つかんぽ(@tsukampo)さんの人気ツイート(新しい順)

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精神の老化は肉体の老化より自覚しにくい点が厄介だけど、判断基準の一つとして「5年前に書いた文章を読み返して恥ずかしくならなかったら要注意」というのがあると思う
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人前で喋ってて突然次の言葉に詰まってしまった時、状況を冷静に見つめるもう一人の自分が「おっピンチのようですね」と脳内にポップアップしてくることがあるんだけど、こいつはアドバイスをくれるわけでも代わりに喋っててくれるわけでもなく「ただ冷静に見物してる」だけで本当に何の役にも立たない
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クラスのお調子者やインターネット面白マンの提供する笑いは「部族内でのみ通用する呪術」みたいなもので、火力が高く習得が容易な代わりに村を一歩出ると効力を失う性質を持っているので外部からは観測されにくいけど、「芸人より面白い」でツイート検索すると各部族内の呪術者が大量にヒットする
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言葉でのコミュニケーションが苦手な人、その不足分を補うために相手の微細な表情や態度から「裏の意図」を読み取ろうとして更にあらぬ方向に突き進む傾向がある
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駆け込み乗車してきたデブがフウフウ言いながらキャラメルコーンの袋を開けてて、デブの模範解答だと思った
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人付き合いが苦手なタイプ、会話が下手とか傷つくのが怖いとかの他に「正解が一つに定まらないタイプの設問に耐性が無い」というのがあると思う
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iTunesで曲を買ったら「nullを購入中…」という表示が出てきた。インターネットでは虚無が250円で売っている
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公園で小学生くらいの子が「そこ学区外だけど行っていいの?」という話をしてて、「今のレベルでは行けない場所がある」というのはゲーム序盤のワクワク感があって毎日楽しいだろうなと思った
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「あの頃の未来に僕らは立っているのかなあ」というのはある程度人生がうまく行っている人だけが持てる疑問で、その他の人生迷子組はあの頃の未来も忘れてるし今いる場所もわからないけど、ここじゃないという確信だけは持っている
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部屋が散らかった状態が長引くと、物の所在を「ドライバーは冷蔵庫の近くで見た」「爪切りは何かのCDの上に乗ってた気がする」と周囲の物との視覚的な紐付けで把握するようになるので、中途半端に片付けるとその紐付けが全部外れて何もかもわからなくなる
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ツイッターで5年以上フォローしてると「この人変わっちゃったなあ」と心配になる人もいれば「この人全然変わらねえなあ」と心配になる人もいる
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「もうでっかい隕石とか落ちてこねえかなあ」と願いつつ暮らす人が増えると、ハチャメチャな大統領が巨大隕石の代用品として登場する
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「弱い者ほど相手を許すことができない、相手を許せることが真の強さだ」みたいな格言、強い者が譲歩するから「許容」になるんであって、弱い者が同じ事をすれば「言いなり」と見なされるだけなのでは
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前に何かの自己啓発本で見た「あなたたちは必要とされたからこの世に生まれてきたのです」という表現、「必要とされなかったために生まれてこなかった存在」が背後に見え隠れしてて怖い
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以前社内で書いた文章が割と好評で「日頃からこのくらい喋ればいいのに」とか言われたんだけど、会話が瞬時に「正解」を選択し続ける音ゲーなのに対し、文章は自分のルートをゆっくり構築できるRPGなので、ジャンルも適性も違う気がする
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普通の人がおそらく二十歳前後に取っているであろう「人生の必修単位」を取りこぼしたまま生きてきたので、その後何年働いててもただ歳を重ねるだけで留年し続けているような感覚がある
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モテない男は必ずしも女性の気持ちを察する能力が欠けているわけではなく、「自分が察して何かしたらキモいだろうな」と察した結果何もしない、というケースがある
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加齢による衰えって「HPやMPの緩やかな低下」というイメージだったけど、実際には「何かのはずみでかかった状態異常がそのままデフォルト化」というパターンが多いように思う
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ブラックな職場はそういう所ばかり渡り歩いてきた人が集まる傾向にあるので、「過去に経験した酷い職場自慢大会」になることが多く、刑務所内で前科を披露しあってるような気分になる
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ツイッターでよく見る「社会問題に興味を持ったお笑い芸人がそれらを雑に斬っていく」という図、マシンガンを渡されたチンパンジーが周囲に乱射する動画と重なって見える
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前に親戚の子供とぷよぷよで遊んだ時、適当に負けてあげてたら「本気でやって!」と言うので本当にコテンパンにしたら「うその本気でやって!」と勝ちブックを要求された。世の親御さんはみんな往年の悪役レスラーのような立ち回りをマスターしてるのかと思うと頭が下がる
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いい歳して独身だと帰省時に「アンタまだ結婚しないの?」というパンチが飛んでくる、という話を時々聞くけど、うちはそういうのが無い代わりに机の上に「脱オタファッションガイド」「ユーモア話し方入門」みたいな本がそっと置いてあったりする。パンチの代わりに物陰から吹き矢を飛ばしてくるタイプ
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高校の頃好きだった漫画を読み返して「やっぱり面白いものは年月を経ても色褪せないな」とか考えてたんだけど、こちら側の感性のアップデートが止まっているだけの可能性がある
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仕事には能力を売るタイプ、時間を売るタイプ、人権を売るタイプがあって、転職回数が増えるにつれ後者寄りにシフトしていく
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以前バクチと期待値の話題で「数学者はバクチをしない」と言ってる人がいたけど、数学者になろうとすること自体かなりのバクチのような気もする