本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(新しい順)

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「伊藤博文が暗殺者となって殺したのは、二一歳のとき、塙次郎という国学者です。塙が、天皇退位の事例の典拠を江戸幕府から頼まれて調べていると聞きつけて、仲間ひとり(山尾庸三:注)といっしょに待ち伏せて、二人がかりで日本刀で斬り殺してしまいます。」(黒川創『暗殺者たち』新潮社、P157)
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「イジられる側に「気にしても無駄」「自分に自信を持って」と言う人もいるが、どう考えてもイジる側に問題がある。身体的な暴力は加害者が罰せられて当然なのに、言葉の暴力は「気にするな」と被害者が言われるのはおかしい。」(アルテイシア『モヤる言葉、ヤバイ人』大和書房、P215)
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7月8日は、物理学者・朝永振一郎の命日。 「ふしぎだと思うこと  これが科学の芽です  よく観察してたしかめ  そして考えること  これが科学の茎です  そうして最後になぞがとける  これが科学の花です」 (江沢洋編『量子力学と私』岩波書店、P397)
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漫画家の高橋和希さんが死去。ご冥福をお祈りします 「どんな理由があろうとも  人を傷つけ、殺し合う行為は  許されないことだと思います。  遠い未来、  ボク達さえいなくなってるかもしれない未来、  人類とか国境を越えて、  みんなが仲良く生きてたらいいのになぁ」 (『遊☆戯☆王』33巻)
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「私は義務教育は何をおいても、同級生を友だちと思えるように教えてほしい。同級生を敵だと思うことが醜い生存競争であり、どんなに悪いことであるかということ、いったん、そういう癖をつけたら直せないということを見落していると思います。」(岡潔・文、『人間の建設』新潮文庫、P120)
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7月7日は、放送作家・永六輔の命日。 「難民がインチキだろうがなんだろうが、  助けてくれって言われたら助けるのが  人間じゃねェのかね」 (『一般人名語録』講談社文庫、P155)
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さくらももこが描く「織姫と彦星」の物語。 「わたしゃ待つよ あの人が来ようが 来まいが待つよ  今年も 来年も ずーっと 待ってるよ  何万年も 愛し合ってたんだから ハンパじゃないんだからね……」 (参照:『COJI-COJI 3』集英社、P43~60)
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「友情を支える互いに共有するものが、目的や理想でないとすると、それは「生きていること」とでも言いたくなってくる。「お前も生きているのか、俺も」と言いたいような感じ。「お互い、生きててよかったな」というものが伝わってくる。」(河合隼雄『大人の友情』朝日文庫、P34)
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「愛というものは、互いに仮面を剝がしっこすることで、そのためにも、愛する者のために、仮面をかぶる努力をしなければならないのだと。仮面がなければ、それを剝がすたのしみもないわけですからね。お分りでしょうか、この意味が。」(安部公房『他人の顔』新潮文庫、P321)
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「じつは孤独というのは、自由自在にふるまえ、無理しない自分にもどれる場所であり、そこからまた社会に打って出ていく「陣地」になるのです。これは赤ちゃんの成長を頭に描けば、すぐに理解できると思います。」(武長脩行『「友だちいない」は"恥ずかしい"のか』平凡社新書、P75)
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「批判って、難癖をつけるとか、文句ばかり言う、ということとは違います。正しい批判精神を失った社会は、暴走していきます。批判することは、もっとよくなるはずと、理想を持っているからできること。」(梨木香歩『ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版』岩波書店、P33) amzn.to/3nDpBjC
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多くの「弱者」が自分のことを「弱者」であると気づいていない状況ほど、政府にとって都合のいい状況はない。
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「学習を苦役と考える人は、その方法を工夫することに思い至らず、反復訓練と暗記だけを学習法と信じて繰り返す。そして試験が終わり学校を離れれば、学んだことのほとんどを手放して顧みない。こうした人が「勉強なんて役に立たない」と公言し、専門知より世間知を優先する」読書猿『独学大全』P450
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「何でもないことは流行に従う、  重大なことは道徳に従う、  芸術のことは自分に従う。」 (小津安二郎・述、『小津安二郎 大全』朝日新聞出版、P498)
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「過剰労働に命をかけ、節約に明け暮れるという、労働者のこの二重の狂気の沙汰を前にして、資本主義生産の最大の課題は、もはや生産労働者を見つけることや、その労働力を倍加することではなく、消費者を新たに見つけ、欲望を刺激し、偽りの必要を作り出すことである。」(『怠ける権利』P50)
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「自分の意見をしっかり持つということと、  相手の意見を認めないということは、  まったくちがうんだ。」 (『じょうずに話せ、発表できる』小学館、P127)
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「大学が素晴らしいのは、短い間にせよ、有用性から解放される時期があることだと思う。「受験に役に立つか」とか「就職に有利か」とか「仕事で得をするか」とか、そういう価値観から、その気になれば、解放される時期が一、二年はあることだと思う」(山田太一『いつもの雑踏 いつもの場所で』P185)
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「優生思想とは、「何でも一人でできなければならない」という考えのこと。終わらせるためには、社会の一人ひとりが助けを求められるようになればよい。人はみな無力の状態で生まれ、人の助けを求めて育っていくのだから、その関係性こそを大切にすべきだ。」(『季刊 福祉労働』第167号、P42)
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「人間という生き物の本質は、助け合いです。しかし、現代社会では、「人に迷惑をかけてはいけない」ことが強調され、「自立」するという意味が少し曲解され、どんどん窮屈な生き方へと追い込まれているように感じます。」(鎌田實『相手の身になる練習』小学館、P127)
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「幸福な状況は他者が与えることができても、幸福であるかどうかは本人に依存する。逆境にあっても幸福を作り出す人もいれば、幸福な環境の中でも不幸を作り出してしまう人がいる。大部分の不幸はその人自身の作品である。自分の人生は自分しか作れない。」(『「自分には価値がない」の心理学』P98)
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「人材は見つけるというより、育てなくてはいけないし、環境によって育てられてゆくものなのである。何とかしなくてはと思うが、権力を持っている連中が、企業にしても、美術館にしても、あまりにも頭が堅くて、そのうえ政治家は心が貧しい。」(草間彌生『無限の網』新潮文庫、P252)
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「日本では人権が思いやりや他者への配慮という一人ひとりの意識や道徳の問題と捉えられているが、国際的に人権とは一人ひとりに与えられた権利であると同時に、国に課せられた義務と理解されている。」(谷口洋幸・文、『クィア・スタディーズをひらく 2 結婚, 家族, 労働』晃洋書房、P37)
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7月2日は、歴史学者・藤原彰の誕生日。 「戦死よりも戦病死の方が多い。それが一局面の特殊な状況でなく、戦場の全体にわたって発生したことが、この戦争(アジア太平洋戦争:引用者注)の特徴であり、そこに何よりも日本軍の特質をみることができる。」(『餓死した英霊たち』ちくま学芸文庫、P10)
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今日は「うどんの日」ということで、うどん本体ではなく、主に近世に使用されていた「うどん屋看板」をご覧ください。 (参照:坪井正五郎『工商技芸 看板考』P66)
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「先延ばしは、人生の最大の損失なのだ。先延ばしは、次から次に、日々を奪い去っていく。それは、未来を担保にして、今このときを奪い取るのだ。生きるうえでの最大の障害は期待である。期待は明日にすがりつき、今日を滅ぼすからだ。」(セネカ『人生の短さについて 他2篇』光文社、P45)