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SNSがなければ、刊行されていることすら気づけなかった書籍というのが沢山ある。書店に足繁く通ったとしても、自身の興味により視野が狭くなることは避けられず、どうしても見過ごしてしまったり、偏見から手に取らない書籍が生まれてしまう。この点で、SNSは自分と本をつなげてくれる貴重なツールだ。
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以前、家にある梅原猛の本を写真におさめたら、撮影失敗して、光の具合でライトセーバーを装備してしまった。
#お前よくぞそんなもん撮ってたな選手権
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経済的理由で大学院進学を諦めようとしている学生に対し、何回か教員や院生が「お金がないなら仕方がない。運も実力のうち」と言うのを目にした事がある。学生が自身で「運も実力のうち」と納得するならともかく、他人に向かって使う言葉ではない。数年間の大学生活を蔑ろにする言葉だ。
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多くの「弱者」が自分のことを「弱者」であると気づいていない状況ほど、政府にとって都合のいい状況はない。
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「国からの支援などに頼らず、学問は自力ですればいい」のような発言は、経済的な余裕はないものの何とかして学問を続けていきたいと考えている大学(院)生の意志・行動を萎縮させてしまうものだと思う。「産まれたときから立派な研究者だった人間などいない」という前提が、無視されている。
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