の子(4歳)が「ママが おなまえ とられそうに なっちゃったの…それで ぼく ないちゃったんだ」と言うので訳が分からず、あとでお迎えに来たママへ聞いてみたら「レストランで順番待ってる時に、お名前いただいてよろしいですか?って聞かれて、それが怖かったみたいで」と笑ってた。可愛すぎだろ。
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お昼寝前、女の子(4歳)に「プリンセス だから、せんせいは ことりに なって おこしてね」と言われたので「(何それ可愛い)」と思いつつ「わかりました、お姫様!」と答えて、お昼寝後に「ぴよぴよ、起きてぴよ」と鳴いていたら、眠い目をこすりながら「なに…?きもちわるい…」って。泣いた。
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共働きしても苦しい世の中で、自分の幸せはいいからせめて子どもだけでもって気持ちで子育て頑張ってる親が多いのに、各手当に所得制限付けたり、出産育児一時金も僅かしか上げなかったり、でも他のことでは増税即決だったり。安心して子育てしづらいんだから当たり前の結果。
approach.yahoo.co.jp/r/SwgTLr?src=h…
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突然ですが、本日入籍いたしました。
幸せな家庭を築いていきたいです。これからもよろしくお願いします。
本当です。嘘じゃないです。
おい、なに冷めた目で読んでんだ。本当だぞ。疑うな。やめろ!最初から嘘だと思って読むのやめろ!いつか本当に入籍してやるからな!今にみてろ!みないで!!
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保育士の配置にもっと余裕があったら、お散歩の内容も変わる。クラス全員で列をなしてぞろぞろ歩くのではなく、グループで分かれて「お散歩組」と「お部屋組」で入れ替わり、少人数のより安全なお散歩ができる。こういった工夫ができないのは、国が招いてる保育士不足とその原因、配置基準の甘さだよ。
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子どもの嘘が悪いかというとそんなことはなくて、例えば『2つのお家を用意してブタさんが片方に隠れる。そのあとやってきたオオカミが「みんな、美味しそうなブタはどっちに入った?」と聞く』と、2,3歳の子は正直に答えてしまうけど、年長さんくらいの子は嘘を答える。子どもの嘘も立派な成長の証。