本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(新しい順)

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「なるほど、この国では女性を「人」として見ていないのだ。子どもを産む、家事をする、育児をする、介護をする、たまに家計補助的な仕事もするという「役割」でしか見ていない。国が望む「役割」から外れた女性は、はっきり言ってどうでもいいわけだ。」(『シングルマザー、その後』P290)
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恨む相手の墓まで行くことができないため、武士に背負われて移動する幽霊。 (参照:『諸国百物語』巻1、『幽霊 近世都市が生み出した化物』吉川弘文館、P70)
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「自分、というものがない人は、自らの意志で物事を決めるのが恐いわけで、だから人の意見を聞きたい。そしてその結果を人のせいにしたい。勇気がある人というのは、そう考えると「自分がある人」をさすのかもしれない。」(山本文緒『日々是作文』文藝春秋、P179)
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「すぐれた人は、あえて世の中の苦しみに目を向けるわ。愚かな人は、自分が苦しいときをのぞけば人々の苦しみに気づかない。心が貧しい人、邪悪な人、運に見放された人は、行く先々で苦しみを周囲に押しつけ、まき散らす。」(サローヤン『ヒューマン・コメディ』光文社古典新訳文庫、P224)
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作家で精神科医の加賀乙彦さんが死去。ご冥福をお祈りします。 「幸せに対する思い込みが強い人ほど、そこからはずれたときは脆い。失ったもの以外にも多種多様な幸せがあるのに、過去に執着して今の自分を否定し、心を未来に向けにくいのです。」(『不幸な国の幸福論』集英社新書、より)
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1月17日は、阪神・淡路大震災が発生した日。精神科医による震災後50日間の関与観察記録をまとめた、中井久夫『災害がほんとうに襲った時』(みすず書房)を読む。 「震災の中心が神戸とは、家族の一人としてつゆ思わなかった。「神戸に千年地震なし」を私も信じていた。」(P32) #阪神・淡路大震災
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「一般に、差別する側はほとんどつねにその差別に関して無意識である。しかし差別される側にとっては、その無意識こそ、こちらでは強烈に意識せざるをえない壁であり、胸もとにつきつけられた刃であり、恐ろしいリアリティーである。」(坂口ふみ『〈個〉の誕生』岩波現代文庫、P6)
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「一国の政権がやたら「わが国らしさを取り戻せ」などと精神論で愛国を語るときには、その裏側で、形あるものが海外の金持ちにばんばん売られているという現実がある。」(ブレイディみかこ『ヨーロッパ・コーリング・リターンズ』岩波現代文庫、P52)
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「他人の信念についてはバイアスがあることをすぐに察知しますが、自分自身の信念については、バイアスがあることを否定する傾向にあります。この自己本位バイアスは、「バイアスの盲点」とか「自己過大評価バイアス」とも言います。」(『私たちは思い込みから逃れられない?』総合法令出版、P213)
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「差別は自己価値の底上げを本質としています。自分の価値に自信がない人間が、他人の価値を引きずりおろし、価値のない人間として見下すことで、自分のほうが上だ、自分のほうが価値がある、と思いたがっているのです。」(山竹伸二『ひとはなぜ「認められたい」のか』ちくま新書、P234)
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「マジョリティであるほどセルフケアが苦手だという印象はやっぱりある。ここでは、とりあえず男性と言っちゃいますが。マイノリティは傷ついてきて、ずっと、それを、だいたいは自分で癒やしてきたんですよ。小さな連帯とかはしつつもね。」(『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』有斐閣、P180)
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「陸軍では、特攻隊員を送りだす司令官や参謀はこぞって、「君たちのあとにわれわれもつづく」と約束しています。しかし結果的に、そうした司令官のなかで自ら率先して特攻隊員の後を追って行動を起こした者はいませんでした。」(保阪正康『若い人に語る戦争と日本人』ちくまプリマー新書、P166)
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「NOを言えない人に知ってほしい、「お断り」の態度の強さレベル」 (参照:鈴木裕介『我慢して生きるほど人生は長くない』アスコム、P55)
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1月15日は、俳優・樹木希林の誕生日。 「お金や地位や名声もなくて、傍からは地味でつまらない人生に見えたとしても、本人が本当に好きなことができていて「ああ、幸せだなあ」と思っていれば、その人の人生はキラキラ輝いていますよ。」(『一切なりゆき』文春新書、P25)
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「綱渡りでも、静止してたら倒れちゃうわけでしょ。綱渡りで大事なのはぶれることなんだよ。振り子も同じ。人間の観念もそう。中庸っていうと、真ん中を静かに歩くみたいな、そういう動きのないものになっているけど、いくら安定を求めたって人は誰だって揺れてるんだよ」(『細野晴臣 分福茶釜』P1)
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「音楽そのものにどれだけの力があるのかなんて、はっきりしたことは言えません。人によってはなんの意味も持たないということもあるでしょう、でも、ふとした瞬間に自分の中に音楽が入り込んで来ていることに気付く」(高橋幸宏『心に訊く音楽、心に効く音楽』より) amzn.to/3waFkL3
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音楽家の高橋幸宏さん死去。ご冥福をお祈りします。 「自分の生活に音楽があること。ただ、一緒にあること。それによって大きく助けられるとか、迷いを解消してくれるということではなく、ごく自然に。それだけで充分素敵なことだと思います。」(『心に訊く音楽、心に効く音楽』より)
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【2023年度大学入学共通テスト(国語)出典一覧】 ①柏木博『視覚の生命力』、呉谷充利『ル・コルビュジエと近代絵画』 ②梅崎春生「飢えの季節」 ③源俊頼『俊頼髄脳』 ④白居易『白氏文集』
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1月14日は、作家・三島由紀夫の誕生日。 「世の中を知る、ということは、他人は決して他人に深い関心を持ちえない、もし持ち得るとすれば自分の利害にからんだ時だけだ、というニガいニガい哲学を、腹の底からよく知ることです。」(『三島由紀夫レター教室』ちくま文庫、P217)
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「言語というものは、有限な語彙と文法規則をつかって無限に多様な文を生み出すことができる奇跡的な想像力を持った道具であり、人間だけが駆使できるものです」(沼野充義・文、『ことばの危機』集英社新書、P114) amzn.to/3XsS2jZ
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センター試験(現・大学入学共通テスト)の日が近づくと思い出すツイート。
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「生まれ育った家庭と地域によって何者にでもなれる可能性が制限されている「緩やかな身分社会」、それが日本だ。現行の教育制度は建前としての「平等」な機会を提供する一方、平均寿命が80歳を超える時代となっても、10代も半ばのうちに「身の程」を知らせる過程を内包している」(『教育格差』P16)
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書店で気になる本を見つけたとき、家賃・食費・光熱費のことが頭をよぎって、購入を断念する人が多い国より、書籍代を充分に確保できる経済的余裕があるため、迷わず購入できる人が多い国の方がいい。
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1月12日は、作家・半藤一利の命日。 「言論の自由というものは、ある日突然に奪われるというものではありません。権力によって外堀から内堀へとじりじりと埋められていって、いつの間にか「自由」は動きがとれなくなる。戦前日本の歴史がそう教えてくれています。」(『語り継ぐこの国のかたち』P207)
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「現実に、幸せかどうか、満ち足りてるかどうかではなくて、この先満ち足りるかもしれないっていう予感が心の中で発動するかどうかで、実は幸せって決まるのではないかと。」(ヨシタケシンスケ『欲が出ました』新潮社、P45)