本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「若く美しい女に価値を置き、年をとった女性を差別し、蔑視するという心の傾向は、プリンセス童話のなかに、若いお姫様といじわるで年老いた魔女の対立というすがたであらわれている。若い女性は自分を白雪姫の側においているが、実は、その後半生では魔女の側に入る」(『お姫様とジェンダー』P50)
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「女が死ぬ。ストーリーのために死ぬ。女がレイプされる。ストーリーのためにレイプされる。我々はそれを見ながら大きくなる。もう別に何も思わないし、感じない。そもそもたいして気にしたこともないかもしれない。大きくなった我々は、その日、映画館から出る。」(松田青子『女が死ぬ』P70)
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時々思い出してしまうツイート。 「文系の先生は我々と違って実験をしなくていいので、大量に時間がある。」 こういう偏見は後を絶たない。
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「どちらの立場が正しいのかも考えず「なにもせずに正しい人」になろうとすると「どちらの側にも問題がある」と言いがちになります。やりとりの順番などに気をつけて、どちらが正しいのかを考えよう。」(森山至貴『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』WAVE出版、P29)
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どうしても受けたい大学教授の講義があり、こっそり潜り込んでみたら、講義室の後方の席に学生が集中、前方は誰も座っていない光景が広がっていて絶望した。腹が立ち、自分一人前方に座っていたら、講義終了後、教授から声をかけられ、その後勉強会にもお誘い頂けた。オフライン講義の魅力である。
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「現代人は寛容さを失ったとする説には矛盾が多すぎます。そこで私はこう考えました。むかしの人は寛容だったのではなく、鈍感だっただけなのだと。鈍感だったから自分が傷つくこともあまりなかったし、他人を傷つけても平気だったのだ、と説明したほうが腑に落ちます。」『みんなの道徳解体新書』P28
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作家の大江健三郎さんが死去。ご冥福をお祈りします。 「生きてゆく上での危機は、いったん乗り越えてしまえば痛みと同じく思い出すのさえ難しい、したがって自殺ということは決してすすめられない、というのがこれまで生きてきての確信です」(『懐かしい年への手紙』講談社文芸文庫、P593)
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「早く効率よくやることだけが上手な時間の使いかたじゃないと思うよ  時間をわすれて遊んだり  好きなことにむちゅうになるのだってりっぱな時間の使いかただよ」 (沼田晶弘監修『ちびまる子ちゃんの時間の使いかた』集英社、P154)
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「心が病んでいる状態というのは、脳のはたらきが過剰になってしまっている場合が多い。コンピュータで言えば、処理の重いアプリがいくつも立ち上がっていて、CPUがフル稼働してファンがウンウン唸っているような状態だ。」(毛内拡『「気の持ちよう」の脳科学』ちくまプリマー新書、P84)
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「昔は今とちがって、一般教養が学科になかったけれど、たとえば理科の学生でも、哲学や文学の本を読まないと仲間の尊敬が得られないので、わからなくても西田哲学の本を持ちあるいたり、ゲーテやトルストイに感激したり、ドストエフスキーを読んで深刻な顔をしたりした」『科学者の自由な楽園』P48
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森山至貴『10代から知っておきたい 女性を閉じこめる「ずるい言葉」』(WAVE出版)の裏表紙。
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「自分の生きづらさの解消を弱者にぶつけるのではなく、政治にぶつけて、社会をよくしようとすることが大切。自分は大丈夫でも困っている人がいるなら声を上げる。そういうふうにみなが不安を政治に訴えれば、確実にやさしい社会になるんです。」(太田啓子・文、『BRUTUS』No.945、P19)
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こういうツイートには、正直違和感がある。大学生(とくに新大学生)がレポート作成に慣れていないのは当たり前で、そこはアドバイスを重ねて適切な形に導いていくしかない。わざわざ「散見事案」と題して列挙する必要はない。
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経済的理由で、大学院進学を諦め就職する後輩さんに「卒業論文を書き上げ授与された学士号も、立派な専門家の証だよ」と声をかけたら、「悔しいです」と泣いていた。 学士号が「卒業証明書」程度にしか扱われない、現在の大学環境が彼を泣かせたのだと思う。
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「go to read」という形で、図書カードを配って欲しい。本を読めば、自宅にいながら旅ができる。
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最近、「とりあえず著名な人物の推薦文を載せておけばいける!」という考えが透けて見える帯をよく見かける。勿論こういう帯を見て「買ってみよう!」と思う人もいるのだろうが、一方で、手にとるのを避ける人もいるのである。「こんな帯でなければ、買ったかもな……」みたいな感じで。
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「人は人生を愛しているときには読書はしない。それに、映画館にだってほとんど行かない。何と言われようとも、芸術の世界への入り口は多かれ少なかれ、人生に少しばかりうんざりしている人たちのために用意されているのである。」(ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト』国書刊行会、P40)
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声優の小林清志さんが死去。ご冥福をお祈りします。 日本TVの番組対抗かくし芸大会(1980年)に出場する「ルパン三世」チーム。次元大介の衣装を着た小林清志さんの姿もある。 (参照:『月刊OUT』第54号、みのり書房)
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「日本では人権が思いやりや他者への配慮という一人ひとりの意識や道徳の問題と捉えられているが、国際的に人権とは一人ひとりに与えられた権利であると同時に、国に課せられた義務と理解されている。」(谷口洋幸・文、『クィア・スタディーズをひらく 2 結婚, 家族, 労働』晃洋書房、P37)
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女子高生のファンに囲まれる三島由紀夫(参照:『新評』通巻209号、1971年、P23)。
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「フェミニストの敵はセクシスト(性差別主義者)だ。フェミニストが憎んでいるのは「男性」ではなく「性差別や性暴力」であり、その構造やそれに加担する人々だ。」(アルテイシア『自分も傷つきたくないけど、他人も傷つけたくないあなたへ』P24) amzn.to/3jNfjPl
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「NOを言えない人に知ってほしい、「お断り」の態度の強さレベル」 (参照:鈴木裕介『我慢して生きるほど人生は長くない』アスコム、P55)
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「今の日本では、「お客様扱い」が行きすぎているため、あきらかに理不尽なクレームであっても、うっかりたしなめたりすると、客はさらに激しく怒り出し、訴えるぞと脅しに出たり、ネット上に大げさに悪評を書き込んだりする。」(榎本博明『「おもてなし」という残酷社会』平凡社新書、P150)
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「下鴨納涼古本まつり」で見つけた岩波文庫棚。このコーナーごと欲しい。
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「いじめをする人は何よりもいじめる相手に依存している。自分自身だけで満足できる(自足)ことを探す能力がなく、常に他人を必要とするわりに、他人に対して不自由なほど神経質である。」(津村記久子『二度寝とは、遠くにありて想うもの』講談社文庫、P30)