本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(新しい順)

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「普通の人々が、民族差別(レイシズム)に由来する流言につき動かされて、虐殺に手をそめた過去をもつ都市。」「そこで今、かつてと同様に「朝鮮人を皆殺しにしろ」という叫びがまかり通っている。」(加藤直樹『九月、東京の路上で』ころから、P7) amzn.to/3sH63gS
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「虐殺の事実を否定することは、未来の虐殺を準備することになる。関東大震災時の朝鮮人虐殺という史実をさかさまにねじ曲げ、「災害時には外国人・少数者に気をつけろ」というゆがんだ「教訓」を引き出す行為を絶対に許してはならない。」(加藤直樹『九月、東京の路上で』ころから、P200)
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「グローバリゼーションだ、グローバルスタンダードだと言うが、あらゆるものを混ぜて競わせれば、その結果、生き残るのは競争力や戦闘力という"偏った特徴"が強いものばかりになる。競争で選抜されるのは、実は限られた観点から見た優位性である。」(中屋敷均『科学と非科学』講談社現代新書、P151)
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「私たちが「自己啓発」をするとき、私たちではなく他者が儲かるのである。ミレニアル世代が、その限られた資金を自己啓発に使うとき、自己啓発本の著者や、テック投資家のところに、お金が貯まっていく。」(マーク・クーケルバーク著、田畑暁生訳『自己啓発の罠』青土社、P11)
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「言葉に責任を持たない人は、人間としてもっとも基本的ななにかを欠いています。どれほど資産や地位があっても、どれほど能力があっても、人間のあり方として失格な人をそれ以上頼ることはできません。そんな人と対話しようとしても失敗するのは目に見えています。」(『対話の技法』笠間書院、P75)
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「常に「正解」を当てさせることや、結果がよければすべてが正当化されることを、学校や家庭が「模範」として示しているかぎり、ものごとの背後にあるものを考えようとしたり、ものごとを一面的にながめないようにすることは永久に学べないでしょう。」(『「わかる」ということの意味[新版]』P211)
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10月28日は「速記記念日」。 速記文字を眺めるのは、なかなか興味深い。 (参照:安田敏朗『「国語」ってなんだろう』清水書院、P63)
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「多数者の賛成したことを最善と見做して、大勢の意見に従いたがる我々の性向くらい、我々を大きな災厄に陥れるものはありません。これではただ数に従うだけで、人生を理性の判断によって導くのではなく、模倣するだけだからです。」(セネカ・文、『ローマの哲人 セネカの言葉』P194)
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「日本では人権が思いやりや他者への配慮という一人ひとりの意識や道徳の問題と捉えられているが、国際的に人権とは一人ひとりに与えられた権利であると同時に、国に課せられた義務と理解されている。」(谷口洋幸・文、『クィア・スタディーズをひらく 2 結婚, 家族, 労働』晃洋書房、P37)
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「真実味のある言葉は美しくなく、  美しい言葉には真実味がない。  本当に立派な人間は口が達者でなく、  口の達者な人間はほんものでない。  本当の知者は物識りではなく、  物識りは本当には分かっていない。  無為の聖人は蓄めこまない。」 (福永光司訳『老子』ちくま学芸文庫、P306)
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「自由とは、じつは獲得しようとするものであって、あたえられるものじゃない。自由をあたえられていると思い、自由を謳歌している気分になっているとき、その人々は本当は自由じゃない。」(巖谷國士『シュルレアリスムとは何か』ちくま学芸文庫、P230)
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「人は人生を愛しているときには読書はしない。それに、映画館にだってほとんど行かない。何と言われようとも、芸術の世界への入り口は多かれ少なかれ、人生に少しばかりうんざりしている人たちのために用意されているのである。」(『H・P・ラヴクラフト』国書刊行会、P40) #読書の日
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「誰かの発言や芸を「面白くない」「つまらない」と一言で切ってしまえば、それで終わりですが、「わからない」という受け止め方だと将来に繫がる。つまり、将来わかる時がくるかもしれない可能性が残される。」(家近良樹『歴史を知る楽しみ 史料から日本史を読みなおす』ちくまプリマー新書、P156)
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「多数決原理は、個人的選好と外的選好を区別できません。これはきわめて重要な事実です。つまり、多数決に従うかぎり、差別的偏見を持った人が多ければ、差別は永遠に解消されないのです。」(永井均『倫理とは何か』ちくま学芸文庫、P216)
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「一度ある人を立派な人だと思ってしまうと、その人が立派なことをしている場面にだけ注意が向けられる。反対に別の人をダメなやつだと思うと、その人がダメなことをしている場面に注意が向けられがちになる。」(鈴木宏昭『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』講談社、P87)
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「絶えずだれかと会っていないと落ち着かない人も、不必要にSNSでやりとりしている人も、用もないのに癖のようにインターネットで検索している人も、本人ははっきりと意識していないかもしれないが、自意識を麻痺させようとしているのだ。」(榎本博明『「さみしさ」の力』ちくまプリマー新書、P61)
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「「群れ」にあるということ、それ自体が人を優越させ、安定させ、ときに麻薬のような万能感を生む。そして人は時々、群れを外れている人に向かってそれを確かめ、群れの中にいることの快感を得たいと思う。」(梨木香歩『ぐるりのこと』新潮文庫、P176)
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「生きていると悪いことも起こるし、苦しいことに遭うかもしれませんが、良いことに出会う可能性が失われることはありません。人生に明日、何が起こるか分からないというのは、怖いけれど、同時に希望でもあります。」(岩崎航・文、『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあなたへ』P210)
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「過剰労働に命をかけ、節約に明け暮れるという、労働者のこの二重の狂気の沙汰を前にして、資本主義生産の最大の課題は、もはや生産労働者を見つけることや、その労働力を倍加することではなく、消費者を新たに見つけ、欲望を刺激し、偽りの必要を作り出すことである。」(『怠ける権利』P50)
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「日本人全体の中に、戦争責任の問題意識が、まったく薄らいでしまっている。戦争で甘い汁を吸って味をしめている人々がいるから、また軍備だ、国を守るために戦争をやれといいだす。「死の商人」どもにとっては、戦争ほどもうかる商売はないのです」(『はだしのゲンはピカドンを忘れない』P53~54)
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10月25日は、作家・稲垣足穂の命日。 褌一丁で執筆に励む稲垣足穂と移動中の猫。 (参照:『作家の猫』平凡社、P68~69)
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10月25日は、画家パブロ・ピカソの誕生日。 「皆が絵画を理解したがる。そのくせ、鳥の唄を理解したがりはしないのだ。人は夜とか、花とか、あたりにあるものを理解しようともしないで愛するではないか? ところが絵画については理解したいと欲する。」(ピカソ・文、岡本太郎『青春ピカソ』P44)
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「自分だけでは実現のための人手や知恵が足りない、ということはありませんか。そのとき、人に「助けて」が言える、それこそが自立です。「助けて」がうまく言えない状態は、自立ではなく孤立です。」(竹信三恵子『10代から考える生き方選び』岩波書店、P97)
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「私は義務教育は何をおいても、同級生を友だちと思えるように教えてほしい。同級生を敵だと思うことが醜い生存競争であり、どんなに悪いことであるかということ、いったん、そういう癖をつけたら直せないということを見落していると思います。」(岡潔・文、『人間の建設』新潮文庫、P120)
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「幸せを追求しても、幸せにはなれません。それは常に副産物であり、第一目標にはなれないものです。幸せは蝶のようなものです。追いかければ追いかけるほど、遠ざかり隠れてしまいます。」(H・S・クシュナー『私の生きた証はどこにあるのか』岩波書店、P15)