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進次郎のプラ製品虐殺宣言、あれ誰も得しない(あの人の決断は大抵そうだけれど)政策に思えるのだけれど、誰のアドバイスなんだろう。。
国内のプラ産業が滅びたら、中国から来た安価なプラ製品がニッチを埋める未来しか思い浮かばないのだけれど。
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でも経済学者の人たちって、どうしてPCRに言及しようとするんだろう? 経済学的な切り口で感染症対策に言及するのなら、時間差通勤やそれを実現するための政策、厳しい業界への適切な補助の方法と、自助の切り分け、クリニックと基幹病院の役割分担モデルを提言とか、いくらでもやりようがあるのに
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ここ1ヶ月で様々な薬剤が処方できなくなったけれど、今度はメジコンとラキソベロンも厳しくなるのだと。。
ここで「日本は」という主語は大きすぎるのかもだけれど、ほんの半年前までは「処方薬が処方できない」なんてありえなかったのに、最近は週単位で処方不可能薬が増えていく。
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財産の管理を任せていた身内の人が連絡を絶ち、有料老人ホームに家賃が振り込まれず、生活保護を申請しようにも当人には(名目上の)財産はあるからそれも無理で、かといって追い出すわけにもいかず、みたいな制度の狭間で身動きが取れなくなった患者さんがいるのだけれど、血縁は難しい。
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でも病院にファイザーワクチン対応のディープフリーザーが導入されたら、とりあえず井村屋のあずきバーを凍らせて、どこまで硬くできるのか試してみたい。。
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温泉の素とサンポールのときもそうだったけれど、誰もが知っている反応であっても、それをホームセンターで手軽に変える組み合わせとして提示されると、実行する人の数が一気に増えるリスクが怖い。
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政府や専門家の人たちも、警戒を強めるとか気を引き締めるとかではなく、「壁に囲まれたらマスク」「しゃべるときはマスク」「黙って食事。会話するならマスク」とか、当たり前のことを、言葉を変えずに何度も繰り返してほしい。
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このウイルスは、SARSのように、世界から感染者が全くいなくなってしまうという事態は想像しづらい。季節性の、やっかいな上気道炎として、このまま共存してくか、最低限、世界中のあらゆる病院が、コロナウイルス感染の患者さんが常にいるという前提で、業務を見直す必要に迫られる。
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観客数上限1万人、「ただし招待客と関係者は除く」という抜け道を誰かが思いつき、会議室ではたぶん、「それはいい考えだ!」とばかりに、前半の上限1万人ばかりが強調されるんだろう。こういう言葉遊びは本当にやめてほしい。禁煙を厳命された人が「葉巻はだめと言われなかった」と言い訳するような。
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GoToトラベル、もちろん多少利権がらみなのはまあ当たり前と思っていたとは言え、ここまで清々しい数字が出てくると、さすがに政治家の人たち、もう少し国の方向向いて仕事してほしいと思う。
bunshun.jp/articles/-/391…
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自分の親(後期高齢者入り口ぐらい)世代が持っている、「日本は十分に成長した。もうこれ以上ガツガツしないほうがいい」という、ふわっとした満足感が、せっかくルールを作る側に回る機会を自ら手放しそこから20年、綻びの露見速度がいよいよ加速して見える昨今。
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なんかもう、抗原検査キットの「感度が悪い」という欠点を、ウイルスが勝手に補完しているみたいだ。。
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この状況で、厚労省からは「頑張れ」でもなく「ごめんね」でもなく、なんのアナウンスもないのが不気味。
やる気が無いのか。もう手札がないのか。
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これ、脚気になった弁当のメニューをぜひ公開してほしい。今の時代、自ら脚気になろうと思ったって、大抵の商品にビタミンが添加されているから、けっこう難しい。
yomiuri.co.jp/national/20230…
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医療崩壊という言葉、病院の内側からだと「本来別の仕事をしている診療科が発熱外来に動員される」時点で業務崩壊だし、外から見ると「救急車が来たのに搬送先がいつまでも決まらない」状態だと言える。
ふだん病院を利用しない人には、利用するその瞬間まで、崩壊を感覚できないことが問題で。
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本当に今さらだけれど、ノーワクチンを貫く気持ちがちょっとでもぶれたら、ワクチンは接種したほうがいいよ。。
今診察しているのは高齢の方々ばかりだけれど、内服薬を処方しても、ノーワクチンの入居者さんだけピンポイントで重症化しているし。今はそうなったときの受け入れ先もないし。
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これは「ずるい」と言うよりもまず、「勇気あるな」が先に来てしまう。。
ワクチンて、国家事業だからこそのギリギリ信頼できる薬剤で。 twitter.com/Mai_Intl/statu…
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「医師は高収入」というのは、個人的には嘘要素もかなりあって、公立病院で長く勤務したドクター以外、まずもって退職金もないし、退職後の年金もない。医師免許持ちというのはかなり恵まれた日雇労働みたいな側面があり、基本的に一生を通じて食べるすべを探さないといけない。
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緊急事態宣言の解除、もう効果が見込めないとは言え、解除の論理は「ふんどしを締め過ぎたら紐が切れたので、これからはマッパで外を歩きます」とあんまり変わらない。
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ウイルス感染症は、願ったとおりにではなく、対策されたとおりに振る舞う。規制をすれば減るし、緩和すると増える。県境をまたぐ許可を出せば県境をまたぐ。逆に、経済を回そうとする政府の規制緩和は、「たぶん減るだろう」的な、神風的な願望を織り込んで、決め打ちされたようにも見える。
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そろそろさすがに、「カラオケはよほどのことがない限りしばらくやめてください」「会食をするのなら、極力喋らないでください。できればテイクアウトの利用を」「電車の中ではマスクをして喋らないで」ぐらいに具体的な提言を出してほしい。婉曲な表現が通じる時期は過ぎた。
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ワクチンの新しい配布ロットには、ドイツ製の死腔が少ないシリンジがセットされてきた。
使用して、動作があまりにもぎこちなく、「テルモとかニプロってやっぱりすごかったんだ」と今さらながら実感する。
病院の物品、国産から海外製品に変えたとき、「今さら」を実感するのはもう何十回目なんだか。
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大成功したホンダフィットを殺しに来た初代ラクティスとか、日産の新型ノートに対する殺意を隠さない新型アクアとか。競合を潰そう、と決断したときのトヨタ車は、お買い得度がえらく高くなる気がする。
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「まん延防止等重点措置」という名称、官邸から「とにかく緊急事態宣言を連想させないような名称を」と指示された官僚の人たちが、会議室で一生懸命考えて作成しました感がすごい。
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有料老人ホームは、一度突破されると感染が一気に広がる。通年のインフルエンザよりも拡大速度は早い気がする。体調の悪い職員が、ちょっと無理して仕事をしたフロアに軒並み検査陽性が出る。
「休もうよ」と思っても、夜勤なんかは代わりがいない。むしろ今までこうならなかったのが奇跡だった。