本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(古い順)

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「人は人生を愛しているときには読書はしない。それに、映画館にだってほとんど行かない。何と言われようとも、芸術の世界への入り口は多かれ少なかれ、人生に少しばかりうんざりしている人たちのために用意されているのである。」(ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト』国書刊行会、P40)
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「日本では人権が思いやりや他者への配慮という一人ひとりの意識や道徳の問題と捉えられているが、国際的に人権とは一人ひとりに与えられた権利であると同時に、国に課せられた義務と理解されている。」(谷口洋幸・文、『クィア・スタディーズをひらく 2 結婚, 家族, 労働』晃洋書房、P37)
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「わが国民は利害に敏く、理念に暗い。ことのなりゆきに従うことを好んで、考えることを好まない。そもそも考えるということ自体を好まないのだ。そのため、天下のもっとも明白な道理であっても、これをおろそかにして何とも思わない。」(中江兆民『一年有半』光文社古典新訳文庫、P129)
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「「思う」と「考える」の違い」 (参照:国立国語研究所編『日本語の大疑問』幻冬舎新書、P152)
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高桑和巳『哲学で抵抗する』(集英社新書)を読んでいたら、大切な指摘に出会う。共有したい。 「叩かれて「痛い」と言うこと、これはすでに抵抗です。」(P51)
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シンプルに大切なこと。
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「「叱る」という行為を理解する第一歩は、それが「他者を変えようとする手段」であると認識することです。さらに踏み込んで言うと、「叱る」という行為は、叱る側が求める「あるべき姿」や「してほしいこと」を実現するための手段です。」(村中直人『〈叱る依存〉がとまらない』紀伊國屋書店、P29)
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政治家は疑う対象であって、信じる対象ではない。
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「迷信の多くは間違った知識,いい加減な観察,「BはAの後に起こった. よってAはBの原因である」という論法によるものである. 観察しない人にかぎって迷信深い.」(ナイチンゲール著、助川尚子訳『看護覚え書 決定版』医学書院、P202)
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いじめは罪になる。 (参照:『みんなのための法律入門』小学館、P79)
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「しんどい!」を下に向けるか、上に向けるか。 (参照:『脱「いい子」のソーシャルワーク』現代書館、P101)
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「日本人は独裁者なき全体主義者なんですが、一度誰かをやっつけていいんだ、コテンパンに叩いていいんだということになると、どいつもこいつもがモラリストのような顔をしてぶったたくので、見ているとおかしくてしようがない。」(開高健・文、ジョージ・オーウェル『動物農場』ちくま文庫、P150)
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「わたしにとって貧困とは、魅力的なものでも、自らを啓発してくれるものでもない。それから学んだのは、価値をゆがめてしまうこと、そしてお金持ちやいわゆる上流階級の美徳と品位を過大評価してしまうことだけだ。」(中里京子訳『チャップリン自伝 栄光と波瀾の日々』新潮文庫、P206)
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「おそらくはメディアの影響でしょうか、権力者に「お友達感覚」をもち、その人間性に過剰な思い入れを抱いてしまう。そして、権力者のすることに問題があれば批判するという当たり前の行為を「悪口」と感じてしまう。」(藤本一勇訳『茶色の朝』大月書店、P44)
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6月7日は、漫画家・荒木飛呂彦の誕生日。 「漫画というものは、描く人の心から湧き上がる情熱が描かせるもので、何が正しい、などと証明できるものではありません。普遍的な「描き方」が存在する、というのは勝手な思いあがりであり、自戒すべきことでしょう。」(『荒木飛呂彦の漫画術』P277)
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「強調しておこう。いじめの被害者は悪くない。たとえ、被害者自身がいじめを招くような行動をしていたとしても、である。たとえば、どんなに嫌な人であっても、私たちはその人を傷つけることはできない。」(和久田学『学校を変える いじめの科学』日本評論社、P44)
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「人から受けた恩は別の人間に返しな。でないと世間が狭くなるよ」 「厚意とか思いやりなんてのは、一対一でやり取りするようなもんじゃないんだよ。それじゃあお中元やお歳暮と一緒じゃないか」 (中山七里『護られなかった者たちへ』宝島社文庫、P262)
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「ふつう弱肉強食があからさまになった社会であれば、政府の存在価値は、弱きを助け強きを挫くことによってバランスをとることにあるはず。ところが、レーガンやサッチャーはその逆をやった。強きを助け弱きを挫く政策。日本政府が今やっているのは、まさにそれ。」(米原万里『真夜中の太陽』P18)
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澁澤龍彦と丸山(美輪)明宏。 (参照:『新文芸読本 澁澤龍彦』河出書房新社、P146)
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「こんや きみが ねる とき  なにか とても おおきい こと  かんがえるんだ。  その おおきい かんがえが  きみの あたまを おおきくするだろう。」 (アーノルド・ローベル著、三木卓訳『かえるの哲学』P64)
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「権威ある人たちが押しつけてくる論理がなんかおかしい、なんかヘンだと感じたら、たとえ論理的に反論できなくても、とりあえず、なんかヘンだぞ、と態度で示しておくことが大切です。そうした態度すら見せないと、権威はみんなが納得したものと考えて、ますます増長する」(『つっこみ力』P71)
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「生活保護がまったく機能しない社会を想像してみればよい。それは貧困にストッパーがなく、人々は生きるために「どんな手」でも使わなければならない社会である。犯罪が増え、病気になっても医療が受けられずに、尊厳もなく人が道端で死んでいく。」(今野晴貴『生活保護』ちくま新書、P6)
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「一言でいって、企業に所属していなければ、福祉を受けることができないのが、日本社会なのである。そして、福祉不在のために、通常の生活を営むためにかかる費用が高すぎるのが、日本社会の特徴だと言える。」(今野晴貴『生活保護』ちくま新書、P200) amzn.to/3GZWgbO
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「速読や「あらまし読み」が有効なのは,自らが情報に対する「確証バイアス」に陥っているかもしれないという自覚を持てるときで,しかし,そうした自己の相対化ができるためには,広くバランスのとれた知性を必要とします。」(鈴木哲也『学術書を読む』京都大学学術出版会、P95)
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「ファンという正体不明のものに振り回されて、疲れ果ててしまうミュージシャンもいる。特に今は、長く売ろうじゃなくて、今のうちに売って使い捨てちまおうっていう発想が、業界の主流だからね。まあ、これはもちろんこの業界に限らないんだけど。」(『ロックで独立する方法』P222) #ロックの日