金井 宣茂(@Astro_Kanai)さんの人気ツイート(いいね順)

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新しく到着したクルーが、週末ずっと窓に張り付いて、写真を撮り続けていました。 長く宇宙生活をしているうちに、当たり前になってしまった地球の景色の素晴らしさを、今のうちに、もっと味わっておかないといけないと気づかされました。 赤い大地はアフリカ…ではなく、実はオーストラリアです。
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わたしたちの、ソユーズ宇宙船MS-07号機。 1ヶ月後には、これで地球に帰還します。 宇宙ステーションにくっつく丸い「居住モジュール」と、エンジンや太陽電池パネルのついている「推進モジュール」は、大気圏突入時に切り離し、真ん中の釣鐘型の「帰還モジュール」がパラシュートで着陸します。
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あと数時間で、ドラゴン宇宙船が地球に向けて出発します。 約1ヶ月のミッション期間中、ほぼ毎日面倒を見てきたので、まるで子どもを送り出すような気分です。
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ライトアップされた、美しい「きぼう」のロボットアームをごらんください。 エアロックから搬出された船外実験装置を掴もうとしています。 スペースシャトルの時代から、宇宙用ロボットアームといったらカナダの独壇場でしたが、今や、日本も多くの運用経験を重ね、最先端の宇宙技術を確立しました。
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おはようございます! 九州地方のみなさま、お待たせしました。雲がかかっていて、どうかなぁ…というコンディションだったのですが、画面を明るくしていただければ、なんとか輪郭が見えるのではないでしょうか? 今日は、花の金曜日。英語でもTGIFと言って、週末に向けて最後のひとがんばりをします。
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おはようございます、月曜日ですね。 穏やかな一週間を。
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ピッチピチ(特におなか周り)の弾性ハーフパンツと脚絆は、帰還時に、宇宙服の下に身につけます。 長期間の無重力滞在の後は、重力に抗して頭に血流を維持するのが難しいので、下半身を圧迫してサポートするのです。 ジェット戦闘機に乗るときに耐Gスーツを身につけるのに似ています。
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止まったり曲がったりが、さらに大変で、よくスピードがつきすぎて、急制動をかけないといけなかったり、曲がりきれずにそのまま壁に激突したりしています。 窓から眺める外の光景は、天上界のように美しく静謐ですが、人の生活が営まれる宇宙ステーションは、今日もバタバタにぎやかです。
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「きぼう」のエアロックをご紹介。 人は出入りできませんが、このスライドテーブルで、物品や実験機器を船外の宇宙空間に出し入れします。 このメカニックな造りが、機械大好きな宇宙飛行士の心をグッと鷲づかみするのです。
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普段食べている宇宙食の、一番のお気に入りが、こちらの「カシューカレーチキン」 スパイスがピリリときいて、「ナン」の代わりに「トルティーヤ」にはさむと、本格的な感じです。 宇宙食に関してコメントいただきましたが、見た目が味気ないので、パッキングには改善の余地があるかもしれません。
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こちらは南米のアマゾン川。 川面の上だけ雲がないのが不思議です。 大きな一本の流れではなく、水路が網目のように続いていますね。
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週末ですが、掃除をして、体力トレーニングをして、週末に実施している実験で作業があれば対応して…と、あっという間に時間が過ぎてしまいます。 ここいらで、お茶でも飲んで、ひと息、休憩。
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夜更かしした金曜日の夜景撮影の自主訓練から、最後の一枚。 どうしても窓に反射した船内の移りこみが防げないので、いっそ…と。
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緑茶は、今や世界中で愛飲されていて、NASAでもロシアでも宇宙食として採用されています。 ただ「Teaには砂糖を入れるもの」という観念が強いのか、「砂糖入り」も用意されているのは、ちょっとビックリです。 ちなみに、砂糖はお湯を注いでから足すのではなく、最初からパック内に添加されています。
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打上げ成功おめでとうございます㊗️ ありがとう、HⅡBロケット🚀 #こうのとり9号機 のミッションがスタートを切りました。 宇宙ステーションへのランデブーは5/25ですっ❗️ みなさま、引き続き、応援をよろしくお願いします。 twitter.com/TKSC_JAXA/stat…
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シグナス宇宙船の太陽電池パネルは、まるでビーチパラソルみたいですね。 白い砂浜に打ち寄せる波の音が聞こえてきそうです。 寒い氷と雪の中、宇宙ステーションに向けて打ち上がりましたが、地上に戻ったら、すっかり季節が変わっていることでしょう。
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おはようございます! 絵に描いたかのような、ぽわぽわの雲を発見して、ちょっとだけノンビリした気持ちに浸りました。 6人だったクルーが、一時的に3人体制になり、忙しくなっていますが、こういうときこそ心の余裕が大切だと感じています。 今週の金曜日に、新たに3人のクルーが合流する予定です。
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土曜日は、ドラゴン宇宙船の出発で早朝から半日みっちり働きましたので、日曜日の今日は、ぐうたら遅くまで朝寝坊させてもらいました。 無重力では寝袋の中でもフワフワ浮いて、ハンモックか、船で波に揺らされているかのようで、良く眠れます。寝返りを打つ必要もないので、大変気持ち良いものです。
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おはようございます、また一週間が始まりますね。 週末は、自分のペースで勉強や体力トレーニングができて、ゆっくり窓の外を眺める余裕もありました。 いつものように雲を見ていると、雌雄の龍が空を翔けているように見えてきました。あるいは、二匹の鯉かも。 今週は、良い事がありそうです。
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野口宇宙飛行士 @Astro_Soichi そして #Resilience 号クルーのみなさん、打上げ成功おめでとうございます㊗️ 宇宙ステーションへの旅路と、引き続く約半年の長期宇宙滞在ミッションが素晴らしいものとなりますよう、地上から応援いたします‼️ twitter.com/NASA/status/13…
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昨日は桃の節句でしたね。 宇宙ステーション内は人工的で季節感がないのが、日本人としてはちょっと残念です。 春は曙、紫だちたる雲の細くたなびきたる…と、昔の人は言いました。 でも、紫というより桃色の雲に、つい桜餅を連想してしまう自分は、宇宙で少々食い意地が張ってきたのかもしれません。
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翼を休めるドラゴン宇宙船。 科学実験のサンプルなど、たくさんの貨物を積み込んで、もうすぐ地球に向かって翔び立ちます。 ところで、この輸送宇宙船は、アメリカの民間企業が運行しています。現在、ロシアの宇宙船を使ったクルーの打上げも、将来は民間企業の宇宙船が担うことになります。
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宇宙ステーションは、北半球から南半球まで、地球のかなり広い範囲を飛行していますが、それでも南は南米大陸の突端にやや届かないくらいが限度です。 何の変哲もない写真ですが、ちょうどアルゼンチンの南の端を過ぎたところ。 目を凝らしてみれば、水平線の先に南極大陸が…見えませんね。
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ヒューストン。 日本ではあまり馴染みはないかもしれませんが、歴代の日本人宇宙飛行士が訓練を受けた特別な街です。 長年、地元の日本人会や商工会、総領事館にも大変お世話になっています。 故国を離れて頑張っている、同胞の日本人と交流を持つのは、本当に頼りになり、励みにもなるものです。
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重ねた歴史の長さのせいでしょうか、ヨーロッパの町の光は、きらびやかさの中にも、落ち着きを感じさせます。