medtoolz(@medtoolz)さんの人気ツイート(いいね順)

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医事職員を大量に動員すればサービスは良くなるし、書類仕事の処理速度も向上する。でもそこをどれだけ充実させても、直接的に病院の診療報酬が向上することはない。 このあたりの仕組みから手を付けないと、医師の給与を削る、という目標は達成できない。
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でも雰囲気として、国内にはモデルナのワクチンはまだ在庫があり、3回めを半量としたら1バイアルから20回分の接種ができるから、モデルナをベースに前倒し接種が始まると思っていたのだけれど、未だにその気配はなく。ワクチン担当相の存在感がほしい。
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病院で「文化が変わった」という経験をしたのは3回ぐらい。 老衰や、悪性腫瘍終末期を経て亡くなった患者さんに心肺蘇生をやらなくなったこと。 中心静脈穿刺の際に、滅菌手袋やガウンを着用するようになったこと。 大学が民営化して、対立していた部署が急に親切になったこと。
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最近だとアルファロールがそうだけれど、ジェネリック医薬品を作っているメーカーが不祥事をおこして以後、「今ある在庫がなくなると先発品を含めて手に入りません」という内服薬が少しづつ増えてきた。 自分たちにとっての当たり前が、じんわりと崩壊してきてる。
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「お金を配ってもどうせ貯金される」みたいな言い回しはなんだか国民が悪いようにも聞こえるけれど、雇用や政治の先行きに安心感があれば、お金が入れば使う。みんな不安だからこそ貯金する。
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岸田総理、「全国に次亜塩素酸水を配れば、不安はパッと消えますから」みたいな言葉にも耳傾けたりしてるんじゃないだろうか。。総理の口からワクチンという言葉をあまり聞かない気がするのが心配。
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「一日の死者が過去最多を更新しました」と、「その感染症について、今後警戒のレベルを緩めます」的な決定と、素朴に考えて矛盾以外の感想が出てこないのだけれど。何を言っても「お金がないからもう無理」に行き着くにせよ、雑にやらないでほしい。
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国葬やるなら、今年の所得税と住民税を恩赦してほしい。。
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政府の人、自宅での入院待機を余儀なくされている患者さんを前にして、「皆さんは待機をしているのではなく、実は療養をしていたのです」とか、胸張って言えるんだろうか? やっぱり「ベッドの準備が追いつかず申し訳ありません」から始めるのが筋なんじゃないだろうか。。
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でもこれからたぶん、トラブルリスクの高そうなご家族と被介護者が、地域の医療インフラからまるごとパージされる事例があちこちで発生すると思う。 それがたとえ自業自得とはいえ、じゃあそうなった被介護者を誰が診察するのか。
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昨年からずっとそうだけれど、高齢者施設からの、臨時の往診依頼は本当に減った。 施設スタッフの手洗いやマスクの励行が効いているのはもちろんだけれど、「発熱したら休む」という職場の文化が根付いたのは、かなり大きいんじゃないかと思う。
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5類になったらたぶん、救急搬送不可能/自宅や施設でなすすべもなく死亡みたいな事例が増え、「病院は何をやっているのか?」的なたたき記事がニュースを賑わすんだと思う。「何を」と言われても、新しいルールに適応しただけだよ、としか答えられない。
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「感染制御の一環で移動を制限するために、道路/鉄道を封鎖します」と言ったら反論が吹き上がるけれど、「緊急事態宣言を奇貨に道路整備と鉄道の修理を行います。その間交通量を制限します」だと、おそらく需要の度合いが高くなる。こういう丁寧さが、今の政府には足りないと思う。
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健康法として、毎日ニンニクを一欠片食べる習慣を続けていた患者さんに腹痛が発生、4週間ほど止めていただいたら、「同じ人か?」というぐらいに性格が変化していて驚いた。以前はピリピリした感じの、外来対応に気を使う方だったのが、穏やかで鷹揚な印象に。
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このインタビュー読んで、「よし、みずほは安心だ」と思える人って、いるんだろうか。。 tokyo-np.co.jp/article/173834
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県と市の連携は、おそらく「お互いに余力があったら助けあう」的な文言があるのだろうけれど、両者がパンクしている昨今、良かれと思って挿入された文言が、たぶん集団無責任体制の根拠になっしまう。ここを責めてもしょうがないのだけれど。
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今の診療報酬は、内容のほとんどが、医師が手を動かすことで報酬が発生する仕組みになっている。ようやく看護師さんが、病床あたりの人員体制を整えることで報酬が発生するようになったぐらい。
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「加齢による筋力低下などで一人暮らしの継続は難しいものの、判断力は保たれており、集団生活には絶対なじまない性格の高齢者」の行き場は、本当に分からない。 施設に入ると「ものすごくわがままで怒りっぽい人」になるけれど、怒りに病的な側面はなさそうで、認知機能も保たれているようなケース。
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先日のなんでも鑑定団に登場した元神奈川県警の警察署長さん、「骨董に高級外車新車5台分位の金額を費やした」とか、「知人を介して知り合った元財閥の方」とか、神奈川県警をしっていると「ああ…」と納得してしまうキーワードがすごかった。
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今日は半年ぶりに、救急搬送不可能事例があった。最前線で対処しているドクターはずっと前からこの危機感を訴えていたけれど、自分のような後方勤務の医師であっても、今年の年末年始よりも、今のほうが危ないと感じている。発熱とは無関係な患者さんでも、本来提供されるべき医療が提供できない。
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良心的な営業をしているように見えた施設が、スタッフが発熱しても頑張る側だったり、収益向上を最優先しているように見えた施設が、調子の悪い職員をうまいタイミングで出勤停止にできていたり、意外な側面を見ている気分になる。あるいは自分に見る目がなかったとも。
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今は司令部たる地域の保健所が完全にパンク状態で、独自の指揮系統を持っている救急隊が、騎兵隊よろしく分断された各病院をつないでいるような状態。リソースを増すべき場所はまずそこなのに、未だに「保健所要員を強化しました」的な話はあまり聞こえてこない。
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極論すると、医師がたくさんいて、一生懸命手を動かすと、それに見合った報酬が病院に発生する。 看護師さんは体制に見合った人数を揃えると報酬につながるけれど、一生懸命働いても、働かなくても、発生する報酬には差が出ない。
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吉野家の不祥事は言葉が過激に過ぎたけれど、もう「内輪ノリ」みたいな場所は、基本的にどこにもないんだという前提で言葉を選ばないと危ないんだろう。 勉強会みたいな場所で、あえて不謹慎な冗談を用い、共犯者意識みたいなものの醸成を通じて場の団結をはかったりする手段はもう過去の遺物。
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何年ぶりかに昔研修医だった基幹病院に直接出向く機会があり。救急外来は深夜、若い人の発熱で救急搬送される人が増えているのだと。ひどい咽頭痛と、40度に達する発熱があれば、一人暮らしの若い人なら、たしかに救急車を呼ぶだろうよなとは思う。