JR北海道には昆布駅(蘭越町)と昆布盛駅(根室市)がありましてね。どちらもアイヌ語由来で、昆布盛は和訳で「昆布のある湾」な通り海沿いにあるが昆布駅は山の中にあり「コブのような小山」に由来する。道のりは約500㎞。鉄道営業距離数なら約630㎞…東京姫路間や東京八戸間よりも遠い。北海道ェ…。
JR北海道で昆布から昆布盛にしてもらえる券を買った。
あんまりにも「北海道」な踏切を見かけて郷土愛と里心が込み上げてきて1時間くらい周りをふらついた。見る北海道。見る我が故郷…。
静岡には「月 3㎞」という道路案内看板があることで有名だが、北海道には「太陽 23㎞」という道路案内看板がある。
関東地方の友人に「北海道の空は淡い色をしている。青空の青も淡い」と話したことがある。数年前その友人が北海道へ新婚旅行に来た際、「本当に空の色が淡い」と驚いたツイートをしていたのを今、久々に札幌の空を見上げて思い出している。写真だと伝わりにくいのだが、本当に北の空の色は淡いのだ。
プリゴジン「このまま上洛したるで!(ホンマはそこまでやりたくないんや…)」 ルカシェンコ「まあここはワイが調停したるから…な?」 プリゴジン「しゃあないな(渡りに船や!)」 プーチン「お、おう…(覚えてろや…事が済んだら絶対誅殺したる)」 これ南北朝〜室町時代で親の顔より見たゾ。
山口県宇部市の砂浜には海から頭を出した2つの塔がある。かつて海底炭鉱として稼働した長生炭鉱の吸排気塔だ。昭和17年に大規模な落盤と海水流入事故が発生して坑内労働者183人が犠牲になり、水没した炭鉱は放棄された。回収する術もないため遺体は今でも海底で眠ったままだ。墓標…という言葉が湧く。
長崎県は佐世保の針尾送信所。昨年10月にようやく初訪問できたが時間的に外からの見学に留まり、今回ついに内部見学が叶った。超巨大な約135mの鉄筋コンクリート造3本の無線塔は大正11年の完成。現在は市民ボランティアによって見学運営がされており、うち1本は内部まで入れる。いやほんとデカい…。
福岡県南部の大刀洗町今集落には「あぶなかばい」という思いっきり九州方言な交通安全標示がある。たいてい「止まれ」「スピードおとせ」などの文言が、この集落でだけ危なかばいと地元言葉である。北の民野の私が九州の人と話すと「九州の人って本当に"〜ばい"、"〜たい"っていうんだ…」と驚きがち。
小学生の時本で読んで以来幾年…ついにここまで来れた。「軍艦防波堤」こと、北九州市の臨海工業区の一角に太平洋戦争で奮戦した駆逐艦3隻が護岸として沈められたままになっている場所だ。ずっと来たかったんだ…。
毎年夏…いや8月が来るたびに思うが、日本の夏は死の気配が濃いと思う。季節自体は暑い盛りで生命に溢れているが、お盆、2つの原爆の日、終戦の日があり…そして夏祭りとやがて夏が終わる。日本の夏の鎮魂の季節とでもいうのか…あの情緒的湿り気漂う雰囲気は独特なものなのではないかと毎年考える。
トトロいたもん!ほんとだもん!
雨の中、古城に辿り着く。
なんで鳥取県周辺だけ「山」を「せん」って読むんや。大山、弥山、烏ノ山、氷ノ山、蒜山あたりの。たしか「セン」は呉音で仏教用語系の読み方だからこれも大山の地蔵信仰や山岳信仰に関係してるのかすらね…。四国八十八ヶ所一番札所の霊山寺も読み方は「りょうぜんじ」だし。
・伯耆国、土葬と地蔵と境界と… 鳥取県のとある集落をふらついていると、お地蔵さんらしい木像や石仏が並んだお堂と見慣れない灯籠を見かけた。ボロボロになった錦の紙と卍の妖しさが気になり近くで洗車中だった男性に訊ねると、かつて土葬が行われていた時代に葬列が掲げた灯籠の名残だという(続)
いくら外界と隔絶された山村だからってオート三輪が玄関先に置いてある土地がまだこの世にあったとは…。
お給料これくらい上げろ。最悪私のだけでもいいから上げろ(暴論)
…というわけで、ポータブル"ソレ"を作ってしまった。
吊り橋の先には田んぼと数軒の家がある小さな集落が広がっている。橋の手前側に大きめの集落があるので、郵便局や買い物に出るくらいの徒歩移動ではこの吊り橋を使い、車で出る際は崖を越える車道(例によって狭い)を通るという使い分けで運用しているようだった。
この重量制限標識は公道に設置される。つまり吊り橋ではあるが公道らしいので台帳から調べると確かに立派な町道だった。しかも2014年頃に床版更新済みで割と新しい。0.1t制限の標識はその時つけられたものだと考えられる。吊り橋でも公道ならナビや地図に表示されるもんね、仕方ないね(風強ぇえ…)