medtoolz(@medtoolz)さんの人気ツイート(新しい順)

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ここ1ヶ月で様々な薬剤が処方できなくなったけれど、今度はメジコンとラキソベロンも厳しくなるのだと。。 ここで「日本は」という主語は大きすぎるのかもだけれど、ほんの半年前までは「処方薬が処方できない」なんてありえなかったのに、最近は週単位で処方不可能薬が増えていく。
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橋下徹さんは、医療の知識は素人レベルだろうけれど、漠然とした世論の風を読む能力はずば抜けている人だから、あの人が「医者はサボっている。病院を絞ればベッドはいくらでもある」的なことをつぶやいたのは、世間にはそう思っている人が少なからずいる、ということでもあるんだろう。
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「日本人は素直だから自宅待機を甘受する」なんてたぶん大嘘で、自宅待機に不安をいだいた誰かが外来待合室で籠城、2日目ぐらいで入院できた、みたいな事例があったら、誰もが待合室での籠城を選択するんだと思う。そういう風景が日常になる未来までは、本当に薄皮一枚で。
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医療崩壊の底が抜けるのは、「この状態なら自宅で待機しましょう」という病院/保健所/クリニックの言葉の信頼が失われた段階で。 そうなるともう、何を言われても、感染が確定した人は、総合病院の待合室に日夜居座って安心を購入しようという態度を選択して。 もちろん病院の通常業務は吹っ飛ぶ。
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毎日2万5千人レベルだと、例年のインフルエンザを考えれば、ピークの半分ぐらいの感染者数だから、もう地域の開業クリニックが、「今のシーズンに発熱したら、ほぼコロナ」ぐらいに考えるぐらいの頻度で。
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テレワーク推進とか。夏休み延期とか。理にかなった決断がちゃんと議論されているのに、どうしてパラリンピックへの児童動員はスルーなんだろう。。
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政治家の「安全/安心」は、もはや「記憶にございません」と同レベルの頻出フレーズになりつつある。
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修学旅行に中止の要請を入れる同じ日に、パラリンピックの学校観戦は実行する発言。。リーダーの矛盾した態度がどれだけ現場の士気を下げるのか。政治家の人ってそこは鈍感なんだろうか。。 news.yahoo.co.jp/articles/11f0c…
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未だにこんなのが議論になってしまうのが恐ろしい。 何がリスクになりうるのか、政府の人たちは本当は見えていないんじゃないか。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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抗体カクテル療法、早期のタイミングで使えばきっと効くのだろうけれど、統計が変わるレベルを期待して使うのなら、「抗原検査/迅速PCR陽性」即投薬ぐらいの使い方をしないと、意味がないんじゃないか。惜しむ態度は犠牲者を増やすだろうし。 その代わりそれができるだけの在庫があるのか?
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「感染制御の一環で移動を制限するために、道路/鉄道を封鎖します」と言ったら反論が吹き上がるけれど、「緊急事態宣言を奇貨に道路整備と鉄道の修理を行います。その間交通量を制限します」だと、おそらく需要の度合いが高くなる。こういう丁寧さが、今の政府には足りないと思う。
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最近の政府を見ていて思うのだけれど、「多正面作戦は難しい」という古典の教えは、単に戦力が分散するだけでなく、問題をシンプルにできない司令部を現場の兵士が信頼できなくなった結果、前線の士気がガタ落ちするリスクを説いていたんだなと。
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なんかもう、抗原検査キットの「感度が悪い」という欠点を、ウイルスが勝手に補完しているみたいだ。。
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菅総理が抗体治療のことを口にしなくなったのは、「まともに運用すると弾数が到底足りない」ということにいまさら気がついたからなんじゃないだろうか。。
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今緩めちゃだめだろうよ。。 twitter.com/nhk_news/statu…
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医師免許証はあくまでも単なる資格で、賭けるものとは違う。警察官が「怪しいからあいつを射殺すべきです。警察手帳を賭けてもいい」とか言い出したら恐ろしい。
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でも費用対効果が一番高い人流抑制の手法はと言えば、「総理が自分の言葉で、自分の感情を載せて、お願いのメッセージを発信すること」に尽きるのだけれど。実質無料だし。どうしてあの人は言葉を惜しむのか。
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感染拡大、何もかも政府のせいにするのは違うとは言え。 主治医がくわえタバコで禁煙を指導、守れなかった患者さんの呼吸器疾患が増悪したときに、「だから言ったでしょ。どうして守らなかったの?」とタバコふかしながら問われたら、その人はさすがに主治医を殴っていいと思う。
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東京都の近隣県から東京都に患者さんを搬送するケースは時々あるけれど、東京都の患者さんが受け入れ不可で埼玉県に搬送した今日の事例は、極めてまれな事例で、なおかつ恐ろしい。比較にならないぐらいにたくさんのベッド数を持った東京が、いよいよオーバーフローしているわけで。
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「反ワクチン/コロナはただの風邪」論というのは、自分たちの側から見ると、溺れかけた誰かに「その浮き輪には毒が塗られているから触ると死ぬぞ!この藁を掴みなさい。適価で売ってあげよう」という提案にしか見えないのだけれど。 浮き輪が浮くことを信じられない人を、どうすれば説得できるのか。
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SNS時代になってマスメディアの力が落ちたのは、重火器の時代になって騎兵の役割が減ったのと似た構図で、この状況から馬を鍛えても、流れはあまり変わらない。
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でも実際問題として、東京/神奈川では発熱した患者さんはもちろんのこと、今までなら救急搬送になっていた別の症状を訴える方でも、搬送に時間がかかるのが当たり前になってきた。最前線で勤務する医療従事者の書き込みはほぼ悲鳴だし。
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結果が堅固になるほど、瑕疵が目立つようになる。どんなサービスも一緒だろうけれど、充実を目指して投入された努力が、顧客の満足に見合わなくなるタイミングがどこかにある。分岐点を過ぎて当たり前になったサービスが破綻するとどうなるのか。検証はこれから2ヶ月、全国的に行われるんだろう。
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サービスが充実するほど、たくさんの人間が関わっているはずのそれは、当然の道具として認識されるようになっていく。昨今の救急医療は、電話一本で10分以内に救急車が到着、地域基幹病院まで遅滞なく無料で搬送してくれる。これはすごい蓄積を経た到達点なんだけれど、利用する人には当然に見える。
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徳田虎雄が子供だった大昔、身内が病気になっても夜間に受診できる病院がなかった逸話とか。たぶん30年以上前だけれど、中学生だった大昔、日本医科大学救命救急のドクターは、ほとんど病院に泊まり込みでの奮闘を伝えるテレビ番組とか。今の医療は進歩して、そうした不便はほぼ一掃された。