本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(新しい順)

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7月31日は、作家・サン=テグジュペリの命日。 「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」(内藤濯訳『星の王子さま』岩波書店、P7)
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「言葉に責任を持たない人は、人間としてもっとも基本的ななにかを欠いています。どれほど資産や地位があっても、どれほど能力があっても、人間のあり方として失格な人をそれ以上頼ることはできません。そんな人と対話しようとしても失敗するのは目に見えています。」(『対話の技法』笠間書院、P75)
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「人間がするたくさんのことのうちには、自分の力では絶対に実現できないことがあるんだ。眠ることがその代表だな。眠ろうとしてふとんに入ったら、あとはきみにできることはなにもない。ただ待っているほかはないんだ。」(永井均『子どものための哲学対話』講談社文庫、P77)
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「蒐集という行為によってもたらされる喜びは、既に入手した蒐集物のひとつひとつを玩味する以上に、蒐集対象の整理・分類という作業に宿っていると思われる。ただたんに蒐集品の数や値段だけを誇るような粗野な態度は、本当の蒐集家には見出せない。」(『奇想版 精神医学事典』河出文庫、P535)
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兼好法師が説く「友達にしない方がいい七種類の人間」。 ①身分が高い人 ②年齢の若い人 ③病気をもたず健康な人 ④酒を飲む人 ⑤威勢のいい人 ⑥ウソつき ⑦欲の深い人 (西尾実・安良岡康作校注『新訂 徒然草』岩波書店、P199)
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「女の幸せなんてものはね……などと切り出される意見あるいは忠告みたいなものが役立つということは一切ありません。言い訳の練習にはなります。」(五味太郎『さらに・大人問題』講談社文庫、P178) amzn.to/3S6ysZb
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「パパとママが愛し合っていなくてもいいんです。一緒に住んでなくてもいいんです。それこそいなくたっていいんです。穏やかならばいいんです。不安定な状態でなければいいんです。それなりの事情がわかっていればいいんです。」(五味太郎『さらに・大人問題』講談社文庫、P67)
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「味方でなければ敵だ、賛成でなければ反対だ、と受け取る人がいるが、そうではない。味方でも敵でもない、賛成でも反対でもない、ニュートラルな立場がある。「好きじゃない」というのは、「嫌いだ」とは明らかに違う。」(森博嗣『追懐のコヨーテ』講談社文庫、P203)
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「沈黙している者も非難され、多く語る者も非難され、すこしく語る者も非難される。世に非難されない者はいない。」「ただ誹られるだけの人、またただ褒められるだけの人は、過去にもいなかったし、未来にもいないであろう、現在にもいない。」(中村元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』P42)
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7月30日は、作家・小田実の命日。 「ナショナリズムに酔うこと自体がわるいというのではない。酔うことによって、たとえば、酔わない人、酔えない人を「なんだこいつは」と白い目で見始めることがおそろしいのである。」(『東京オリンピック 文学者の見た世紀の祭典』講談社文芸文庫、P388)
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「若く美しい女に価値を置き、年をとった女性を差別し、蔑視するという心の傾向は、プリンセス童話のなかに、若いお姫様といじわるで年老いた魔女の対立というすがたであらわれている。若い女性は自分を白雪姫の側においているが、実は、その後半生では魔女の側に入る」(『お姫様とジェンダー』P50)
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「じつは猫は日中ほとんど寝て過ごすので、快適な環境さえあれば、飼い主さんがいなくてもあまり気にしていません(睡眠時間は14~16時間といわれています)。そもそも猫には「人間に飼われている」という認識が希薄なのです。」(藤井康一『家ねこ大全285』KADOKAWA、P54)
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「酒は糞真面目な人の理性に言い寄り、  心も、知能もとろかしてしまう。  酒は人の悩みを少しずつ除いてくれる、  どれほど悩みがたまっていようとも。  酒はけちな人を気前よくし、  一文無しを金持にさせてくれる。」 (アブー・ヌワース『アラブ飲酒詩選』岩波書店、P92)
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「みんながやっぱ  自分は人間のクズだと思ってればさ、  素晴らしい世界が来ると  思うんだよね(笑)。」 (忌野清志郎『使ってはいけない言葉』百万年書房、P6)
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「本好き」と言っても色んな形がある。 友人の一人は、ある一つの作品を文庫本がぼろぼろになるまで再読し、「買いなおして、これで三代目」と教えてくれた。 夢中になって何度でも再読できる作品に出会えた友人を、羨ましく思う。
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「悪口は、向けられた相手を傷つけるだけではない。その「書き手」をも、確実に毒し、むしばんでいる。」「顔が見えないのをいいことに、人をののしり続けていれば、その人間の精神はその言葉にふさわしいものにしかなれない。」(赤川次郎『三毛猫ホームズの遠眼鏡』岩波現代文庫、P17)
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「最低限度の生活を維持できなくなる経済的な貧困の一方で、社会にあった人とのきずなが壊れて、「自分の居場所がない」「だれも手をさしのべてくれない」という関係の貧困になり、社会的に孤立してしまった人がいっぱいいるのだ。」(生田武志『貧困を考えよう』岩波書店、P214)
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「学力というと、問題の解き方がわかっていて、すいすいと解いていくことのように思われているが、そんなものは学力のうちに入らない。まちがったり迷ったりするのは当然であって、早くまちがいに気づいて直せるとか、迷ってもなんとか抜けだせるのが学力だ。」(森毅『21世紀の歩き方』青土社、P50)
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「言論の自由というものは、ある日突然に奪われるというものではありません。権力によって外堀から内堀へとじりじりと埋められていって、いつの間にか「自由」は動きがとれなくなる。戦前日本の歴史がそう教えてくれています。」(半藤一利『語り継ぐこの国のかたち』大和書房、P207)
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7月29日は、作家・ケストナーの命日。 「良心はまわれ右が可能だ。進んで悪人になりたい者などいるだろうか。いつだってそうだ。なにをめざしていても。支配される側は支配する側のモラルと魂の平和条約を結ぶ。たとえそのモラルがどんなに不道徳なものであっても。」(『終戦日記一九四五』P243)
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「マヨネーズが「自分で作るもの」から「買ってくるもの」になったのは戦後のことです。市販のマヨネーズは戦前からありましたが、結構高価なものだったから自分で作るほうが主流でした。」(魚柄仁之助『国民食の履歴書 カレー、マヨネーズ、ソース、餃子、肉じゃが』青弓社、P43)
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「好きだと思える自分になればいい。自分で好きだと思えないのに、隣にいる人には愛してもらおうなんて矛盾している。相手の愛情に不安になる前に、わたしが信じられるわたしでいること。それでも裏切られるなら、自分の愛に悔いはない。」(尾形真理子『隣人の愛を知れ』幻冬舎文庫、P396)
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「(性暴力の)被害者の落ち度を詮索したがる人の多さは、他の犯罪被害ではあまり見られない傾向だ。たとえば路上での強盗被害が報じられた場合、「最近は日本も物騒になった」といったコメントがつくのに比べ、性被害では被害者の「落ち度」に注目が集まる。」(『告発と呼ばれるものの周辺で』P246)
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「偽善の場合、少なくとも他者と「善」に関する共通理解はもっていることを前提としている。すなわち、他者の眼を意識しているのである。これに対し、独善は妥協を生み出さない。正義は我にありと信じつつ、自己の利益を追求する者ほどつき合いにくい存在はない。」(『国際政治とは何か』P14)
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「今後どういうふうな未来になるのか、どなたにもわからないのですが、これまでの変遷をしっかりと見極めることで、将来、未来性も、ちゃんと出てくるんだろうと、いうのが僕の考えです。」(かこさとし・文、『かこさとし 子どもたちに伝えたかったこと』平凡社、P98) amzn.to/3zDnFyj