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オンラインサロンとか、「良い学びを得たら対価を支払おう」的な方向を目指して、結局商売として回そうと頑張ったら、「馬鹿を騙してゴミを売れ」的なやりかたに行き着いちゃった感がある
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次亜塩素酸空間除菌スプレー、施設で借りて手に噴霧すると、ほとんどなんの匂いもしないから、中身はほとんど「ただの水」なんだと思う。売る側も「目に入ったりすると危ない」ことは十分分かっていて、あえて効かない濃度にしている。きちんとした知識を持った人が、嘘ついて作っている印象。
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医療のリソースはいよいよ少なく、患者さんの数は毎日のように増える昨今、そこに旧来の「医療を受ける権利は誰もが平等」のルールが加わると、「大きな声でごねる患者さんが少ないリソースを総取りする」という地獄が発生する。見聞する範囲で、だいたいそうなってる。
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塩野義のコロナ内服薬は、甘利明議員が余計なことを言わなかったら、「新規創薬に失敗はつきものだし、この時期だからリスクを取った企業に政府が補償を行ってもいい」という空気がもう少し醸成できたように思う。
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処方できる医薬品に欠品が目立つ問題は、最近むしろ悪化している。
これは不祥事をおこしたジェネリック医薬品メーカー単独の問題ではなく、構造的に限界が来ていた業界全体が、不祥事を契機にクラッシュしているのではないかと思う。
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ドラッグストアで、「クレベリンはもともと病院で使用されていたもので、それが一般家庭でも使用していただけるようになったんですよ」という広告放送が流れていたけれど、あれいいのか?
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「現在休まれている方もたくさんいると聞いている。そうしたことは可能だ」これがポジショントークでないのなら、総理はやっぱりリーダーを降りたほうがいいと思う。即戦力で最前線に投入ができる人材が500人「休んでいる」業界が、どこにあるんだろう?
jiji.com/jc/article?k=2…
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小林化工の事件が起きてから、出荷調整に入る薬剤が急に増えたり、薬局に納入される薬剤の銘柄が根こそぎ変わったり。正直今まで、「内服薬というものは処方箋を切れば無限に湧き出すものだ」ぐらいの認識しかなかったけれど、日本の薬品流通ってここまでギリギリだったのか、と最近驚く。
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この状態は、「ひっ迫」ではなく「破綻」でいいと思うのだけれど。
政府が「退却」を「転進」と言いかえるのはともかく、メディアがこういう表現を使う理由ってなんだろう?news.yahoo.co.jp/articles/dada4…
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PCRは商売にならないと見切る一方、抗体検査はやはり商機が。。200万個発注、「無利益」有償提供をやると、企業や飲食店なんかは一気にこっちに流れ、業務再開の免罪符的な運用になるんじゃないだろうか。。 twitter.com/masason/status…
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現場がいよいよ崩れて、入院適応の患者さんに対処ができなくなった時、たぶん政府がまっさきに手を付けるのは、「医療崩壊」という単語の言い換えなんだと思う。全滅は「玉砕」、退却は「転進」だったけれど、崩壊はなんだろう。。
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でも手洗いや個室隔離、学級閉鎖みたいな、伝統的に過ぎる感染対策は、徹底するとこんなにも効果があるのだ、ということを、コロナウイルス感染症ではなく、「今年は患者さんの発熱が極端に少ない」という体験を通じて実感している。
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国産のガウンとかマスク、軍事物資に準じた物品として買い上げ/備蓄にまわしてほしい。今年の3月4月に何があったのか、さすがにまだ記憶はあると思うのだけれど。国内の生産力が無くなると、いざというときにどれだけ困るか。
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神奈川県知事がここに来て5類推しを始めたのは、要するに「神奈川県には保健所の機能強化を行う意思も予算もありません」という宣言とだいたい一緒なんだろう。
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日本の医療固有の強みとして、CTが山ほどある、通常採血検査の余力が(恐らく)相当に大きい、通常ベッドの数は多い(医師は少ない)、アビガンの備蓄は山ほどある、といったあたりで、感染防護装備が少ない、PCR余力がない、ICUが少ない、運営できる医師も少ないというあたりが弱みで
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でも日本はこう、サイコロを6回ぐらい振って、今のところ全部6が出ている程度には、理由はわからないながらいい目が続いている現状で、このタイミングでどうにか、「なぜ日本がよかったのか」の理由をちゃんと検証してほしいなと思う。
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この記事は、「ファイザーひどい」よりも、「河野大臣以前の厚労省は、いったい何してたの?」感が強い。
sankeibiz.jp/macro/news/210…
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「厚労省にまず出して検討してもらったのですが、「非公開資料として扱います」ということでした」という言葉が重たい。。西浦先生の著書で描写されていた、数ヶ月前の状況と何も変わっていない。
buzzfeed.com/jp/naokoiwanag…
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温泉の素とサンポールのときもそうだったけれど、誰もが知っている反応であっても、それをホームセンターで手軽に変える組み合わせとして提示されると、実行する人の数が一気に増えるリスクが怖い。
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埼玉県の事例は、ふだん自分がやっていることとかなり近い業態だし、亡くなったドクターがいた場所に、仮に自分が立って応対したとしても、射殺されなかった未来が想像できない。正直他人事じゃない。
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ここに来て施設スタッフのコロナ陽性事例がけっこう増えてきているのが不気味。「調子が悪いので帰宅させたら陽性だった」施設と、「発熱をおして夜勤を完遂、陽性が発覚」した施設とで、明暗が分かれる。
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旭川、DMATの近藤先生が現地に出向しておられたけれど、あれは鉄腕アトムならお茶の水博士、鬼滅の刃なら産屋敷耀哉が、ライフルなり日輪刀なりを持って最前線で戦っている状況。
指揮官先頭かつ背水の陣、補給無しの現状そのもので。
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5類への緩和、高齢者診療の現場からは、「お願いだからやめてくれ」としか思えない。治療薬は高価だし、保健所にお願いしないと搬送先の病院が見つからないこともそうだし、コストカットするならそこだ、というのは分かるんだけれど。
sankei.com/article/202301…
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今思えば、西浦先生が8割を主張したあの頃、「官僚の壁」で数字が減衰、総理に届くときには6割になりそうだったという逸話は、「総理大臣の耳に痛いことを伝えた官僚は疎まれ、不遇な思いをする」みたいな暗黙のルールがすでにあり、きちんと機能していたからなんだろう。
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菅総理、ちょっと前は「ワクチン接種こそ切り札」と強調、最近は「新たな治療薬(抗体製剤)を徹底使用」と断じてみたり、大戦末期、震電が大活躍する架空戦記みたいになってきた。