毒親というのは二面性があって 外では、世間体を気にして人の反応を伺いながら、良い人を演じます。 しかし、家の中で、何かに怯えてイライラし、怒りのスイッチが入ると、鬼の形相になります。 子どもは、鬼の形相になる親が怖くて、自分の気持ちを抑え込み、親の正解を探します。
人と関わりたくない人は、いろいろなパターンがありますが、心身の状態が悪く、人と会って話すと極度に疲労を感じることが多い。 人と楽しい時間を過ごさなければと考えてストレスになり、自分自身のことを維持するだけで精一杯なため、気を使って会話するより、一人で家で過ごした方が楽に感じる。
生きづらい人の身体的特徴は、体が過緊張で、筋肉は硬直し、固まっていて、血液の循環が悪く、足は冷えや痺れがあることが多い。 体は危険や生命の危機に備えて、警戒しており、頭の中は思考がグルグルしている。 過緊張や思考過多から、精神的に余裕がなく、情緒不安定で、ネガティブになる。
複雑なトラウマがある人は、内なる心の世界に天使や悪魔がいて、その悪魔のせいで一人ぼっちになり、普通の幸せが望めない場合がある。 いざ人と親密になりたいと思っても、体は危険を感じてしまうため、気持ち悪くなり、距離を取りたくなる。 温かい場所を見つけても怖くなり、壁を作ってしまう。
不条理な目にあってトラウマを負った人は、他人にはなかなか理解されず、被害にあった苦しみを抱えながら生きている。 真面目に生きてきたにも関わらず、酷い目に合わされ、社会や人を信じられなくなり、不平等な世の中を恨むこともある。 世の中は不条理な目にあった人がいることに関心をもたない。
トラウマを抱えて繊細な人は、皆の輪に加わって一緒に楽しい時間を過ごしたいと願っているが、人と話すことに緊張し、何を話していいか分からず、辛い思いをするばかりなので、一人で時間を過ごすことになる。 言葉が喉に突っかかり、社交の場で楽しむことができないために生きることが辛いと感じる。
複雑なトラウマがある人は、過去のことを話しただけでも古傷が疼く人もいる。 酷い場合には、一日中過去のことがフラッシュバックして、感情をコントロールできず、嫌な思い出がグルグルする。 そして、気分が落ち込んで、何もできなくなる。
幼少期の頃から、親に脅かされてきた子どもは、強い圧力を感じながら、我慢を重ねて、自分の本当の気持ちやしたいことなどが、自分でも分からなくなることが多い。 何事も成功するわけがないという思い込みにつながることもあり、自尊心が欠落した大人に成長してしまう可能性も高くなる。
親が癇癪持ちの場合、子どもは本音を言うとトラブルになるため、本当の気持ちを出せなくなる。 親を怒らせないために、機嫌を伺いながら、親に合わせて話すようになる。 大人になっても、他人の顔色を伺って、自分の人生を生きれなくて、自分に嫌気がさすようになる。
繊細すぎる人は、他者と一緒にいると心身が過度に緊張して楽しむことができないことが多い。 そのため、自他の間に境界を作り、自分だけの世界を作ろうとする。 ひとりでささやかな楽しみをもち、たとえ他人に共感されなくても、穏やかな時間を作りたいと願う。
トラウマを経験した人は、不快な状況に対して、心身が過敏に反応しやすくなり、他人の表情、声、態度や、天気や温度の変化など、些細なことが嫌悪刺激になってしまうことが多い。 それらを感じとると、これまでの態度が一変し、突然感情的になったり、引きこもったりと心身に大きく影響してしまう。
親子関係のトラウマがある人は、もともと愛想が良い子でしたが、人に不当に利用されて、巻き込まれていき、疲れてしまって、何も感じなくなります。 そして、人生がうまくいかなくなり、親から愛情をほしかったというものを諦めて、人生の目標を見失い、方向性が変わった経験があることが多いです。
複雑なトラウマのある人は、目的や役割(仕事や子育て、学業)があるときは、過覚醒で活発な思考や行動が取れる。 しかし、目的が無くなると、過覚醒のスイッチがOFFになり、低覚醒モードに移る。 体を休ませるために、エネルギーが切れたかのような状態になり、半分眠ったような状態になる。
家庭環境が悪い子どもが成長するなかで、その人生に最も影響するのは、心のなかに諦めが植えつけられることにある。 自分の求めるもの、安心、最低限の生活すら諦めなければいけないと幼い頃から感じることがその人の人生に大きく影響する。
幼い頃から、子どもの安心や楽しみよりも、親の期待や希望に沿うように育てられた子どもは、大人になってもしたいことや目的が分からなくなる。 我慢して辛抱するように育てられたため、自分自身を見失いやすく肯定できなくなる。
怒鳴られたり、叩かれたりして、怖い親のもとで育った子は、その恐怖をなんとか麻痺させていくうちに自分らしさが失われて、酷い解離症状が出る場合があります。 そして。他人の顔色を過剰に気にするようになり、自分の本音や本当の感情を出せず、ネガティブな感情を抱えていく人生になることが多い。
身体疲労・精神疲労・ストレスの強い人は ◎凍りつき型 ・首や肩がガチガチに固まっている ・すべき思考にとらわれる ・物事に過敏で体調を壊す ・体の節々が痛い ◎生きる屍型 ・交感神経がシャットダウン ・手足に力が入らない ・筋肉は伸び切って体を動かすのが大変 ・考えがまとまらず、心がない
友人を作りたくてもできず孤独を抱える人は、心身ともに生きることに精一杯なことが多いです。 今置かれている状況でなんとかやっていくしかない気持ちは、他者にはなかなか理解されません。 友達のいない寂しさに耐えるよりも、無理やり楽しいふりをすることのほうが何倍も辛いと感じます。
愛情不足で育つ子供は、小さい時から寂しくて、元気がなく、その不足感を何かに依存して埋め合わせます。 元気がないというのは、その子の性格や体力など人生に重大な影響を与えます。 勉強や運動に集中して取り組むことが出来ず、将来の夢に対しても、自分にはできないと思い込むようになります。
親が頼りないとか、親子なのに他人みたいによそよそしい場合は… 子どもは大事なときに相談しなくなり、本音や本当の感情を抑えて、偽りの姿で生活します。 肝心なときに相談できず、親からまともなリアクションがもらえず災いしかもたらさない場合は、子どもは何も共有しなくなり、心を閉ざします。
トラウマを経験した人は、現実をありのままに見ているのではなく、被害を受けた体や心を通して日常を把握している。 ちょっとした他人の言動にも、神経は繊細に反応して、筋肉や心臓、脳に影響が出て、深く傷ついたり落ち込んだり、激怒したりすることで痛みや疲労、生きづらさを抱える。
トラウマや小児期の逆境体験により、神経発達が阻害され、自律神経が調整不全にある人は、病院では病気と診断されず、他者にはその苦しみが理解されづらい。 しかし、自分では管理することができない体の痛み、不眠、倦怠感、焦燥感、集中力低下、注意散漫、多動、発作、鬱など日々抱えて生きている。
自己愛が強い人は、激怒するような出来事に遭遇したとき、感情を抑えきれず、後先の人間関係を考えず、その怒りを対象にぶちまけます。 罵倒を浴びせかけ、殴る蹴る、叫ぶ、物を投げて壊すなど感情のままに振る舞います。 そうすることで、体の中に溜まった爆発的なエネルギーを放出して楽にします。
複雑なトラウマがある人は、比較的安全な場所にいても、警戒心が過剰で、防衛的な姿勢を取り、心拍数が高いです。 交感神経を優位にして、アクセルを踏んだ状態でいるので、自分の体を理解して、その状態を修正していかないと、体調が悪くなり、人間関係もうまくいかず、生きづらくなることが多い。
複雑にトラウマがある人は、苦しい時に、そばにいてくれる人がいたらと思います。 自分のことを分かってもらえて、話をきちんと聞いてくれて、共感的な態度で聞いてくれる人を探しています。 しかし、人に期待しても裏切られるばかりで、いつもひとりで悲しみ、不安、苦痛に耐えています。