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週5勤務で『週5の疲れを2日で癒すのは無理』という嘆きに、週6勤務の人が『こっちは週6の疲れを1日で癒さないとダメなんだから甘えるな』などと返すような社会では、働き方改革が進むわけがありません。そして、部活顧問を務める教員など、週7勤務の人は週7の疲れをどこで癒せば良いのでしょうか。
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教員不足深刻で、文部科学省は教員免許を持っていても教員になってない潜在教員を臨時教員として活用…とありますが、そもそも『なぜ教員免許があるのに教員にならない人が多いのか』という原因は、薄給激務な労働環境が主な原因なので、その問題をガン無視するなら教員不足など解消しないと思います。
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すでに何度か提案してますが…
明治モダン
大正ロマン
昭和レトロ
…という流れを考えると、平成も『平成レトロ』という昭和を真似た表現ではなく、何か新しい呼び方を考えるべきではないでしょうか。
やはり個人的には『平成ポップ』こそ、様々なカルチャーが誕生した平成に合っている気がします。
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全国の学校の水道に『お湯』を標準装備させるべきではないでしょうか。冬になっても冷たい水しか出ない水道で子どもたちに雑巾を洗わせるのは虐待レベルに酷い仕打ちだと思います。『そんなの過保護だ』と言う大人もいるのかもしれませんが、なぜ子どもに我慢を強いるのが普通だと考えるのでしょうか。
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小池都知事が掲げた『都内の0-18歳に月5000円給付』のチルドレンファースト社会に『子育て世帯ばかりズルい』との非難もありますが…未来の納税者を育てているからこそ、少しズルイくらいの異次元の少子化対策が必要なのではないでしょうか。『産んだのは自己責任』などと言ってる場合ではありません。
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生徒から『先生って何時からが残業なの?』と聞かれたので、『定時が17時だから17時を過ぎたら学校から先生が全員いなくなってても本来はおかしくない』と伝えたら、『そんなの部活とか無理じゃん』と返されました。そう、その通り『無理』なんです。学校は先生のサービス残業が大前提の組織なんです。
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有給申請を出した時に理由を聞かれ、『私用で』と答えたら『具体的には?』と追加で聞かれ、『子どもと出かけようと思いまして』と答えたら、『そんなことで?』と呆れられましたが…そもそも有給休暇って理由は要らないはずです。家族で出かけるために休暇を取るのは社会人として失格なのでしょうか。
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最強の寒波襲来で気象庁と国交省が『不要不急の外出を控えて』と緊急発表するほどの大雪予想…それでも頑なに出勤や登校を前提とする企業や学校が少なくない日本…台風や地震などの災害でも通勤通学することを『勤勉』などと称賛せず、心身の安全を守るために柔軟に休む決断を尊重すべきだと思います。
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高齢者のクレームで公園から子どもが消える…その一方で、子どもが公園で遊ばずに家でゲームをしていれば『不健康だ』などと苦言を呈する…高齢者をはじめとした大人が子どもたちの遊び場を奪っておきながら、『最近の子どもたちのゲーム依存は深刻』などと嘆くなんて、あまりにも理不尽だと思います。
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『年収300万では経済的に苦しくて子育てできない』と嘆く人に対して、『工夫が足りない』『もっと大変な人もいる』『まだマシな方』などと非難しても、誰も幸せになれません。なぜ低い方に基準を合わせようとするのでしょうか。『みんな平等に不幸になるべき』という思考は誰のためにもならないのに…
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小学校で児童が緊急手術を要するほど酷い顔面骨折の大けがをしたのに、学校は救急車も呼ばず病院にも連れて行かず、母親の通報によって搬送されたそうですが…これは『連携ミス』で片付けられない問題であり、もはや犯罪だと思います。児童の心身より学校や教員の都合を優先する隠蔽体質は許せません。
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『女子生徒のスラックスを認めると、スカートを希望する男子生徒も出てくるかもしれないから困る』と難色を示す教員もいますが…どちらも認めれば良いだけだと思います。『女子はスカートで男子はズボン』『男子のスカートはアウト』という固定観念で令和の高校生や中学生まで縛るべきではありません。
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育休退園を迫るほど深刻な保育士不足を解消するには手取り15万円程度の薄給激務な労働環境を改善すべき…との意見に『手取り15万なら工夫しだいで十分生活できる』『もっと給与が低い人もいる』との反論もあったりしますが、『もっと大変な人もいるから我慢しろ』という思考では誰も幸せになれません。
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日本の税収が過去最高68兆円超でも子育て支援は拡充されるどころか、自民・麻生太郎氏が『因数分解や微分積分なんか大人になって使わないから義務教育は幼稚園と小学校までで良い』などと発言し、子どもにかける国の予算を減らそうとするなんて…子どもにかけるお金をケチる国に未来はないと思います。
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看護師が不足してるから『待遇を改善してボーナス等の手当ても今まで以上に支給する』などの施策を行うどころか、『休みないのにボーナス削減』で、最終的に『看護師の日雇い派遣を認める』との方法で安価に労働力を搾取しようとする…人材不足の原因は劣悪な労働環境なのに見て見ぬフリをするなんて…
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今年の出生数が過去最少ペースで危機的状況…子育て支援を充実させたら『ズルイ』と非難されるような国で出生数最少ペースが改善するわけがありません。『子どもは国の宝』ならば、厳しい状況でも未来の納税者を産んで育てている世帯には、多少ズルイくらいの支援があっても良いのではないでしょうか。
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『昔は女子のスカート丈が校則違反か否か調べるために近づいて定規で計測するのなんて普通だったのに、今はその程度のことでもセクハラ扱いされる』と嘆く教員もいますが…女子生徒のスカートや下半身に男性教員が接近して触れるなんて、学校外ならセクハラを通り越して、もはや犯罪行為だと思います。
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未成年へのわいせつ行為や淫行疑いなどで逮捕・起訴された教員が、塾や放課後等デイサービスなどの施設へ再就職するケースもあるとのことですが…性犯罪を起こした人には教員免許を永久に再交付しないようにするのはもちろんのこと、子どもたちと接する職業へ再就職できないようにすべきだと思います。
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『出産費用を保険適用にすべき』と菅義偉前総理が述べたそうですが…むしろ少子化が深刻なのに保険適用外であり続けた方が異常だと思います。その上で子育ては『産んだら終わり』でないため、『2歳まで1万5000円の児童手当を3歳から1万円にする』という謎の減額も早急に見直すべきではないでしょうか。
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大学生宅で鍋パーティーに参加の6人全員が新型コロナ感染…確かに大学生も軽率ですが、わざわざ取り上げるほど悪くもないと思います。外食を控えて家で食事するという点では、家族が家で食事するリスクと変わりません。何だかわざと『若者はけしからん』という流れを作りたい意図を感じてしまいます。
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『3連休中における不要不急の部活動は禁止』と学校が決めたにも関わらず、『近くの公園に偶然集まった設定かつ自主練習という設定で部活を行うこと』を真剣に考えて部員へ連絡して実行しようとしている部活顧問…もはや学校の管理職でも独善的に暴走する部活顧問は制御不能です。
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ハローワークで求人を出すほど都内公立小の教員不足が深刻で夏休み明け130人欠員…保育士も教員も看護師も『資格を持つ人』が足りないわけではありません。劣悪な労働環境を避ける人が多いだけだと思います。あらゆる人材不足は『低賃金で休みなく働いてくれる都合のよい人材』が不足してるだけかと…
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保育士不足も教員不足も看護師不足も介護職員不足も深刻ですが…それは『資格を持つ人が足りない』のではなく、『資格はあっても薄給激務などの待遇の悪さから選ばない人が増えているだけ』だと思います。人材そのものが足りてないのではなく、劣悪な労働環境が改善されないことこそ根本的な問題です。
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若者の梅干し離れが深刻で製造業者は悲鳴…とありますが、梅干し好きな人はそれなりにいるはずなのに『何となく高いから買いづらい』という人が少なくないのではないでしょうか。若者の車離れや若者の結婚離れなどの様々な『若者の◯◯離れ問題』は、ほとんど『お金の若者離れ』が原因だと思います。
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ジェンダーフリーの観点から女子生徒のスラックスを認める流れに反対の教員いわく…『女子のスラックスを認めたら男子でスカートを履きたい生徒が出てきた時に困る』とのことですが、男子のスカートも認めればいいだけではないでしょうか。女子のスラックスも男子のスカートも認めれば良いだけかと…