326
園庭で雲を指差しながら、男の子(4歳)に「ねぇねぇ、あれ何に見える?」と聞いたら、「せんせいは なにに みえるの?」と聞き返されたので「うーん…丸いからホットケーキ!」と答えたら、「せんせい、あれは くもっていうんだよ。くーも。ほら、いってごらん。くーも」って。……くーも。
327
普段のヒーローごっこは僕が悪者ばかり。でも今日は男の子(5歳)が「せんせいが ヒーローでいいよ!」と言ってくれたので「やったー!○○レンジャー参上!」なんて言ったら、「いま へいわ」と断られて、時間を空けてから再度参上するも「へいわ だから かえって」って。先生、悪者になりそう。
328
先日にお誕生日を迎えた女の子(4歳)が「4さい!」と自慢げに教えてくれたので、「素敵なお姉さんだ!」と言ったら「10さいが おねえさん」と言ったから、「じゃあ15歳は?」と聞いたら「おばさん」、「20歳は?」「おばあちゃん」、「それより上は?」「しんでる」って。先生、死んでたわ。
329
お部屋で遊んでいる時、男の子(5歳)に「せんせい!ぼくさ〜ほいくえん まいにち たのしいんだけどさ、なんでか わかる?」と聞かれたので「お友だちと遊ぶのが楽しい!」と答えたら、「ちがうんだよな〜」と言うので「どうしてか教えて?」と聞いたら、「きみが いるからだよ」って。プロポーズかよ。
330
今日、男の子(4歳)が登園するなり新年の挨拶もよそに「せんせい!ニコッて して!」と言うので、「久しぶりに先生の笑顔が見たくなっちゃったの?」なんて冗談で笑ったら、「せんせい!アウトー!」と言ってお尻に抱きついてきた。なんかルールが違うけど可愛いからいいぞ。あけましておめでとう。
331
男の子(4歳)が「せんせい、もえるゴミと もえないゴミって なんで べつべつで すてるの?」と聞くので「どうしてだと思う?」と聞き返したら、少し考えたあと「ゴミばこの なかで ケンカ しちゃうからだ!!」って。可愛い理由すぎて、もうそれが正解でいい。
332
寝ているとなかなか起きてくれない子ども。「早く起きて!」なんて言っても変わらず。そんな時、保育園で効果抜群なのは「○○行きの電車が出発しまーす!」と、お部屋・トイレなどを目的地にする電車ごっこ。眠たそうな顔でゾロゾロ連なる姿は可愛い。「家でも上手くいきました!」と好評なのでぜひ!
333
子どもが騒いだり、立ち歩いたりしてから叱るよりも、静かに座っている望ましい状態の時にこそ、こまめに「とても素敵だね〜」と声をかけて、その“良い状態を維持する”方が結果、大人も子どももストレスが少ない。壊れてから修理するより、少し面倒でもメンテナンスしておく方が結果的に楽なのと同じ。
334
子どもが、痛くはないけど叩いてきた時と、痛いと感じるくらい強く叩いてきた時、どちらも同じように注意することが『叱る』。
自分の感じた痛みに比例して、声の大きさや注意の度合いが変わってしまうのが『怒る』。
伝えるべきなのは、痛みの大小ではなく、叩いた行為についてだと僕は思ってる。
335
次から次へと取り出したおもちゃを片付けるように子どもへ言う時、「いらないの片付けて」「使ってないの片付けて」と言うよりも、「気に入ってるやつだけとっておこうね」「今使ってる好きなものだけそのままにしておこうね」と言った方が使っていないおもちゃを片付けてくれる。ポジティブな言葉に。
336
登園してきた男の子(3歳)が「やだ!じぶんで やりたかったあああ!!」とお支度について、大泣きしながらママに「なんでも じぶんで できるの!!」と言っていたんだけど、鼻水が垂れてきたら「ママが ふいてえええ!!」って。ママ吹き出して笑ってた。イヤイヤ期、大変だけど本当に可愛い!
337
子どもとの話し方が分からなくて困るという人は、まずはオウム返しでも十分。「○○したの!」「そうなんだ、○○したんだね!」、「あっちで○○みた!」「へー!あっちで○○見たんだ!」。変に話題を振るよりも、“自分のお話をちゃんと聞いてくれる”方が嬉しいもの。困ったらまずはオウム返しから!
338
園庭へ出る時、男の子(4歳)が靴を左右反対に履こうとしていたので、「○○くん、お靴反対かもよ?」と言ったら「わかんない」と言ったから、「こうだよ」と直してあげたら「へへ…はんたいだと せんせい なおしてくれるから うれしいんだ…」と照れ笑い。確信犯め。可愛すぎるぜ。
340
保育園を卒園したママたちと会う機会があって、その時みんな口を揃えて言っていたのが「朝夕、自転車の後ろに子どもが乗っていないのが、こんなに寂しいとは思わなかった」ってことだった。あんなに大変な送り迎えが実は大事な時間だったと。ママの1人は「そう?軽くて最高」とガッツポーズ決めてた。
341
身体測定で体重計を使っている時、男の子(4歳)が「あっ!せんせい!みちゃダメなんだよ!!」と怒ったので「えー?見ないとみんなの体重が分からないんだけどなー」と言ったら、「ママが『みないで!ちかづかないで!』って パパに いってるもん」って。笑った。なんて楽しそうなご家庭なんだ。
342
昼食中、男の子(3歳)がお茶碗を持ちながら「あつまれー して」(ご飯粒を一箇所に集めてほしい)と言うので、「いいよ!でも、○○くん上手だから自分でもやってごらん」と言ったら、お茶碗に向かって「あつまれー!」と言ったあと「ダメだった」って。集める気ないなこれ。でも可愛いから許すぞ!
343
子どもにイライラして怒っちゃう時、優しくできず突き放してしまう時、そんなことがあったっていい。1番いけないのは、そんな自分をダメだと否定してしまうこと。子どもは怒っちゃうパパママも、どんな場面のパパママだって、全部ひっくるめて大好き。一部分だけを見て嫌いになんてならないよ。
344
子どもたちに今日の皆既月食について説明していたら、女の子(5歳)が「おつきさま なくなっちゃうの?」と聞くので「ううん!少しの間だけ見えなくなるの」と言ったんだけど、「おつきさまに さようならの てがみ かく!」と言うから見ていたら、『ありがとな』って書いてた。案外クール。
345
水遊びをしている時、僕のズボンが派手に濡れてしまい、終わったあとに着替えようと更衣室へ向かっていたら、廊下にいた男の子(3歳)が「あ…せんせい…これ あげるからね」とアンパンマンのオムツをくれた。優しいね。ありがとう。でもそういうんじゃないからね。漏らしてないからね。
346
「うちの園は怪我に気をつけてます」なんて当たり前のことを言って結局怪我をさせ謝る園よりも、「1歳位になると噛みつきがあります。理由は気持ちを言葉にできず〜」といった発達の説明を前もって出来る園の方が僕は100倍良いと思う。事後に説明したって伝わらないし、怪我をしない園はないんだから。
347
昼食中、女の子(5歳)に「せんせい、チュウするとき どんな おかお?」と聞かれて「え!?目を瞑るんじゃない?」と戸惑いながら答えたら、「やって!」と言われたので目をつむり、照れながら「もういい?」と言って目をあけたら、僕のお皿に食べたはずのブロッコリーが復活してた。プロの犯行。
348
「次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的」と説明している児童手当に所得制限がかかっていた今までが異常だった。最近、子育て環境に関していろいろな見直しがされ始めたけど、これらはマイナスだったものがやっとゼロになっただけ。プラスを目指してほしい。
approach.yahoo.co.jp/r/SwgTLr?src=h…
349
子どものお片づけは「1度に1つずつ」伝えると驚くほど進む。「全部片付けて」は「片付けの時間」が多くなり、面倒くさくてやらなくなるけど、「電車入れてごらん」「よし!次は絵本」と分けて伝えると「電車を片付ける時間」「絵本を片付ける時間」と上手く分散されるので集中力が続く。ぜひお試しを!
350
女の子(4歳)が「おっきくなったら ケーキやさんになりたい!」と言うので「いいねー!先生もケーキ屋さんになっていっぱい食べたいなー!」と言ったら、「ママがね、ケーキ たべるとき うれしそうなの。だから ケーキやさんに なりたい!」って。先生もそういう理由に変えていい?