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・森に埋もれゆく廃校
北海道北部の大森林地帯。その真っ只中に、屋根の抜けた廃校がぽつんと残っている。今では森に還ったここにも当時20戸ほど住人がいた。だが昭和41年に住人は集団離村、先生2名だけが残され、冬以降は学校だけが一つ残された。どうしてそうなったのか(続)
315/365 #斜陽暦
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選挙当日が来るたびに、「選挙当日の投票所は(島嶼部とか一部を除いて)午前7時に開場されるが、各投票所の最初の投票者は投票箱に何も入っていないことを確認する役目が与えられる」ことと、その「選挙当日一人目になる」ことに命掛けてる趣味勢がいることを思い出している。
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・森の中の廃発電所
四国山地の渓流に残る水力発電所の跡。廃止から50年以上経過し、建物は山の緑に飲まれつつある。1階がタービン室、両翼階段を挟んで2階が運転制御室。川の音、白い漆喰が塗られたコンクリートと蔦の緑のコントラストが「森の神殿」という言葉を想い起こさせる…。
312/365 #斜陽暦
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例の場所に来た
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川から水を直接引き込む山の集落。
309/365 #斜陽暦
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蒼い、蒼いよ、高知の山川
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・神になった蛾
長野県内のとある神社にはカイコが彫られた石碑が立っている。長野や群馬などかつて養蚕業が盛んだった地域では、蚕の繭や養蚕具を神として祀る風習があり、「蚕玉神」と字を彫った石碑や女神像を立てて蚕の生育を願った。その中でも蚕そのものの石像は非常に珍しい。
307/365 #斜陽暦
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・ゲストハウス醫(くすし)
瀬戸内海の離島、大崎下島の御手洗集落には昭和中期以前の古い街並みが今も姿を留めている。その路地奥に空色が美しい大正期の医院が残る。空き家になっていたこの旧越智医院は近年修復され、宿泊施設となった。そう、古い医院に泊まれるのだ(続)
306/365 #斜陽暦
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毎年この時期になると特に「ボーナスもらってたり、結婚指輪と婚姻届の写真あげたり、育児話してたり、この間まで『生きづらい』『人生終わってる』的なこと言ってたはずの人々も実際はそれなりの人生過ごしてるんだなあ。本当に終わってるのは私だけだったなあ…ハハ」みたいな感じになる現象。
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北海道の開拓集落に残る廃校。天井が抜け、机の上に森が生まれつつある。
299/365 #斜陽暦
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標高900mの冬
298/365 #斜陽暦
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中庭のある旧家
297/365 #斜陽暦