medtoolz(@medtoolz)さんの人気ツイート(いいね順)

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異なる意見を持った人の距離感は、「我々はお互いに同じものを見ていますが、立ち位置が異なると見えるものも変わってきますよね」という認識の共有をゴールにすべきで、「私と同じものを、同じように見るべきだ」をゴールにすると殺し合いになる。
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複雑にすぎる陰謀論は、「セブンイレブンは合計18だから、6+6+6でユダヤの陰謀、ローソンは直訳すると立法の息子だからユダヤの陰謀、スリーエフはFFFで、Fは6番目のアルファベットだから666」みたいな、むしろ見つける人の創作力が問われるところがある。
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こういうの、やる前にせめて、誰か医師に相談したんだろうか。。10人が10人「やめろ」と言うはずだけれど。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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「医療崩壊」という言葉には様々な切り口があるけれど、「当たり前の症状で基幹病院の外来に受診できない」「痙攣や血圧低下といった致死的な状況に対応する薬剤は薬局の在庫を見ないと選べない」の時点で、すでに政府の失敗だと思うのだけれど。医師になってから20年、ここまでひどい状況はなかった。
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コロナウイルス感染症は、第二次世界大戦の回顧録よろしく、どのタイミングで、誰がどんな決断を下し、あるいは決定を回避し、結果としてどんな状況を生み、それに対峙した誰かは誰から意見を聞き、何をしたのか、きちんと記録に残してほしい。後世に絶対に役に立つから。
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でも日本はこう、サイコロを6回ぐらい振って、今のところ全部6が出ている程度には、理由はわからないながらいい目が続いている現状で、このタイミングでどうにか、「なぜ日本がよかったのか」の理由をちゃんと検証してほしいなと思う。
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銀行には、もう利子も期待できないし、金融商品の購入を平日昼間から勧めてきたりするし、安心できる貯金箱以上の機能を期待していないんだけれど、それも無理なら、もう預ける意味がなくなってしまう。
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今振り返れば、河野太郎大臣をワクチン担当に据えていた時点で、菅元総理はコロナウイルス感染症対策に、全力で取り組んでいたんだなと。
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尾身先生の五輪発言、素直に聞けば「やるな」と言っているようにしか聞こえないのに、あそこから「頑張って安全安心の大会に向けて」と返されたら、「もうこの人は話ができない」と諦めてしまいそう。
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橋下徹さんは、医療の知識は素人レベルだろうけれど、漠然とした世論の風を読む能力はずば抜けている人だから、あの人が「医者はサボっている。病院を絞ればベッドはいくらでもある」的なことをつぶやいたのは、世間にはそう思っている人が少なからずいる、ということでもあるんだろう。
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「よく誤解されるんですよ」から始まるインタビュー、トヨタの豊田章男社長が語るとすごく納得がいくのに、パソナの竹中平蔵会長が語ると敵意しか湧いてこないのって不思議。。
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昔は「医師免許を持っている人は、よほど頭のおかしな人でない限り、なにか発言をするときには、それが医学的に妥当なものなのか、迷惑する患者さんは出ないのかを考える」みたいなことを無邪気に信じていたのだけれど、ここ2年でその信念は間違っているとよく分かった。
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オンラインサロンとか、「良い学びを得たら対価を支払おう」的な方向を目指して、結局商売として回そうと頑張ったら、「馬鹿を騙してゴミを売れ」的なやりかたに行き着いちゃった感がある
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組織が大きくなるほどに、現場とトップとの距離は遠ざかる。現場が「組織の問題」と考える失敗の原因は、トップは逆に「現場の失敗」と考える傾向が強くなる。 JR西日本列車事故のルポを読むと、当時の会長なんかは最後まで「運転手のせい」を曲げなかったらしい。
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最近の政府って、いざ戦争で敵が出現、前線から「将軍、どういう作戦で対応しましょうか?」と伝令を飛ばしたら、「みんなで団結して頑張ろう」という言葉が返ってきたような感がある。 前線は「こう勝て」という指示を期待していて、今誰もが「将軍の仕事はいつから応援になったんだ?」って思ってる。
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できない人に「どうしてできないの?」と尋ねるのは「教えたい人」であって、「教える能力のある人」とはだいぶ異っていたりする。そう聞かれたら、うなだれる前に逃げるのが正解。
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でも「有事に馬鹿が旗振るとすごい数の人が死ぬ」という教訓は、何十年かぶりに再確認できたよね。全然陳腐化していなかったし、学習効果も引き継がれてなかった。
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もう何百回も引用されているだろうけれど、「戦線から遠のくと楽観主義が現実に取って代わる。最高意思決定の段階では、現実なるものは存在しない。戦争に負けている時は特にそうだ」の論は、国家が鉄火場にある昨今、やっぱり真実だったなと。
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緊急事態宣言期間、休業を要請された職種の方々へのワクチン接種期間にあてれば、いいのにと思う。感染伝播のリスクが高い場所だからこその休業なのだし。
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旭川、DMATの近藤先生が現地に出向しておられたけれど、あれは鉄腕アトムならお茶の水博士、鬼滅の刃なら産屋敷耀哉が、ライフルなり日輪刀なりを持って最前線で戦っている状況。 指揮官先頭かつ背水の陣、補給無しの現状そのもので。
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塩野義のコロナ内服薬は、甘利明議員が余計なことを言わなかったら、「新規創薬に失敗はつきものだし、この時期だからリスクを取った企業に政府が補償を行ってもいい」という空気がもう少し醸成できたように思う。
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特に米国の反ワクチン/Qアノンの人たちとか、あれを物語に組み込んでも、どれだけ上手な作家であっても、「そんな奴らいるわけないじゃないか!ご都合主義もいいかげんにしろ」と叩かれるのは目に見えて。 あの人達を、整合性を持って物語に組み込める作家がいたら、ぜひ読んでみたい。
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埼玉県の訪問診療医が射殺された事例、犯人は母子ともに生活保護を受給していたのだと。「母親の年金を当てにしていた」という動機はそうなるとありえないし、介護が負担だったら、特別養護老人ホームへの入居も比較的簡単にできたはずで。お金じゃないところから生まれた殺意は手に負えない。
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「空間除菌」というのはファンタジー熟語なのに、夢を詰め込む余地が大きすぎ、次から次へと新商品が誕生する。効かない商品を売る側も断罪されて叱るべきだけれど、この言葉を発明した誰かは、人の形をした邪悪。
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昨日の感染者数、さすがに総理からなにかのメッセージがあるだろうと身構えてたら、まさかの無言だった。何を言っても叩かれるのは分かりきっているにせよ、逆風にあって語れない人は、リーダー続けるの無理なんじゃないかと思う。